🏏 2026-08-22 (土) 18:45 CEST
スパルタ・ロッテルダム
vs
ユトレヒト
3-4-3 vs 3-4-3
控え選手
控え選手
見どころ
- スパルタは11位(2試合・勝ち点3、得失点差+1)、ユトレヒトは開幕2連敗で勝ち点0の14位(得失点差-4)と、立場は明確に分かれている。ユトレヒトは第1節にアウェイでフローニンゲンに1-2で敗れ、第2節はホームで首位AZアルクマール(勝ち点9)に1-4と崩れて2試合で6失点。対するスパルタは開幕戦でフェイエノールトに0-1と屈した後、第2節に敵地でテルスターを3-1と下して今季初勝利を挙げている。
- 布陣は両者ともに3-4-3のミラーゲームで、中盤4枚の外側に本職サイドバックを置く設計まで共通している。スパルタは31歳のRB L.マルテスが安定した守備対応とオーバーラップでサイドを担い、ユトレヒトはフランス人LBのアルチュール・ザグレとデンマーク人RBのニクラス・ベステルランド(元コペンハーゲン、トロムソでは30試合全出場5得点)が上下動する。3枚同士の噛み合わせで空くハーフスペースを先に使えるかが焦点だ。
- スパルタの10番を背負う三戸舜介(23歳)は、アルビレックス新潟から渡欧した右利きの左ウイング。164cmと小柄ながら爆発的なスピードと鋭いドリブルで相手DFを翻弄し、カットインからのシュートが最大の武器。2025-26シーズンは直近9試合で7得点4アシストという数字を残しており、プレスバックとインターセプトの意識も高く90分通して運動量が落ちない。
- 古巣対戦の当事者はスパルタ側に2人いる。GKフィリップ・ベドナレク(33歳・ポーランド、ヤン・ベドナレクの兄)はレフ・ポズナンで108試合42クリーンシートを積み、ヘーレンフェーンやトゥウェンテと並んでユトレヒトでもゴールを守った経験を持つ。ベンチにはユトレヒトに2度在籍し、フェイエノールトでエールディヴィジ制覇とKNVBカップ2度の優勝を経験したCAM J.トールンストラも控える。
- スパルタの3バックは、元オランダ代表の左利きCB B.マルティンス・インディ(34歳)が軸になる。フェイエノールト、ポルト、ストーク・シティで培った対人守備の強さとリーダーシップで、20歳のアカデミー出身CB M.ヤングと、元フォレンダム・ユースで読みとポジショニングに優れる21歳N.フェルスフーレンという若い両脇を束ねる構図だ。
- ユトレヒトの背後は高さが際立つ。196cmの左利きGKヴァシリス・バルカスはセルティックやAEKアテネでプレーしたギリシャ代表経験者で、その前に立つ198cm・91kgのベルギー人CBマティス・ディデン(元ヘンク・ユース、ロダJC)が空中戦を圧倒する。対するスパルタの前線は三戸(164cm)とA.サントス(166cm・アカデミー出身のCM登録)が並ぶため、放り込みではなく足下とスピードで崩す形を選びたい。
- ユトレヒトの攻撃の設計はCAMのダニ・デ・ウィト(28歳)が担う。アヤックスのユースで育ちAZアルクマールでブレイクし、ブンデスリーガのボーフムも経験した男は、ゴール前への飛び出しと決定力が持ち味。前線にはバイエル・レバークーゼンからローン中のウクライナ人ST アルチョム・ステパノフ(シャフタール・ドネツクのユース出身)と、バルセロナBとポルトを渡り歩いた22歳アンヘル・アラルコンが並ぶ。
- 前線の一角に入る188cmのアイスランド代表ウイング、ソーリソン(27歳)は異色の経歴の持ち主だ。ハノーファー96のアカデミーで育ち、KAアクレイリでブレイクした後にベルギーのベールスホット、MLSのセントルイス・シティを渡ってきた。高さとスピードを併せ持つ彼と、小柄でテクニカルな三戸・A.サントスの組み合わせは、ユトレヒトの3バックに異なる種類の負荷をかけられる。
- 終盤の切り札の質も見どころになる。ユトレヒトのベンチにはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身で同クラブ史上初のブリティッシュ・サウスアジアン選手としてCLに出場したイラク代表MFジダネ・イクバル、194cmのSTダーフィト・ミン(RKCワールウェイクで10得点を挙げ残留に導いた)が控える。スパルタはアーセナル育ちのRWジョエル・イデホと、フィンランド代表の20歳カスペル・テルホ(元ユニオンSG、HJKヘルシンキ)を残している。