🏏 2026-08-22 (土) 16:30 CEST
フォルトゥナ・シッタート
vs
AZアルクマール
4-3-3 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 首位AZが4位フォルトゥナのホームに乗り込む一戦。AZは開幕2連勝で勝ち点6、得点6・失点1の得失点差+5を積み上げ、同じ勝ち点6で並ぶ2位フローニンゲン(+4)を得失点差で上回って首位に立っている。フォルトゥナも1勝1分の勝ち点4で4位につけ、両チームとも今季はまだ黒星がない。
- フォルトゥナは開幕節のアウェイでPSVと2-2で引き分け、第2節はホームでカンブールを3-1で下して2試合5得点。一方のAZはホームでADOデン・ハーグを2-0、第2節はアウェイでユトレヒトを4-1と圧倒し、2試合でわずか1失点に抑えている。得点力のあるフォルトゥナの攻撃と、リーグ随一の堅さを見せるAZの守備、どちらが先に主張を通すかが最初の焦点だ。
- 最前線に入るゼーフイク(21歳)はAZからローンで加入した選手で、この試合はまさに親元との対戦になる。フォレンダムのユースからAZへ移り、OHルーヴェンやヘラクレスでの武者修行を経て今季シッタートへ。197cmの高さを最大限に活かしたヘディングとポストプレーが武器で、古巣の191cmCBスハウテンとの空中戦は見どころのひとつになる。
- フォルトゥナの3-4-2-1とAZの4-2-3-1という噛み合わせでは、サイドの数的関係が鍵を握る。フォルトゥナは左右にデ・フロート(187cm、デン・ボス出身)とワイリン(ベルギー出身、オーステンデとクラブ・ブルッヘを経て加入)を置き、AZは左SBにメキシコ代表のチャベス、右SBに20歳でオランダU-19代表のダイクストラを並べた。ウイングバックとSBのどちらが先に前を取るかで試合の重心が動く。
- 中盤の主導権争いではフォルトゥナのミシュに注目したい。パリ・サンジェルマンのアカデミーで「新ヴェッラッティ」と呼ばれた23歳の左利きで、サンダーランドやアダナ・デミルスポルを経てシッタートで再出発を図っている。対するAZはコープマイネルス(ユヴェントスのテュンの弟。2024-25シーズンは34試合7アシスト)とクワクマンのダブルボランチでテンポを握りにいく構えだ。
- AZの2列目に入るスミットは2006年生まれの20歳。9歳でAZのアカデミーに加入した生え抜きで、2023年にヨンAZでプロデビューを果たすと、若くしてオランダA代表にも名を連ねた。本職はCDMで、守備の強度とボール奪取からの素早い切り替えが持ち味。より前寄りの位置でその特長を出せるかが、AZが押し込み続けられるかどうかを左右する。
- AZのサイドアタッカーは個性が際立つ。ブラジル・サントス出身のパタチはマッカビ・テルアビブで欧州経験を積んだ22歳で、右から中へ入って左足を振るインバーテッドウインガー。もう一方のダールはアムステルダム生まれのAZ育ちで、ヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦で先制点を挙げた実績を持つ。3バックの脇のスペースを突かれると、フォルトゥナは一気に苦しくなる。
- フォルトゥナの最終ラインと前線にはインドネシア代表の2人が並ぶ。CBのハブナーはウルヴァーハンプトンのアカデミーで育ち、J1のセレッソ大阪でもプレーした22歳で、187cmの高さとスピードを備えた現代的なCBだ。前線のロメニーはオランダ生まれながらインドネシアを選択した26歳で、エメン時代にエールディヴィジ33試合11ゴールを記録。189cmを活かしたポストプレーが攻撃の起点になる。
- AZのベンチには日本人2人が控える。市原吏音は21歳のCBで、RB大宮アルディージャのアカデミーが「最高傑作」と評した逸材。185cmの高さに加えてボランチへの縦パスや展開力に優れ、2025年のJ2ベストイレブンに選ばれて日本U-20でもプレーしてきた。毎熊晟矢は28歳の右SBで、セレッソ大阪時代の2023年にJ1ベストイレブン入り。日本代表に定着し、ヨーロッパリーグではトッテナムのソン・フンミンを封じる働きも見せている。
- 両ベンチには試合を動かせる経験者が揃う。フォルトゥナにはPSVの神童と呼ばれユヴェントスやアヤックスも渡り歩いた左利きのCAMイハッタレン、そしてポルトのアカデミー育ちでディナモ・ザグレブでクロアチアリーグ4連覇、ノリッジでプレミアリーグも経験した36歳のキャプテン、イヴォ・ピントが控える。AZ側はヘラクレスで14試合10ゴールを挙げて約450万ユーロで加入したホルンカンプ、オランダ代表11キャップの35歳クラーシが出番を待つ。