🏏 2026-10-17 (土) 16:30 CEST
ADOデン・ハーグ
vs
PSVアイントホーフェン
5-3-2 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- リーグ17位・勝ち点3のADOデン・ハーグが、2位・勝ち点19のPSVをホームに迎える。ADOは8試合で0勝3分5敗、9得点19失点の得失点差マイナス10で、最下位ウィレムII(勝ち点2)との差はわずか1。一方のPSVは首位フェイエノールト(勝ち点20)を1差で追い、勝ち点で並ぶ3位AZを得失点差(+16と+10)で上回る位置につけており、優勝争いの観点からも取りこぼしは許されない。
- ADOの直近5試合はD-L-L-D-Dで、3つの引き分けを挟みながら8試合未勝利が続く。第4節は敵地で首位フェイエノールトと2-2、第7節はホームでカンブールと1-1、第8節も敵地テルスターと2-2と粘った一方、第5節はホームでフォルトゥナ・シッタートに2-3、第6節は敵地トゥエンテ戦を0-2で落としている。今季初勝利を狙うには最も分の悪い相手がやって来た。
- PSVは8試合で26得点・10失点と、数字がそのまま攻撃力を物語る。第4節は敵地でユトレヒトを1-6と粉砕し、第5節はアヤックスの本拠地で3-1、第6節はホームでスパルタ・ロッテルダムを4-1と大勝が続いた。唯一の黒星は第7節アウェイのトゥエンテ戦(2-3)で、第8節はホームでヘーレンフェーンを2-0と退けてすぐに立て直している。
- かみ合わせはADOの5-3-2とPSVの4-2-3-1。ADOは189cmのワーム、186cmのヴィルヘルム、オランダの下部リーグから叩き上げたミュルダーを中央に並べた5バックでスペースを消す構えで、サイドではギニア出身のシラ(27歳)が走力で応戦する。PSVは本職が右SBのヘールトロイダとデストを同時起用し、左SBが本来のポジションであるマウロ・ジュニオールを中盤の底に置く可変的な配置を採る。
- PSVの中盤では日本人MF佐野航大(23歳)が先発する。ファジアーノ岡山からNECナイメーヘンを経てPSVにたどり着いたセントラルMFで、ボール奪取と正確なパスワークで攻守をつなぐ万能型だ。U-20日本代表としてW杯に出場した経験を持ち、兄・佐野海舟はマインツでプレーする。本職左SBのマウロ・ジュニオールと組むダブルボランチが、相手の中盤3枚との数的関係をどう整理するかに注目したい。
- PSVの2列目はティル、サントス、マンの3枚。中央のティル(28歳)はAZからスパルタク・モスクワへ1800万ユーロで移籍し、フライブルクとフェイエノールトも渡り歩いたオランダ代表の攻撃的MFで、PSV移籍初戦のアヤックス戦でハットトリックを決めた飛び出しが武器。右のマン(28歳)はFCSBからパルマへルーマニア史上最高額1100万ユーロで移籍した左利きで、EURO 2024でも母国のグループ首位通過に貢献した。
- 1トップには本職が攻撃的MFで190cm左利きのマイナンス(26歳)が入る。スパルタ・ロッテルダムからAZを経てPSVに加わった長身の技巧派で、中盤に降りて組み立てに関わる動きが多いタイプだ。これを捕まえる役回りになるのがブレントフォードやヘラクレスを渡り歩いたチェコ人MFジャンブーレク(25歳)と、母国ハカ出身で球際の強さが売りのフィンランド人キロ(24歳)。この受け渡しがADOの守備の生命線になる。
- ADOの2トップは20歳コンビ。背番号9のバルはスパルタ・ロッテルダムの育成組織出身で、2025年前半にパルマへ期限付きで武者修行した後、同年8月に完全移籍で加入した。相方のフェレイラ・エドゥアルドは193cmのチェコ人FWで、RBライプツィヒとホッフェンハイムの育成を経てエメンとドルドレヒトで実戦を積んできた。PSVの最終ラインではアカデミー育ちの左利きCBオビスポ(27歳)がカバーリングで応じる。
- ADOのベンチにはPSVにゆかりのある選手が2人座る。ミリアン・ヒメネス(23歳)はPSVとヨングPSV、さらにデンマークのオールボーを経て加入した176cmの中盤で、小柄ながら足元の技術と機動力で違いを作るタイプ。出番が来れば古巣との再会となる。ナイジェル・トーマス(25歳)もヨングPSV時代を持つキュラソー出身のアタッカーで、ヴィボーやナシオナルなど各国を渡ってきた。
- PSVのベンチには37歳のペリシッチが控える。クロアチア代表142キャップ33ゴールを誇り、2018年W杯決勝でもゴールを決めた大ベテランで、インテル、バイエルン、トッテナム、ドルトムントを渡り歩いた経験を終盤に投入できるのは大きな武器だ。同じく控えのバイラクタレビッチ(21歳)はアメリカ生まれながらボスニア・ヘルツェゴビナ代表を選択した左利きの右ウインガーで、1対1の突破力に長ける。