🏏 2026-08-15 (土) 21:00 CEST
フォルトゥナ・シッタート
vs
カンブール
3-4-2-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕節は明暗がくっきり分かれた。フォルトゥナ・シッタートは敵地でPSVアイントホーフェンと2-2で引き分けて勝ち点1を持ち帰り11位につけ、カンブールはホームでエクセルシオールに0-4と大敗して得失点差-4の17位に沈んでいる。首位AZアルクマールが2試合で勝ち点6を積んだ一方、この両者はまだ今季初勝利がない。
- ホームの3-4-2-1とアウェイの4-3-3、噛み合わせの妙が見どころだ。フォルトゥナはハブナー、ファン・オッテレ、ピントの3バックでアマシュ、フィンク、ヘンストラの3トップを受け止める形。右サイドバックが本職のダールハウスとベルギー出身のワイリンが両ウイングバックとして押し上げれば、カンブールのサイドバック、イェッテンとコスタレリの背後が主戦場になる。
- 高さのミスマッチは数字にはっきり出ている。フォルトゥナの1トップは197cmの21歳ゼーフイクで、AZアルクマールからのローン組。ヘディングとポストプレーを最大の武器とする長身ストライカーだ。対するカンブール最終ラインはイェッテンが166cm、コスタレリが170cmと小柄で、185cmのアモファがどこまでボックス内をカバーできるかがクロスとセットプレーの攻防を左右する。
- 2シャドーに入る2人の経歴が、フォルトゥナの攻撃の質を担保する。24歳の左利きイハッタレン(CAM)はPSVのアカデミーで「神童」と呼ばれ、ユヴェントス、サンプドリア、アヤックス、RKCヴァールヴァイクを渡り歩いた才能。相方のロメニー(26歳・CF)はエメン時代にエールディヴィジで33試合11ゴールを記録し、189cmの体躯でポストもこなす万能型アタッカーだ。
- 中盤の主導権争いはフィジカルとテンポの対比になる。フォルトゥナは195cm・88kgのモロッコ出身CDMウキリと、クラブのアカデミー育ちで配球に長ける22歳ブリッタイン(CM)のコンビ。カンブールは173cmのサウレン(26歳、MVVとローダを経て加入)、18歳ブフダネ、21歳エル・アルギウイという小柄で若い3枚で対抗する。セカンドボールの回収率が試合の流れを決めそうだ。
- カンブールのスタメンは若さが際立つ。前線はヨング・アヤックス出身のフィンクが20歳、ヘンストラが19歳、中盤のブフダネは18歳。最終ラインもアヤックス育ちのイェッテンが19歳、アンデルレヒトIIとシャルルロワを経たバウフが19歳と10代が並ぶ。ADOデン・ハーグ、ゴー・アヘッド・イーグルス、ボテフ・プロヴディフでプレーした27歳アモファが、この若い守備陣をどう束ねるかが問われる。
- Jリーグを追ってきたファンには馴染みの名前が最終ラインにいる。フォルトゥナの22歳CBハブナーはウルヴァーハンプトンのアカデミーで育ったのち、セレッソ大阪でJ1を経験。2023年にインドネシア国籍を取得して代表デビューを果たした。187cmの高さとスピードを併せ持ち、ビルドアップにも積極的に関与する。前線のロメニーもオランダ生まれでインドネシア代表を選択した一人だ。
- 36歳のキャプテン、イヴォ・ピントの存在感も見逃せない。FCポルトのアカデミーで育ったポルトガル人右サイドバックは、ディナモ・ザグレブでクロアチアリーグを4度制し、ノリッチ・シティではプレミアリーグも経験した。10代を多数並べるカンブールの快足アタッカー陣に対し、正確なクロスとベテランらしい落ち着きで3バックの右を締められるかが鍵になる。
- ベンチの顔ぶれにも見どころがある。フォルトゥナにはパリ・サンジェルマンのアカデミーで「新ヴェッラッティ」と称された左利きMFミシュ(23歳・フランス、サンダーランドとアダナ・デミルスポルを経て加入)と、197cmのドイツ人GKライトマイヤーが控える。カンブールは193cmのオーストリア人FWビンダー(アウストリア・クラーゲンフルト出身)が終盤の高さ勝負の切り札になり得る。