🏏 2026-08-15 (土) 18:45 CEST
ユトレヒト
vs
AZアルクマール
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕節を落としたユトレヒトが、勝ち点0の13位でホームに戻る。初戦は敵地フローニンゲンで1-2と競り負け、得失点差もマイナス1のスタートとなった。対するAZアルクマールはADOデン・ハーグを2-0と完封して勝ち点3を獲得し、得失点差+2で4位につけている。今季の両者の対戦はこれが最初で、ユトレヒトにとってはシーズン初勝ち点をホームで手にしたい一戦だ。
- ユトレヒトの3-4-2-1とAZの4-2-3-1という噛み合わせで、両翼の攻防が主戦場になる。ユトレヒトは左に168cmのアルチュール・ザグレ(本職LB、PSG下部組織育ちでモナコ、ディジョンを経験)、右に185cmのデンマーク人ニクラス・ベステルランド(本職RB、コペンハーゲンのユース出身)をウイングバックに置く。AZは右にロザンヘロ・ダール、左に左利きのブラジル人ウェズレイ・パタチを配し、ウイングバックの背後を突きにいく。
- 先発するダニ・デ・ウィトにとっては古巣AZとの対戦になる。アヤックスのユースで育った28歳のCAMは、AZでブレイクして欧州カップ戦も経験し、その後ブンデスリーガのボーフムを経てユトレヒトへ。ゴール前への飛び出しと決定力が武器で、2シャドーの一角から相手ボランチの背後を狙う。ベンチにもAZユース出身で32歳のヨリス・ファン・オーフェレームが控え、ユトレヒトでは116試合に出場した経験を持つ。
- AZのベンチには日本人2人が名を連ねる。28歳の毎熊晟矢は元FWから転向した攻撃型の右サイドバックで、セレッソ大阪時代の2023年にJ1ベストイレブンに選出され日本代表にも定着、AZではヨーロッパリーグでトッテナムの孫興民を封じた実績を持つ。もう1人の市原吏音は21歳のCBで、RB大宮アルディージャのアカデミー出身。185cmの空中戦の強さとビルドアップを武器に2025年のJ2ベストイレブンに選ばれた。
- AZのダブルボランチは、ユベントスで活躍するテュン・コープマイネルスの弟である26歳ペール・コープマイネルスと、22歳のD.クワクマンの組み合わせ。ペールはAZアカデミー出身でエクセルシオールとアルメレ・シティへのローンを経て定着し、2024-25シーズンは34試合7アシストを記録した186cmのCDMだ。元フォレンダムのクワクマンは奪取力と配球を兼ね備えたバランサーで、この2人が中盤を握れるかが試合の流れを左右する。
- GK対決も見どころで、ユトレヒトは196cmの左利きヴァシリス・バルカス。ギリシャ代表経験を持つ32歳で、セルティックやAEKアテネで積んだ経験が強みだ。AZは26歳のベルギー人ヤリ・デ・ブッサーで、ゴー・アヘッド・イーグルス時代の2024-25シーズンにKNVBカップ決勝でPK戦2本のセーブを見せ、クラブ史上初のカップ制覇に貢献した。至近距離のセーブに定評がある。
- AZの前線はアカデミー育ちの若手が中心となる。1トップの23歳メックス・メールディンクは元AZの父マルテインを持つ生え抜きで、2022-23年のUEFAユースリーグ決勝で2ゴールを挙げてクラブの5-0優勝に貢献した。右の21歳ダールはヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦で先制点を決めた実績があり、トップ下には9歳でAZに加入し20歳でオランダA代表に選出された守備的MFのキース・スミットが入る。
- ユトレヒトの前線は多国籍だ。2シャドーには、ギャンガン育ちでロリアンとアルメレ・シティを経た24歳のフランス人ヨアン・カトリヌ(左利きのLW、カットインからのシュートが持ち味)と、バルセロナBとポルトを経験した22歳のスペイン人アンヘル・アラルコンが並ぶ。最前線には18番のアルテム・ステパノフが起用され、リードを追う展開ならベンチの194cmのFWダーフィト・ミンが高さを加える選択肢になる。
- AZの最終ラインは平均年齢が若く、22歳の187cmウーター・ゴーズと同じく22歳で191cmのL.スハウテンがCBを組み、左は22歳のメキシコ人マテオ・チャベス(グアダラハラ出身、エールディヴィジデビュー戦でアシスト)、右は20歳のイライジャ・ダイクストラが務める。開幕節を完封したこの4枚が、194cmのマイク・エールドハイゼンら高さのあるユトレヒトのセットプレーにどう対処するかが問われる。
- 両ベンチの質も勝負を分ける。ユトレヒトはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身でイラク代表のジダネ・イクバル(同クラブ史上初のブリティッシュ・サウスアジアン選手としてCL出場)、元ウォルフスブルクのアメリカ人ケビン・パレデスが控える。AZはスパルタ・ロッテルダムから約500万ユーロで加入した20歳の快速ウイング、アヤウプ・アウフキルと、ニースやフェイエノールトを渡り歩いて復帰した27歳カルヴィン・ステングスを残している。