🏏 2026-04-01 (水) 19:00 JST
ヴィッセル神戸
vs
清水エスパルス
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- この試合最大のストーリーは、神戸のベンチに座る乾貴士の古巣対戦だ。清水エスパルスでプレーした経験を持つ37歳は、スペインのエイバルとベティスでラ・リーガ通算100試合以上に出場し、2018年ロシアW杯のセネガル戦では見事なゴールを決めた技巧派。年齢を重ねてもボールコントロールと創造性は健在で、途中出場のカードとして投入されれば勝手知ったる相手にドリブルを仕掛けることになる。
- 中盤には青森山田高校の縁が交差する。神戸の郷家友太は同校出身でベガルタ仙台ではキャプテンを務め、2度のチーム得点王とクラブ年間最優秀選手賞を獲得した26歳のCAM。対する清水の宇野禅斗は青森山田で3冠を達成した22歳のCDMで、「世界のボールハンター」と称される球際の強さとE-1選手権での日本代表デビューが示す通り、1人いるだけで守備が締まる存在だ。
- 神戸の中盤の完成度は高い。185cmの扇原貴宏は左足から高精度のロングパスを配球し、セットプレーのキッカーとしても危険な34歳。その隣でセルティック在籍歴を持つ井手口陽介が豊富な運動量とボール奪取で中盤を締める。W杯予選のオーストラリア戦で決勝ゴールを決めた29歳のパンチ力あるミドルシュートも、清水の守備陣にとっては警戒対象になる。
- 清水の前線には193cmのオ・セフンがそびえ立つ。FC町田ゼルビアや蔚山現代FCを経験した27歳の韓国人CFは、長身を活かした空中戦と懐の深いポストプレーが持ち味で、左足のフィニッシュ精度も高い。迎え撃つ神戸のCBは、フラメンゴのユースでヴィニシウス・ジュニオールらと同時期を過ごした186cmのマテウス・トゥーレルと、左利きで配球に長けたカエターノのブラジル人コンビだ。
- 逆サイドのターゲットは神戸の小松蓮。183cmながら優れた跳躍力でヘディング勝負を制し、J3得点王とJ2得点ランキング上位の実績を持つ27歳は、豪快な左足シュートも備える。マークにつくのは浦項スティーラーズで評価を高めた韓国代表経験者パク・スンウクと、大学時代にFWからCBへ転向し2024年J2ベストイレブンに輝いた住吉ジェラニレショーン。空中戦の攻防は見逃せない。
- 左足のキッカーが両軍に揃うのも見どころだ。神戸の永戸勝也は横浜F・マリノスでのリーグ優勝と2年連続のJリーグ優秀選手賞を誇る31歳のLBで、精度の高い左足クロスに加えてロングスローも武器にする。清水は左利きながら右サイドを主戦場とする中原輝が東京ヴェルディ時代に昇格プレーオフで直接FKの決勝点を挙げており、セットプレー1本が試合を動かす可能性がある。
- サイドの仕掛け合いも面白い。清水の左に入るカピシャーバは170cmの左利きブラジル人で、パワフルかつスピード溢れるドリブル突破と守備のハードワークを両立するアタッカー。セレッソ大阪でJ1の経験を積んでから清水へ完全移籍した29歳を止めるのは、スピードと縦の推進力を持つ右サイドバックの飯野七聖と、両サイドをこなせるユーティリティ性が光る広瀬陸斗になる。
- 清水の攻撃の設計図を描くのは小塚和季だ。川崎フロンターレ、アルビレックス新潟、韓国の水原三星ブルーウィングスなど多彩なキャリアを歩んだ31歳のCAMは、長短のパスを正確に操ってリズムを変えられるうえ、自らゴールも狙える。前線では清水ユース育ちの22歳、千葉寛汰が藤枝MYFCや徳島ヴォルティスでの武者修行で広げたプレーの幅を見せる。
- 神戸のベンチの厚みは圧巻だ。2018年ロシアW杯のコロンビア戦で決勝ゴールを決め、ヴェルダー・ブレーメンや1.FCケルンで戦った35歳の大迫勇也が控え、天皇杯で時速37.8kmを記録したスプリンターのジェアン・パトリッキも待機する。さらにブンデスリーガで日本人初のキャプテンを務めた酒井高徳を最終ラインに投入できる状態で、終盤の展開次第で一気にギアが上がる。
- 清水も若い交代カードを用意する。横浜F・マリノスでJ1を経験した23歳の井上健太がスピードと精度の高いクロスで流れを変え、大津高校で10番を背負い高校年代の全国制覇へ導いた19歳の嶋本悠大、エンゴロ・カンテとデ・ブライネを目標に掲げる左利きの弓場将輝が中盤の強度を保つ。ニジェール代表のウセイニ・バダマシもフィジカルとボール奪取で終盤の主導権争いに絡む。