🏏 2026-09-06 (日) 14:30 CEST
ヘーレンフェーン
vs
AZアルクマール
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- AZアルクマールは開幕4試合を4連勝、13得点3失点(得失点差+10)で勝ち点12の2位につけている。5試合を消化して勝ち点13の首位PSVアイントホーフェンに対して1試合少ない消化数なので、ここで勝てば勝ち点15として首位に立てる計算になる。序盤戦の主導権を握るうえで落とせない一戦だ。
- 迎え撃つヘーレンフェーンは4試合で1勝2分1敗の勝ち点5、12位。初戦でトゥウェンテを1-0で下した後、アウェイのアヤックスと2-2で引き分ける健闘を見せながら、ホームではPECズヴォレに0-2で敗れ、直近はウィレムIIとのアウェイ戦を2-2で終えている。取りこぼしと粘りが交互に出る不安定さが、5得点6失点という数字に表れている。
- AZの4連勝は内容も伴っている。ホームでADOデン・ハーグを2-0、ユトレヒトにはアウェイで4-1、フォルトゥナ・シッタートもアウェイで2-0と沈め、直近はホームでゴー・アヘッド・イーグルスを5-2で撃破した。4試合で13得点という攻撃力は、6失点しているヘーレンフェーンの最終ラインにとって最大の脅威になる。
- AZのベンチには古巣対戦の男がいる。28歳のストライカー、イズ・ホルンカンプはFCデン・ボス、ウィレムIIを経てヘーレンフェーンでもプレーし、その後ヘラクレス・アルメロで開花。2025-26シーズン前半にエールディヴィジ14試合10ゴールを叩き出し、約450万ユーロでAZに引き抜かれた。ペナルティエリア内の嗅覚が武器の点取り屋が、かつての本拠地に戻ってくる。
- AZには日本人選手が2人在籍している。28歳の右SB毎熊晟矢はV・ファーレン長崎でFWからサイドバックに転向して才能が開花し、セレッソ大阪で2023年のJ1ベストイレブンに選出。日本代表にも定着し、AZではヨーロッパリーグのトッテナム戦で孫興民を封じた実績もある。豊富なスタミナと正確なクロスで右サイドを上下動する。
- もう一人の日本人、21歳のCB市原吏音はベンチスタート。RB大宮アルディージャのアカデミーが「最高傑作」と称した185cmのセンターバックで、空中戦の強さに加えボランチへの縦パスやサイドへの展開といったビルドアップ能力が高い。2025年のJ2ベストイレブンに選出された実力者が、AZの最終ラインで出番をうかがう。
- 両チームとも4-2-3-1で、ダブルボランチの経験値の差が目を引く。AZは35歳のヨルディ・クラーシ(169cm、フェイエノールトで129試合、サウサンプトンでプレミア経験、オランダ代表11キャップ)と、ユベントスのテュン・コープマイネルスの弟である26歳のペール・コープマイネルスの組み合わせ。対するヘーレンフェーンはNEC生え抜きの24歳D.プロペル(168cm)と、アントワープから来た19歳のベルギー人ノラン・クールテンスという若い2枚だ。
- AZの2列目はサイドの仕掛けが持ち味。右の11番ロザンヘロ・ダールは21歳のアムステルダム育ちで、ヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦で先制点を奪った実績を持つ。左利きの22歳ウェズレイ・パタチはサントスFC出身で、マッカビ・テルアビブへのローンを経て加入したインバーテッドウインガー。ヘーレンフェーンの両SBザガリティス(25歳・ギリシャ代表LB)とブラウデ(22歳・ノルウェー)の対応力が問われる。
- ゴールマウスの構図が独特だ。ヘーレンフェーンは自クラブ育ちでオランダU21代表の20歳ベルント・クラバーブールが2025年9月から正GKを務めており、そのベンチには203cmでカタールW杯最長身選手としてオランダ代表の正GKを張ったアンドリース・ノペルト(32歳)が控える。AZの守護神ヤリ・デ・ブッサー(26歳・ベルギー)はKNVBカップ決勝でPK2本を止めた男だ。
- AZの層の厚さはベンチにも表れる。育成組織出身でニース、アントワープ、フェイエノールトを渡り歩いて古巣に戻った27歳のオランダ代表MFカルヴィン・ステングス、スパルタ・ロッテルダムから約500万ユーロで加わった20歳の快足ウインガー、アヤウプ・アウフキル、そしてバイヤー・レヴァークーゼンからローンで来た2024年U-17欧州選手権優勝メンバーの22歳CBアンドレア・ナタリが並ぶ。