🏏 2026-10-10 (土) 18:45 CEST
フェイエノールト
vs
AZアルクマール
4-3-3 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 7試合を終えて両者ともに無敗という上位対決。AZは6勝1分けの勝ち点19で、首位PSV(8試合・勝ち点19)と並びながら1試合消化が少ない2位につける。フェイエノールトは5勝2分けの勝ち点17で3位だが、得失点差はリーグ最高の+18を記録している。勝った方が首位を射程に捉える、序盤戦の行方を大きく左右する90分だ。
- 攻撃力ではフェイエノールトが際立つ。7試合で25得点はリーグ屈指の数字で、第6節は敵地でPECズヴォレを7-0、第7節はホームでユトレヒトを5-0と、直近2試合だけで12得点を奪った。対するAZは18得点ながら、直近のホーム2戦はウィレムIIと1-1、テルスターに1-0と競った内容が続いており、爆発力と堅実さのコントラストが興味深い。
- 守備の堅さも両者の共通点で、AZは7試合6失点、フェイエノールトは7失点とリーグ最少クラスに並ぶ。AZのゴールを守るヤリ・デ・ブッサーは、GAイーグルス時代にKNVBカップ決勝でPK2本を止め、クラブ史上初のカップ制覇に貢献したベルギー人GK。迎える側は193cmの長身を誇る、ヘルタ・ベルリン育ちのドイツ人チャルク・エルンストだ。
- AZの中盤には古巣を知る顔が並ぶ。14番カルヴィン・ステングスはAZの育成組織出身でありながら、ニース、アントワープ、そしてフェイエノールトを渡り歩いて戻ってきた27歳のオランダ代表MF。8番ヨルディ・クラーシはフェイエノールトで129試合を戦い、サウサンプトンでプレミアリーグも経験した35歳だ。ベンチにもフェイエノールトのアカデミー出身で、ボローニャでセリエAを戦ったデンソ・カシウスが控える。
- 両軍とも4-3-3を採用し、中盤3枚同士のぶつかり合いがそのまま主導権争いになる。フェイエノールトはマルセイユのアカデミー育ちでモロッコ代表のウサマ・タルガリン(186cm)と、ユニオン・サンジロワーズで106試合を戦ったベルギー代表シャルル・ヴァンハウテを並べ、171cmのジバイ・ゼキエルがリンクマンを担う。AZはクラーシと、ユベントスのテュンを兄に持つペール・コープマイネルス(2024-25は34試合7アシスト)が底を固める。
- サイドの1対1も見逃せない。フェイエノールトの右ウイング、アニス・ハジ・ムーサはパリ出身のアルジェリア代表で、左利きのカットインを最大の武器とする24歳。これを受け止めるAZの左サイドバックは、グアダラハラ出身でエクトル・モレノ以来のメキシコ人AZ戦士となったマテオ・チャベス(22歳)。左足のクロスで攻め上がりたいチャベスが、どこまで前に出られるかが鍵になる。
- 最前線では高さの勝負が見られそうだ。フェイエノールトの19番イグナシオ・フェリは、フランクフルトやコルトレイク、ウェステルローを経て加入した192cmのスペイン人FWで、前線で高さを活かすタイプ。迎え撃つAZのCBコンビは191cmのルイス・スハウテンと187cmのウーター・ゴーズで、ともに22歳。空中戦の主導権はセットプレーの行方にも直結する。
- AZの前線はアカデミー色が濃い。9番メックス・メールディンクは元AZの父マルテインを持つ生え抜きで、2022-23のUEFAユースリーグ決勝で2得点を挙げた勝負強さが光る23歳。右ウイングのアヤウプ・アウフキルは170cmと小柄ながら、スパルタ・ロッテルダムから約500万ユーロで引き抜かれたスピードスターで、1対1の突破力は屈指だ。
- 日本人選手はAZのベンチに2人。毎熊晟矢はセレッソ大阪時代に2023年のJ1ベストイレブンに選ばれた28歳の右サイドバックで、UEFAヨーロッパリーグではトッテナムのソン・フンミンを封じた経験を持つ。21歳の市原吏音はRB大宮アルディージャ育ちの185cm CBで、2025年のJ2ベストイレブンに名を連ねた。なお、フェイエノールトの上田綺世と渡辺剛はこの試合のメンバーリストに名前がない。
- フェイエノールトのベンチには切り札セム・スタインが控える。2024-25シーズンにエールディヴィジ得点王と年間最優秀選手を同時に手にし、クラブ史上最高額の移籍金でトゥウェンテから加入した24歳の攻撃的MFだ。173cmと小柄ながらゴール前のポジショニングとシュート精度は抜群で、拮抗した展開になればその一振りが流れを変え得る。