🏏 2026-08-29 (土) 18:45 CEST
AZアルクマール
vs
ゴー・アヘッド・イーグルス
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 首位AZと2位ゴー・アヘッド・イーグルスによる、開幕4節にして早くも実現した上位直接対決。AZは3戦全勝の勝ち点9で得失点差+7、GAイーグルスは2勝1分の勝ち点7で得失点差+5と、ともに無敗のままこの一戦を迎える。3位PSV、4位フェイエノールトも勝ち点7で並んでおり、勝てば単独首位を固められる重みのある90分だ。
- AZは3試合で8得点1失点という驚異的な数字を残している。開幕節はホームでADOデン・ハーグを2-0、第2節はアウェイでユトレヒトを4-1、第3節もアウェイでフォルトゥナ・シッタートを2-0と、敵地連戦を含めて危なげなく勝ち切った。守備が3試合で1失点しかしていない点は、今季ここまでのリーグで際立つ堅さである。
- 対するGAイーグルスは9得点とAZを上回る攻撃力を誇る。開幕節にホームでウィレムIIを4-1、第2節はアウェイでフェイエノールト相手に2-2と勝ち点を分け合い、第3節はホームでADOデン・ハーグを3-1で下した。ロッテルダムで強豪相手に引き分けた地力は本物で、4失点という数字と引き換えに常に点を取れるチームになっている。
- 最大の因縁は、AZのゴールを守るヤリ・デ・ブッサー(26歳、ベルギー出身の190cm)が古巣GAイーグルスと対峙することだ。ロンメルSKからGAイーグルスに加入し、2024-25シーズンのKNVBカップ決勝ではPK戦で2本を止め、クラブ史上初のカップ優勝の立役者となった守護神である。今回は敵として、その優勝メンバーが並ぶ攻撃陣を止める側に回る。対するGAイーグルスのゴールには元マンチェスター・シティのアカデミー出身で、トゥールーズでもプレーした190cmのノルウェー人シェティル・ハウグが立つ。
- 古巣対決はもう一方向にも存在する。GAイーグルスのCBヨリス・クラマー(30歳)はAZアルクマールのアカデミー出身で、187cmの体格と左足からの正確なフィードでライン統率を担い、こちらも2024-25のKNVBカップ制覇を経験している。さらにベンチには元AZの191cmターゲットマン、リコネル・マーガレット(25歳、スリナム代表)も控えており、古巣を知る選手が両軍に散らばる構図だ。
- AZには日本人2選手がベンチに名を連ねる。右SBの毎熊晟矢(28歳)はV・ファーレン長崎からセレッソ大阪に移り、2023年のJ1ベストイレブンに選出された日本代表で、ヨーロッパリーグではトッテナムのソン・フンミンを封じた実績を持つ。もう一人はRB大宮アルディージャ育ちのCB市原吏音(21歳、185cm)で、2025年のJ2ベストイレブンに輝いたビルドアップ型の守備者。首位攻防の終盤に出番が回ってくれば見どころは一気に増す。
- 両チームとも4-2-3-1で並び、ダブルボランチの主導権争いが試合の質を決める。AZは186cmのペール・コープマイネルス(ユベントスのテュン・コープマイネルスの弟、2024-25に34試合7アシスト)と、サントスFC出身で左足のカットインを得意とするブラジル人ウェズレイ・パタチが中盤の底を構成。GAイーグルスはマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーからサンプドリアを経てきた27歳のメレ・ミューレンステーンと、PSV育ちでVVV-フェンロでデビューした26歳のエフェルト・リントホルストのボックス・トゥ・ボックス型コンビが受けて立つ。
- 前線の顔ぶれは対照的だ。AZはアカデミー育ちの23歳メックス・メールディンク(父マルテインも元AZ、2022-23 UEFAユースリーグ決勝で2ゴール)を中心に、21歳のロザンヘロ・ダール(ヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦で先制点)ら生え抜きの若手が並ぶ。対するGAイーグルスは187cmのデンマーク人ソーレン・テングステッド(シルケボーIFで84試合18ゴール)、30歳のスウェーデン人ヴィクトル・エドヴァルセン、AIK出身の21歳ノルウェー人エリク・フラタケルという北欧勢が中央を固める。
- 終盤の交代カードもAZに分がある。35歳のヨルディ・クラーシはフェイエノールトで129試合、サウサンプトンでプレミアリーグを経験しオランダ代表11キャップを持つ169cmの技巧派で、ニース・アントワープ・フェイエノールトを渡り歩いて古巣に戻ったオランダ代表MFカルヴィン・ステングス、2025-26前半戦にエールディヴィジ14試合10ゴールを叩き出したイズ・ホルンカンプも控える。GAイーグルス側は16歳でノルウェー1部デビューした22歳オスカル・シヴェルツェンと、クラブ・ブルッヘ育ちでトリノ経験のあるティボ・バーテンが流れを変える役割を担う。