🏏 2026-09-09 (水) 18:45 CEST
トゥウェンテ
vs
テルスター
4-2-3-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- トゥウェンテは4試合で勝点7の8位、テルスターは勝点4の14位。他クラブが5試合を消化するなか両者だけが4試合という、順延分の第3節にあたる一戦だ。9得点5失点で得失点差+4のホームに対し、アウェイは5得点10失点で-5と守備の数字に開きがある。トゥウェンテが勝てば勝点10となり、4位エクセルシオール、5位フォルトゥナ・シッタート(ともに勝点10)と並ぶ位置まで浮上する。
- トゥウェンテは開幕のヘーレンフェーン戦をアウェイで0-1と落としたが、そこから立て直してホームでPECズヴォレに3-1、アウェイのカンブール戦は4-1と大勝し、前節はフローニンゲンとアウェイで2-2。今季の総得点9はすべて直近3試合で挙げたもので、開幕戦以降は無得点の試合がない。3戦負けなしの流れをホームで伸ばせるかが最初のポイントになる。
- テルスターは開幕アウェイのNEC戦を2-1で制して昇格組らしからぬ滑り出しを見せたが、その後はホームでスパルタ・ロッテルダムに1-3、アヤックスに0-4と連敗。前節もホームで最下位カンブールに2-2と勝点を落とし、フェルセン=ザイトでの3試合は未勝利のままだ。4試合で10失点という数字を、47年ぶりのエールディヴィジで敵地でどこまで抑えられるか。
- テルスターの右ウイングバックに入るヘラルド・アルダース(21歳)は、アヤックスの下部組織で育った後にトゥウェンテへ期限付き移籍した経歴を持ち、この日は古巣エンスヘデのクラブと対峙する。2026年2月から半年間テルスターでプレーし、2026/27シーズンも同クラブを選んだ右SBで、3-4-2-1の右レーンでトゥウェンテの左ウイング、ソンドレ・オリアセーテルと直接ぶつかる。
- トゥウェンテの1トップは197cmのボウト・ベグホルスト(34歳)。ヴォルフスブルクで144試合70ゴールを挙げ、マンチェスター・ユナイテッド、バーンリー、ベシクタシュを渡り歩いたオランダ代表CFで、ポストプレーと空中戦が最大の武器だ。迎え撃つテルスターの3バックは185cmのベテラン、マルヴィン・ペールスマン(35歳・フローニンゲンやカンブールを経て今夏フリーで加入)が中心。クロスとセットプレーの競り合いが勝負どころになる。
- 両ゴールマウスの対比も面白い。トゥウェンテは198cm・103kgのドイツ人ラース・ウンナーシュタル(36歳)が、シャルケ、フォルトゥナ・デュッセルドルフ、PSVを経て2021年から正GKに君臨する。対するテルスターはオランダ代表監督ロナルド・クーマンを父に持つロナルド・クーマン・ジュニア(31歳)で、47年ぶりの昇格を支えてクラブ年間最優秀選手に選ばれ、2028年までの新契約を結んだばかりだ。
- トゥウェンテの4-2-3-1はラミズ・ゼルキ(28歳・アルジェリア代表)とダウダ・ヴァイトマン(23歳・フランス)のダブルボランチが底を支える。ゼルキはクラブのアカデミー育ちで通算108試合を経てフェイエノールトへ移籍し、2025年にレンタルで復帰した象徴的存在。ヴァイトマンはPSGの下部組織からトリノ、RKCワールウェイクを経て加入したボックス・トゥ・ボックス型で、この2枚がテルスターの中盤4枚を制圧できるかが主導権を分ける。
- テルスターは3-4-2-1の中盤4枚に、本職がSTのオウス(27歳)と本職がRWのロッセン(21歳)を内側で起用する変則的な布陣。左のレーンを担うのはフェイエノールト育ちで、ユトレヒト、ヘラクレス、エメンを渡り歩いた31歳のハルデフェルトだ。左足の正確なクロスとセットプレーのキックが持ち味で、守勢が続いた場合はこのキッカーの一撃が数少ない反撃の糸口になる。
- トゥウェンテの2列目3枚は全員が仕掛けられる構成。中央のユネス・タハ(23歳・モロッコ)は左利きで、2023年のCAF U-23カップ・オブ・ネイションズ優勝に貢献し、PECズヴォレ時代にはエールステ・ディヴィジで31試合先発14得点を記録した。右のダーン・ロッツ(25歳)はアカデミー出身で2021年にプロデビューした左利き、左のオリアセーテル(22歳)はサルプスボル08から加入した右利きのノルウェー人と、いずれもカットインから左足・右足を振れる。
- ベンチの厚みでもトゥウェンテが上回る。2018年W杯準優勝メンバーでユベントス、シャルケ、フィオレンティーナを渡り歩いたマルコ・ピアツァ、アヤックスで16歳デビューを果たし最年少PK得点記録を持つトルコ人アタッカーのN.ウニュバル、190cmの元キャプテン、ロビン・プレパー(32歳)が控える。テルスター側はバイエルン・ミュンヘン育ちのトルコU19代表エミルハン・デミルジャン(21歳)と、クラレンス・セードルフの甥ジェラニ・セードルフ(22歳)が切り札だ。