🏏 2026-08-08 (土) 19:00 JST
名古屋グランパス
vs
清水エスパルス
3-4-2-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 2027シーズンのJ1開幕節。名古屋と清水はどちらもこの試合が初戦で、先に開幕節を終えた4クラブではガンバ大阪と鹿島が勝ち点3で並んでいる。名古屋の3-4-2-1に対して清水は4-3-3。清水の両ウイングが名古屋のウイングバックの背後を狙う形と、名古屋の2シャドーが清水のインサイドハーフ脇に入る形の応酬になる。
- この一戦は古巣対戦のカードが4枚も並ぶ。名古屋のスタメンには清水でプレーした中山克広(30歳・RM)と原輝綺(28歳・RB)が名を連ね、清水のスタメンには名古屋で長くJ1を戦った本多勇喜(35歳・LB)が入る。さらに清水のベンチには名古屋に在籍しサガン鳥栖と甲府も経験した36歳の吉田豊が控え、両軍に相手を知る顔がそろった。
- 中山克広は長いストライドと縦への爆発的な加速が武器で、一度前を向けば止めるのが難しいタイプ。原輝綺は右SBを本職としながらCB・ボランチ・SHもこなすユーティリティで、市立船橋高からスイスのグラスホッパーへ渡った経歴を持つ。かつての所属先を知る二人が名古屋の右サイドに並ぶ構図は、清水の左サイド攻略の入口になる。
- 対する清水の左サイドバック本多勇喜は35歳の左利き。173cmと上背はないが垂直跳び約1mというジャンプ力で空中戦にも強く、対人守備で相手に自由を与えない。名古屋時代にJ1で積み上げた経験を、そのまま古巣攻略に使える立場にある。ベンチの吉田豊もU-17W杯で全3試合にフル出場した経歴を持つ守備の職人で、終盤の火消し役になり得る。
- 名古屋の中盤は運動量とミドルシュートの二枚看板。34歳の稲垣祥(CDM)は毎試合11kmを超える走行距離でピッチ全域をカバーし、29歳で日本代表デビューを果たして2得点を記録した嗅覚も持つ。相方の高嶺朋樹(28歳・CDM)は左利きで、2025シーズンにJ2で10得点を挙げてベストイレブンに選出された得点力のあるボランチ。KVコルトレイクでの欧州経験も持つ。
- 名古屋の前線は高さを備える。1トップの山岸祐也(32歳・CF)は183cm・80kgの体でポストと前線からのプレスをこなし、アビスパ福岡時代にルヴァンカップ優勝に貢献した。シャドーの木村勇大(25歳)は184cmで、東京ヴェルディでは背番号10を背負って2桁ゴールを記録したストライカー。名古屋の攻撃はこの二枚の高さと決定力を軸に組み立てられる。
- 清水の3トップは強力だ。中央のオ・セフン(27歳・CF)は193cmの韓国人で左利き、懐の深いポストと空中戦の強さが武器でU-20W杯では7試合2得点を記録した。左のジャーメイン良(31歳・ST)はジュビロ磐田時代の2024シーズンに32試合19得点を叩き出した左足のシューターで、名古屋の3バック中央に入る185cmの藤井陽也との駆け引きが最大の見どころになる。
- 清水の中盤には対照的な二人がいる。北川航也(30歳)は清水のユース出身でアジアカップ2019に出場し、SKラピード・ウィーンでオーストリアも経験したストライカータイプで、背後を突く動きとデコイランで味方を活かす。もう一枚の嶋本悠大(19歳・CM)は大津高校で10番を背負い、プレミアリーグでの総合優勝を司令塔として導いた成長株だ。
- 清水の最終ラインとゴールマウスも見どころ。CBのパク・スンウク(29歳・184cm)は浦項スティーラーズで評価を確立した韓国代表歴のあるビルドアップ型で、左SBの須貝英大(27歳・172cm)は上下動の量と粘り強い対人守備が持ち味。GK梅田透吾(26歳)はクラブのユース育ちで、岡山への期限付き移籍中に負った右膝前十字靭帯断裂から復帰し、セーブ率90%超を記録した。
- 名古屋のゴールを守るのは20歳のピサノ アレックス幸冬堀尾。195cmの体格を活かしたハイボール処理と広い守備範囲を持つアカデミー育ちで、U-17ワールドカップに招集された経験もある。清水の193cmオ・セフンや182cmのジャーメイン良を相手にする開幕戦は、この大型GKにとって早々に真価を問われる舞台になる。
- 両ベンチの攻撃カードも豊富だ。名古屋はサンフレッチェ広島出身でFK精度の高い森島司、兄・浅野拓磨に匹敵するスピードを持つ左利きの浅野雄也(29歳、札幌でリーグ12得点)、アカデミー育ちで167cmの甲田英將(22歳)が控える。清水はセレッソ大阪を経たブラジル人ウインガーのカピシャーバ(29歳・左利き)、川崎フロンターレなどを渡り歩いた小塚和季(32歳・CAM)、4カ国で海外経験を積み2024年に柏で11得点した木下康介(31歳・ST)を残している。