🏏 2026-08-16 (日) 16:45 CEST
アヤックス
vs
ヘーレンフェーン
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 勝ち点3で並ぶ両者の対戦。アヤックスは敵地でPECズヴォレを0-2で下して9位、ヘーレンフェーンはホームでトゥウェンテを1-0で退けて12位につけ、ともに開幕節を無失点勝利で終えている。他クラブが2試合を消化する中で両者はまだ1試合のみ。2試合で勝ち点6の首位AZアルクマールを追ううえでも、取りこぼせない一戦だ。
- ゴールマウスの顔ぶれが対照的だ。アヤックスを守るのはマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン。バルセロナで10年以上ゴールを守り、2026年前半のジローナへの期限付き移籍を挟んで同年8月にローンで加入した34歳で、足元の技術を活かした後方からのビルドアップ関与が最大の特徴。対するヘーレンフェーンはユース育ちで2025年9月から正GKに定着した20歳ベルント・クラバーブールが継続起用され、ベンチには203cmでW杯2022のオランダ代表正GKを務めたアンドリース・ノペルトが控える。
- ダブルボランチの組み合わせに両チームの色が出ている。アヤックスは3度目の在籍となる33歳デイヴィ・クラーセンと、FCトゥウェンテから約430万ユーロの買い戻し条項で復帰した22歳ユーリ・レヘールのコンビ。ヘーレンフェーンはNEC生え抜きで168cmながら運動量とボール回収に長けるプロペルと、スウェーデン史上最高額の移籍金で加入した189cmのマーカス・リンデイが並び、機動力と高さを併せ持つ。中盤の主導権争いがそのまま試合のテンポを決める。
- 背番号10同士の質の違いにも注目したい。アヤックスのオスカル・グローフはレッドブル・ザルツブルクから約1,475万ユーロで加入したイスラエル代表の攻撃的MFで、両足を自在に使うテクニックとラストパスの精度が武器。ヘーレンフェーンのリンゴ・メールフェルトはデン・ボスのユース育ちで、同クラブ史上最高額でウィレムIIへ移籍した経歴を持つCAM。狭いスペースでの創造性を競う構図になる。
- 1トップのカスパー・ドルベリは、ニース、セビージャ、ホッフェンハイム、アンデルレヒトを渡り歩いて古巣アヤックスに復帰したデンマーク代表で、代表通算56キャップ12ゴールの実績を持つ。ポストプレーと裏抜けを併用できる万能型CFだが、迎え撃つヘーレンフェーンのCBコンビは191cmのサム・カーステンと190cmのマース・ウィレムセン。空中戦では分が悪く、DFラインの背後をどれだけ突けるかが鍵になる。
- 両翼の攻防も見どころだ。アヤックスの右には34歳のステーフェン・ベルフハウスが入り、左利きのカットインシュートと精度の高いセットプレーで、パナシナイコスからパルマを経て加入したギリシャ代表左SBバシリオス・ザガリティスと対峙する。逆サイドではヘンク育ちで元ベルギー代表FWダヴィ・オイエンを父に持つ左利きのルカ・オイエンが、ユベントス下部組織とレアル・バジャドリードで育ったブラジル人右SBルーカス・ローザに仕掛ける。
- アヤックスの若手起用も注目点。トップ下のアデル・ウアザンはアヤックスユース育ちのモロッコ系オランダ人で、モロッコU17アフリカ選手権で最優秀選手に選ばれた技巧派。CBにはヨングアヤックスからの叩き上げで188cm、ファン・ダイクに比較される18歳アーロン・バウマンが先発する。ベンチにはヘントから加入し2025年3月にベルギーA代表デビューを果たした18歳ジョルティ・モキオも控えており、若い最終ラインの出来が試される。
- アヤックス史上初の日本人選手である板倉滉はベンチスタート。188cmの長身を活かした空中戦とデュエル勝率の高さが持ち味で、ブンデスリーガのボルシアMGで3シーズン主力を務めた実績を持つ29歳だ。先発CBは左利きのユーリ・バースと18歳バウマンという若い組み合わせだけに、リードを守る展開や高さ勝負の局面では、CBもボランチもこなせる板倉の投入が有力な選択肢になる。
- ヘーレンフェーンにはアヤックスに縁のある選手が2人いる。ベンチ入りしたGKティモ・スフロイデルはアヤックスのユースアカデミーで長年育ち、2025年にヘーレンフェーンのU21チームへ加入したばかりで、古巣のスタジアムに戻ってくる形だ。先発右SBのオリバー・ブラウデはバルセロナやリバプールとともにアヤックスでもトライアルを経験したノルウェーの22歳で、アムステルダムのピッチに立つ意味は小さくない。
- アヤックスのベンチの厚みも試合終盤を左右する。レバークーゼン、ヴォルフスブルク、ドルトムントでプレーしてきた30歳のドイツ人MFユリアン・ブラント、サントスとベンフィカ、アル・ヒラルを経た23歳のブラジル人マルコス・レオナルドに加え、ベルギーリーグで20ゴールを挙げエボニーシュー賞を受賞した197cmのナイジェリア代表トル・アロコダレ、ゴー・アヘッド・イーグルスで2シーズン半26得点のノルウェー人左WGオリヴァー・エドヴァルセンが控える。