🏏 2026-08-09 (日) 12:15 CEST
スパルタ・ロッテルダム
vs
フェイエノールト
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- エールディヴィジ開幕節でいきなりロッテルダム・ダービーが実現した。スパルタもフェイエノールトも今季初戦で、しかも両者とも4-2-3-1を選択したミラーゲームとなる。ダブルボランチとトップ下の三角形がそのまま噛み合う形になるため、セカンドボールの回収と、噛み合わせを外す一本目の縦パスの質がそのまま試合の流れを左右する。
- スパルタの10番・三戸舜介とフェイエノールトの9番・上田綺世という日本人対決が実現した。164cmの三戸は23歳、アルビレックス新潟から渡欧した右利きの左ウインガーで、爆発的なスピードとカットインからのシュートを武器に2025-26シーズンは直近9試合7得点4アシストを記録している。27歳の上田はサークル・ブルッヘで22得点を挙げて得点ランク2位に入り、クラブ史上最高額でフェイエノールトに加入したCF。エリア内でのポジショニングと裏への抜け出しが最大の武器だ。
- スパルタには元フェイエノールトが先発に2枚並ぶ。トップ下のトールンストラは古巣でエールディヴィジ優勝とKNVBカップ2回制覇を経験した攻撃的MFで、ユトレヒトやADOデン・ハーグでもプレーしてきた。34歳の左利きCBマルティンス・インディも元オランダ代表として、フェイエノールトからポルト、ストーク・シティと渡り歩いた男。ベンチにもフェイエノールト在籍歴のあるボイド・レイトが控え、古巣を知る選手が守備の軸を担う。
- 逆にフェイエノールトの中盤には、スパルタ・ロッテルダムのユース出身であるジバイ・ゼキエルが先発する。171cmの22歳はスパルタとフェイエノールト双方の育成組織で育ち、オランダU21代表にも選出された経歴の持ち主。アジリティとボールキープ力で中盤のリンクマンとして機能するタイプだけに、育った街のスタジアムでどれだけ落ち着いてボールを引き出せるかが注目される。
- フェイエノールトの2列目には投資の跡がはっきり出ている。右のアニス・ハジ・ムーサは左利きのアルジェリア代表で、フィテッセでの飛躍を経て5年契約で加入した24歳。左のガウス・ディアラはトルコのイスタンブルスポルで34試合15得点を叩き出したマリ代表で、約350万ユーロでの獲得だった。中央で背番号10を背負うルチアーノ・ヴァレンテはフローニンゲン育ちの27歳、約700万ユーロの移籍金でオランダ代表にも選ばれた万能型MFだ。
- スパルタの前線も国際色が濃い。右の7番テルホは20歳のフィンランド代表で、HJKヘルシンキからユニオンSGを経てローン加入した左利きの逆足ウインガー。最前線に入るソーリソンは本職が左ウインガーの188cmアイスランド代表で、MLSのセントルイス・シティやベルギーのベールスホットを経験し、体格とスピードを併せ持つ。対するフェイエノールトの右SBリードは20歳で第3キャプテンを任された逸材だけに、サイドの主導権争いは見どころになる。
- ゴールマウスの対比も面白い。スパルタの守護神ベドナレクは33歳のポーランド人で、レフ・ポズナンで108試合42クリーンシートを積み上げた188cmのGK。ポルトでプレーするヤン・ベドナレクの兄でもある。対するフェイエノールトは193cmの23歳エルンストで、ヘルタBSCから加入したドイツ人。ともにハイボールに強いタイプだけに、クロスとセットプレーでの飛び出しの判断が明暗を分けそうだ。
- フェイエノールトのベンチには破壊力が温存されている。セム・スタインは2024-25シーズンのエールディヴィジ得点王にして年間最優秀選手に輝いた攻撃的MFで、クラブ史上最高額でトゥウェンテから加入した。約900万ユーロでポルトから来たポルトガル人右ウインガーのゴンサロ・ボルジェス、ロビン・ファン・ペルシの息子であるシャキール・ファン・ペルシも控えており、後半の交代が試合を動かす可能性は高い。
- スパルタのベンチにも打開役が揃う。アーセナルのアカデミーで育った23歳の右ウインガー、ジョエル・イデホはスピードとドリブルでの突破が武器で、フォレンダムやADOデン・ハーグでも出場を重ねてきた。テルスターから加入した188cmのゾンネフェルトはポストプレー型のCF、190cmのノルウェー人MFロアルソイはモルデ出身のフィジカル型と、高さを使った終盤のパワープレーという選択肢も持っている。