🏏 2026-08-08 (土) 16:30 CEST
NECナイメヘン
vs
テルスター
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- エールディヴィジ開幕節、昇格組テルスターがアウェイでNECナイメヘンに挑む。左サイドバックのハルデフェルトはクラブ47年ぶりとなる昇格プレーオフで主力を務めた立役者であり、右ウイングのルイ・メンデスもエメン時代にエールステ・ディヴィジで15得点を記録して昇格に貢献した経歴を持つ。先に開幕節を消化したエクセルシオールが勝ち点3で暫定首位に立っており、昇格組がトップリーグの初戦でどこまで通用するかが問われる一戦だ。
- NECの1トップに入るのは37歳のドゥシャン・タディッチ。アヤックス、サウサンプトン、トゥウェンテ、フローニンゲンとオランダ・イングランドで長くキャリアを積み、アル・ワフダやフェネルバフチェも渡り歩いたセルビア出身のアタッカーだ。181cmの体躯とキープ力で最前線に基準点を作り、背後の2シャドーをどれだけ前向きに走らせられるかがNECの攻撃の生命線になる。
- NECの中盤4枚は経歴の彩りが豊かだ。32歳のジャミロ・モンテイロはカーボベルデ代表として2021年アフリカネーションズカップに出場し、MLSのフィラデルフィア・ユニオンではDP(指定選手)を務めた技巧派。22歳のハンセン=アーロンは188cmの長身ながらマンチェスター・ユナイテッドのユースで技術を磨いた攻撃的MFで、20歳のビショフもブレンビーとレッドブル・ザルツブルクを経てきた逸材である。
- タディッチの背後に構える2シャドーはタイプが異なる。24歳のチェリーはスリナム代表の攻撃的MFで、左足から繰り出すスルーパスとミドルシュートが武器。QPRやマッカビ・ハイファなど多国籍のクラブで経験を積んできた。相方のルブルトンは22歳のフランス人で、カーンの下部組織で育ちリーグ2でプロデビューを果たした後にNECへ加入した決定的なパスの出し手だ。
- NECの3バックは本職の並びではない点が興味深い。CDM登録のネヤシュミッチは27歳のクロアチア人で、ハイドゥク・スプリットとオシエクで育ったボール奪取型の中盤の底。174cmながら左足のビルドアップに長けた29歳フォンフィレ、23歳のフランス人右サイドバック、ペレイラと最終ラインを組む。機動力と足元の技術を優先した人選と言える。
- テルスターの1トップは22歳のジェラニ・セードルフ。元オランダ代表クラレンス・セードルフの甥にあたり、スパルタ・ロッテルダムのユースで育ってエクセルシオールでもプレーした若手タレントだ。2列目には昇格を知る27歳のST登録オウスや、1対1の突破力を持つ25歳のヘトリらが並び、前線に推進力のあるタイプを厚く配置した布陣でNECの3バックに挑む。
- サイドの攻防では、NECの右で仕掛ける21歳ワイサと、テルスターの左サイドバック、ハルデフェルトの対決が一つの焦点になる。ワイサはロダJCから加入した170cmの左利きで、ドリブル突破とスピードが持ち味の成長株。対する31歳のハルデフェルトはユトレヒト、ヘラクレス、エメンで豊富なエールディヴィジ経験を積み、左足の正確なクロスとセットプレーのキックも武器にする。
- NECのベンチには経験値の高い名前が並ぶ。190cmのサンドラーはアヤックスのユース出身でマンチェスター・シティ在籍歴を持つ技巧派CB、193cmのウィルムソンはアイスランド代表の大型アタッキングMFでゴーアヘッド・イーグルス時代にエールディヴィジでブレイクした。35歳のリンセンはフェイエノールトや浦和レッズを渡り歩いた決定力あるCFで、終盤の切り札になり得る。
- NECのスカッドには日本代表FW小川航基とMF佐野航大が名を連ねるが、この開幕節はスタメン・ベンチのいずれにも入っていない。小川はこの日ちょうど29歳の誕生日を迎える186cmのCFで、横浜FC時代にJ2で26得点を挙げMVPに輝いた実績の持ち主。佐野はファジアーノ岡山から完全移籍した22歳のCMで、U-20ワールドカップ出場歴を持ち、兄・佐野海舟(マインツ)とともに注目を集める存在だ。
- テルスターのベンチにも見どころのある若手が控える。21歳のデミルジャンはバイエルン・ミュンヘンのユースアカデミーで育ったトルコの年代別代表ウインガーで、2024年のUEFA U-19欧州選手権にも出場した。20歳のアーメドは186cmの守備的MFで、アルフェンセ・ボーイズからヘーレンフェーンのユースに進んだオランダ・キュラソーの二重国籍保持者。終盤の投入があれば流れを変える力を持つ。