🏏 2026-08-15 (土) 16:30 CEST
ヴィレムII
vs
NECナイメヘン
4-4-1-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕節でともに敗れた両者による、今季初勝ち点を懸けた一戦。ヴィレムIIは敵地でゴー・アヘッド・イーグルスに1-4と大敗して得失点差-3の17位、NECもホームで昇格組テルスターに1-2と足元をすくわれて12位に沈んでいる。勝ち点3で首位に立つエクセルシオールを追いかける以前に、まずは0が並ぶ勝ち点欄を埋めたい両者の対戦だ。
- ヴィレムIIの4-2-3-1とNECの3-1-4-2という噛み合わせが最初の焦点になる。NECはフィテッセ出身のアダム・タハウイ(21、171cm)がアンカー1枚で3バックの前を埋める形で、ヴィレムIIが2列目のジェイデン・スローリー、ウリエル・ファン・アールスト、エセル・ギュルビュズをそのタハウイ脇のスペースへ走り込ませられるかが、ホームの攻撃の生命線となる。
- NECは2トップにブライアン・リンセンとチェリーを並べる。リンセンは170cmながらゴール前の位置取りと決定力に定評のある35歳のCFで、フェイエノールト、フィテッセ、フローニンゲンを渡り歩き、浦和レッズでJリーグも経験している。迎え撃つヴィレムIIは190cmのユスティン・ホーフマ(元ホッフェンハイム、元グロイター・フュルト)と188cmのフィン・スタム(元AZアルクマール)の高さで対抗する構図だ。
- NECの4枚並びの中盤には、アヤックスとサウサンプトンで長くプレーした37歳のドゥシャン・タディッチと、カーボベルデ代表のジャミロ・モンテイロ(32、CAM)が同居する。モンテイロはカンブールでプロデビューし、メスやフィラデルフィア・ユニオンを経てオランダに戻ってきたテクニシャンで、狭い局面でのキープと創造的なパスが持ち味。この2枚を誰が捕まえるかがヴィレムIIの守備の宿題になる。
- トップ下的な役割を担うチェリーは左利きのスリナム代表で、QPR、マッカビ・ハイファ、トゥウェンテ、カンブールと渡り歩いてきたゲームメイカー。左足のスルーパスとミドルシュートが武器だけに、ヴィレムIIのダブルボランチ、20歳のカスペル・ボーハールト(元AZアルクマール)と30歳のアレッサンドロ・チランニ(元ヘンク、元フォルトゥナ・シッタート)がどこまで前を向かせずに潰せるかが鍵を握る。
- 年齢構成のコントラストも際立つカードだ。ヴィレムIIは19歳のファン・アールストとギュルビュズ、20歳のボーハールト、21歳のペル・ファン・ローンと若手を惜しみなく先発させる一方、NECはタディッチ37歳、リンセン35歳に加え、ベンチにもウディネーゼとサンプドリアで長く戦い、古巣NECに戻ってきた36歳のブラム・ナイティンク(191cm)が控える。勢いと老獪さのどちらが流れを掴むか。
- サイドの攻防も見どころになる。ヴィレムIIの最終ラインにはヘーレンフェーン、スウォンジー、エクセルシオールを経たネイサン・チョー・ア・オン(24)と21歳のファン・ローンが並び、対するNECは中盤4枚の一角に23歳のフランス人右サイドバック、B. ペレイラを配置している。172cmと小柄ながらスピードとアジリティに優れるペレイラの上下動と、フェイエノールト育ちのスローリーの仕掛けが交錯するエリアだ。
- 両ベンチの攻撃札の質も勝負を分けそうだ。NECは元ドルトムントで29歳のエムレ・モル、193cmのアイスランド代表MFウィルムソン(ゴー・アヘッド・イーグルスでエールディヴィジをブレイクした後にバーミンガム経由で加入)、マンチェスター・U育ちの22歳ハンセン=アーロンと多彩。ヴィレムIIは192cmの34歳トーマス・フェルハイトを残しており、終盤にパワープレーへ振る選択肢を持つ。
- 守護神の顔ぶれも対照的だ。NECのゴールを守るのはマラガの下部組織で育ち、カステジョンやログロニェスなどスペインの2部・3部で研鑽を積んだ26歳のアルゼンチン人GK、G. クレタ。至近距離のシュートストップに定評がある。一方のヴィレムIIは開幕節で4失点を喫しており、31番のカルスト・デ・レーウを最後尾に据えた守備の再構築が急務となっている。