🏏 2026-09-11 (金) 20:00 CEST
AZアルクマール
vs
ヴィレムII
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- AZアルクマールは開幕から5連勝、勝ち点15で首位に立つ。16得点5失点の得失点差+11は、2位PSV(勝ち点13)を上回るペースだ。対するヴィレムIIは4試合で勝ち点1の17位。4得点13失点と守備が崩れており、首位と最下位圏という順位表の両端が顔を合わせる一戦になる。
- AZの5試合は内容も伴っている。開幕節はホームでADOデン・ハーグを2-0で下し、第2節はアウェーでユトレヒトに4-1、第3節もアウェーでフォルトゥナ・シッタートを2-0と完封。第4節はホームでゴー・アヘッド・イーグルスに5-2で打ち勝ち、第5節もアウェーでヘーレンフェーンを3-2で振り切った。敵地での3試合をすべて勝ち切っている点に、今季の充実ぶりが表れている。
- ヴィレムIIはプレーオフを勝ち抜いて1年でのエールディヴィジ復帰を果たしたクラブで、今季はローンと育成組織の若手を軸に編成されている。開幕節はアウェーでゴー・アヘッド・イーグルスに1-4、第2節はホームでNECに1-4と大量失点が続き、第4節はホームでヘーレンフェーンと2-2で今季初勝ち点。直近の第5節はホームでエクセルシオールに0-3と完封負けを喫している。
- 日本人2選手がAZのベンチに入っている。右サイドバックの毎熊晟矢は28歳、セレッソ大阪で2023年のJ1ベストイレブンに選ばれた日本代表で、ヨーロッパリーグではトッテナムのソン・フンミンを封じた実績を持つ。もう1人は21歳のCB市原吏音。RB大宮アルディージャのアカデミーが生んだ185cmのビルドアップ型で、2025年のJ2ベストイレブンに選出されている。出番があれば注目したい。
- ヴィレムIIの最終ラインには古巣対戦となる2人が並ぶ。CBマクシム・デッカーは190cmの左利きで、AZのアカデミー育ち。左足からの正確なビルドアップが評価される22歳だ。相棒のフィン・スタムは23歳で、ヨングAZからのローンで加入した経歴を持ち、AZとフローニンゲンで育った。ベンチにもAZ育成組織出身の20歳MFボーハールトが控える。
- AZ側にも古巣対戦の可能性がある。ベンチに座る28歳のイズ・ホルンカンプは、FCデン・ボス、ヴィレムII、ヘーレンフェーンを経てヘラクレス・アルメロでブレイクしたストライカー。2025-26シーズン前半にはエールディヴィジ14試合で10ゴールを記録し、約450万ユーロでAZに加入した。ペナルティエリア内での嗅覚が武器で、途中投入なら古巣のゴールを狙うことになる。
- AZの中盤は経験と若さの融合だ。アンカーの一角は35歳のヨルディ・クラーシで、フェイエノールトで129試合、サウサンプトンではプレミアリーグを経験し、オランダ代表11キャップを持つ。169cmと小柄ながらボール奪取とパスで中盤を仕切る。相方は26歳のペール・コープマイネルス。ユベントスのテュンの弟で、186cmの高さとセットプレーの精度を武器に2024-25シーズンは34試合7アシストを記録した。
- 攻撃陣はアカデミー勢が主役になる。トップ下のカルヴィン・ステングスはニース、アントワープ、フェイエノールト、ピサを渡り歩いて古巣に戻った27歳のオランダ代表で、右足のラストパスが持ち味。1トップのメックス・メールディンクは元AZ選手を父に持つ23歳で、2022-23年のUEFAユースリーグ決勝で2得点を挙げた。21歳のロザンヘロ・ダールもELのフェネルバフチェ戦で先制点を決めた実績を持つ。
- ヴィレムIIで経験値を担うのは最終ラインの2人だ。右サイドバックの29歳ヒデ・テル・アーフェストはユトレヒトとトゥウェンテで長く主力を務め、オックスフォード・ユナイテッドでイングランドも経験した攻撃的なSB。左には24歳のネイサン・チョー・ア・オンが入り、ヘーレンフェーンやエクセルシオール、そしてスウォンジーでの経験を持つ。中盤には20歳のファン・アールストら育成組織出身の若手が並ぶ。
- ヴィレムIIのベンチには対照的な2枚のカードがある。1人は18歳のデンマーク人ストライカー、チドジー・オビ・マーティン。188cmの体格を持ち、マンチェスター・ユナイテッドを経て加入した、ユース年代で驚異的な得点ペースを残してきた逸材だ。もう1人は192cmの34歳トーマス・フェルハイトで、ADOデン・ハーグやゴー・アヘッド・イーグルスで長く戦ってきたポストプレーヤー。若手主体の前線をどう使い分けるかが見どころになる。