🏏 2026-09-13 (日) 16:45 CEST
PECズヴォレ
vs
フェイエノールト
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 15位のPECズヴォレ(5試合1勝1分3敗、勝ち点4、6得点10失点で得失点差-4)が、4位で今季唯一の無敗を守るフェイエノールト(3勝2分、勝ち点11、13得点)をホームに迎える。首位AZアルクマール(勝ち点16)を勝ち点5差で追うフェイエノールトには取りこぼしの許されない一戦であり、16位カンブール(勝ち点4、得失点差-9)と紙一重のズヴォレにとっては早くも残留争いを左右する90分になる。
- 対照的なのは両者のホーム・アウェーの傾向だ。ズヴォレはホーム2試合でアヤックスに0-2、NECナイメヘンに1-3と連敗しており、勝ち点4はすべてアウェーで拾ったもの(第3節ヘーレンフェーン戦2-0、第5節スパルタ・ロッテルダム戦2-2)。一方のフェイエノールトはアウェー3戦全勝(スパルタ1-0、カンブール5-2、NEC 3-1)に対し、ホームではGOアヘッド・イーグルスとADOデン・ハーグにいずれも2-2と足踏みしている。
- ともに4-2-3-1を採用する同型対決で、ダブルボランチの主導権争いが最初の焦点になる。フェイエノールトはモロッコ代表のウサマ・タルガリン(24歳・CDM・186cm、マルセイユのアカデミー出身でル・アーヴルを経て加入)と、ユニオン・サンジロワーズで106試合に出場したベルギー代表シャルル・ヴァンハウテ(27歳・CDM)を並べる。対するズヴォレは186cmのデンマーク人トビアス・セーレンセン(24歳)とアカデミー育ちのニック・フィヒティンガー(22歳・CM)という若い組み合わせで、この体格差とキャリア差をどう埋めるかが問われる。
- フェイエノールトの最終ラインには日本代表CBの渡辺剛(29歳・184cm)が入る。FC東京からKVコルトレイクを経てKAAヘントでは公式戦100試合に出場し、ゲームキャプテンも務めた統率力の持ち主だ。滞空時間の長いヘディングと鋭い読みからのインターセプト、ボックス内でのシュートブロックに秀でるだけに、5試合で7失点と数字上はやや緩い守備ブロックを経験で締められるかどうかに注目したい。
- 渡辺とコンビを組むジェレマイア・シン・ジュステ(25歳・CB・179cm)は、フェイエノールトのアカデミーからマインツ05、スポルティングCPとステップアップを重ね、2026年1月に古巣へ復帰した。スピードとアジリティに優れたボールプレーイングCBで、高速ドリブルでの持ち上がりがビルドアップの起点になる。守備のタイプが異なる渡辺との役割分担が、後方からの前進の質を左右する。
- ズヴォレの攻撃は、チーム最多得点を記録する1トップのコーエン・コストンス(26歳・ST・186cm)に懸かる。MVVマーストリヒトのアカデミー育ちで同クラブ157試合32ゴール、スウェーデンのダルクルドFFでは16試合11ゴールという爆発力を見せ、パーダーボルンで2.ブンデスリーガも経験した苦労人だ。右足の正確なシュートとエリア内での嗅覚で、渡辺とシン・ジュステの背後をどれだけ突けるか。
- サイドの1対1も見どころになる。フェイエノールト右のアニス・ハジ・ムーサ(24歳・RW・アルジェリア代表)は左利きのカットインが最大の武器で、ベルギー下部リーグからフィテッセ経由で這い上がってきた仕掛け屋。対峙するのはズヴォレの左サイドバック、左足のクロスが持ち味の22歳オリビエ・アールツェンだ。反対サイドではヘントやコルトレイクを渡り歩いた175cmのベルギー人ディラン・ンバヨ(24歳)が、第3キャプテンに任命された20歳の右SBジヴァイロ・リードに挑む。
- ズヴォレの最終ラインは経験と高さの組み合わせだ。37歳のニック・フィールヘフェルはアヤックス、PSV、AZアルクマール、ユトレヒトと渡り歩いたオランダ代表3キャップのベテランで、左足の精度の高いビルドアップを担う。相方はランダースFCからセリエBのパレルモを経て加入した191cmのデンマーク人シモン・グレイブス(27歳)で、空中戦の強さとロングフィードが武器。192cmのイグナシオ・フェリとの高さ勝負は見ものだ。
- 両ベンチの厚みも勝負を分けそうだ。フェイエノールトは2024-25シーズンのエールディヴィジ得点王にして年間最優秀選手、クラブ史上最高額でトゥウェンテから加入したセム・スタイン(24歳・CAM)を控えに置き、元オランダ代表FWを父に持つシャキール・ファン・ペルシ(CF)も名を連ねる。ズヴォレはフローニンゲンからレンタル中でAZ育ちのタイス・オースティング(26歳・CAM)と、ニューカッスルやブラックプールでイングランドを経験した189cmのエリアス・セーレンセン(26歳)が切り札となる。