🏏 2026-10-18 (日) 14:30 CEST
カンブール
vs
AZアルクマール
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- AZは8試合で6勝1分1敗の勝ち点19、得失点差+10で3位につける。首位フェイエノールト(9試合・勝ち点23)とは4ポイント差ながら消化試合は1つ少なく、同勝ち点のPSV(得失点差+15)を射程に捉えた位置にいる。対するカンブールは勝ち点8の13位で、11得点19失点の得失点差は-8。14位ユトレヒトと勝ち点で並ぶ混戦の中、上位相手にどこまで持ちこたえられるかが問われる一戦となる。
- 両者は今季ここまで対戦がなく、これが初顔合わせ。カンブールは第6節にホームでNECナイメヘンを3-0と退け、第7節はアウェーでADOデン・ハーグと1-1、第8節もアウェーでPECズヴォレを0-1で下して3試合無敗と流れを引き寄せている。一方で第4節にはホームでトゥエンテに1-4と大敗しており、リーグワースト級の19失点という守備の脆さが上位相手に出るかどうかが鍵になる。
- AZの直近5試合は3勝1分1敗。第4節にホームでゴー・アヘッド・イーグルスを5-2で圧倒し、第5節はアウェーのヘーレンフェーン戦を2-3で競り勝ち、第7節はホームでテルスターを1-0と完封した。ただし直近の第8節はアウェーでフェイエノールトに0-2で敗れており、首位との直接対決で止まった歩みを、ここで立て直せるかが問われる。8試合でわずか8失点の守備は今季の強みだ。
- 中盤の構図が試合の主導権を左右する。AZのダブルボランチは35歳のヨルディ・クラーシと26歳のペール・コープマイネルス。クラーシは169cmと小柄ながらフェイエノールトで129試合、サウサンプトンでプレミアリーグを経験し、オランダ代表11キャップを持つ2019年からの中盤の要だ。186cmのコープマイネルスはユベントスのテュンの弟で、2024-25シーズンは34試合7アシストを記録している。カンブールは26歳のニッキー・サウレンがMVVとローダで培った運動量で対抗する。
- AZの2列目は質が高い。中央にはニースやアントワープ、フェイエノールト、ピサを渡り歩いて古巣に戻った27歳のカルヴィン・ステングスが構え、右足のラストパスで違いを作る。右の20歳アヤウプ・アウフキルはスパルタ・ロッテルダムから約500万ユーロで加入した170cmのスピードスター、左のロザンヘロ・ダールは22歳のオランダU21で、ELのフェネルバフチェ戦で先制点を決めた経験を持つ。1トップの23歳メックス・メールディンクは元AZのマルテインを父に持ち、2022-23年のUEFAユースリーグ決勝で2得点を挙げた生え抜きだ。
- カンブールの前線は193cm・94kgの24歳ニコラス・ビンダー。アウストリア・クラーゲンフルトから加入したオーストリア人ストライカーが起点となり、左には23歳のイリエス・アマシュが構える。ヴァランシエンヌ、シャルケ04、アミアンでプレーしてきたフランス人アタッカーだ。迎え撃つAZのCBコンビは、ともに22歳で187cmのウーター・ゴーズ(オランダU21)と191cmのルイス・スハウテン。空中戦の攻防は見ものになる。
- 日本人2人はベンチスタート。21歳の市原吏音は185cmのセンターバックで、RB大宮アルディージャのアカデミーが輩出した逸材として2025年のJ2ベストイレブンに選出され、日本U20代表も経験している。29歳の毎熊晟矢は元FWから転向した右サイドバックで、セレッソ大阪時代に2023年J1ベストイレブンに選ばれ、日本代表に定着。ELではトッテナムのソン・フンミンを封じた実績を持つ。先発の最終ラインはメキシコ代表の22歳マテオ・チャベス、スハウテン、ゴーズ、そして172cmで20歳のイライジャ・ダイクストラが組む。
- カンブールのベンチには古巣との再会が待つ選手がいる。24歳のヨルン・ベルクハウトはAZの育成組織で育ち、ヨングAZで実戦を積んでからカンブールに加わったディフェンダーで、若い守備陣では経験のある側に回る存在だ。対するAZの先発にはゴーズ、コープマイネルス、ダールと生え抜きが並び、アルクマールの育成力そのものがピッチ上で向き合う構図になる。
- GK対決にも因縁がある。AZの26歳ヤリ・デ・ブッサーはゴー・アヘッド・イーグルス時代の2024-25シーズン、KNVBカップ決勝のPK戦で2本を止めてクラブ史上初の優勝に貢献したベルギー人。一方、カンブールの控えGKルカ・プログマンもその優勝メンバーで、ブレーメンのアカデミー出身でブンデスリーガ出場歴を持つドイツ人だ。カンブールの先発GKは192cmの24歳タイス・ヤンセンで、フェイエノールト育ちからデ・グラーフスハップ、FCオスを経て正守護神を任されている。
- カンブールは若さが際立つスカッド。ノルウェーのミョンダーレンから加入したファビアン・クヴァムはこの日が21歳の誕生日で、ベンチにはアヤックス育ちの19歳ルーカス・イェッテン、ヨングPSVから加入した18歳サミ・ブフダネ、ヨング・アヤックス経由で背番号9を託された187cmの20歳スカイ・フィンクが並ぶ。一方で、スカッド最年長でキャプテンを務める27歳ジャマル・アモファはメンバー外となっており、経験の差をどう埋めるかが課題になる。