🏏 2026-08-08 (土) 19:15 JST
サンフレッチェ広島
vs
ジェフユナイテッド千葉
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- J1リーグ第1節、サンフレッチェ広島のホームで新シーズンが開幕する。両チームともまだ勝ち点0で、力関係を測る材料が何もない一戦だ。噛み合わせは3-4-2-1同士の完全なミラーゲームで、中盤の4枚とシャドー2枚がそのまま向かい合う。同数でぶつかる分、どちらが先に外側で数的優位を作れるかが最初の焦点になる。
- 広島の中盤中央は、30歳の川辺駿と20歳の中島洋太朗という10歳差のコンビ。川辺はグラスホッパー、ウルヴァーハンプトン、スタンダール・リエージュと欧州4か国を渡り歩いた国際派で、囲まれてもボールを失わない技術と3列目からの推進力が持ち味だ。中島は17歳でクラブ史上最速のプロ契約を結んだ生え抜きの守備的MFで、一本のパスで局面を変える創造性を備える。
- 広島の最終ラインは佐々木翔、荒木隼人、塩谷司という経験値の高い3枚で構成される。キャプテンの佐々木は2024年J1リーグベストイレブンに選ばれた守備のリーダー、186cmの荒木は空中戦と一対一の強さで中央を締める。右に入る37歳の塩谷はUAEのアル・アインを経て広島に戻ったベテランで、CBながら強烈なミドルシュートと正確なフィードを持つ。
- 広島のゴールマウスに立つのは背番号99の大内一生。松本山雅、鹿児島ユナイテッド、AC長野パルセイロ、横浜FCとJ3・J2で経験を積んできた25歳で、反応の速さと正確なポジショニングが武器だ。ベンチには2024年Jリーグベストイレブンの大迫敬介が控えており、開幕節から広島のGK争いがどう動くかは見どころのひとつになる。
- 広島のベンチには元コートジボワール代表のセバスティアン・ハラーが座る。ウエストハム、アヤックス、ドルトムントでプレーし、アヤックス時代にはチャンピオンズリーグ7試合連続ゴールという記録を打ち立てた190cmのストライカーだ。試合が膠着したとき、この32歳の高さとポストプレーが広島にとって最大の切り札になる。
- 千葉の1トップはブラジル人のエリソン。180cm・84kgの体格を活かしたポストプレーと空中戦の強さが武器で、ボタフォゴ時代にはブラジルのセリエAで1シーズン15ゴールを挙げチーム得点王に輝いた。広島の荒木・塩谷ら屈強なCB陣とのフィジカル勝負が、そのまま千葉の攻撃の生命線になる。
- 千葉のシャドーには対照的な2人が並ぶ。30歳の石川大地はロアッソ熊本でキャリアハイのJ2通算10ゴールを記録した苦労人で、動き出しの質と前線からの守備が持ち味。もう一枚の松村拓実は拓殖大学で関東大学リーグ2部の得点王とアシスト王をダブル受賞し、2026年にプロ入りしたばかりの22歳。鹿島のMF松村優太を実兄に持つ静岡学園出身の新人が、J1開幕から先発に名を連ねた。
- 千葉の中盤中央は小林祐介と前貴之。柏レイソル育ちの小林は172cmと小柄ながら激しい寄せとインターセプトでアンカーを務め、2021年の加入以来チームに欠かせない存在となっている。相方の前は32歳のユーティリティで、横浜F・マリノス、松本山雅、レノファ山口と渡り歩いた経験に裏打ちされた判断力でバランスを取る。
- 中盤の一角に入る津久井匠海は、横浜F・マリノスの育成組織でクラブ史上初のユース在籍時プロ契約を結んだ24歳。本職はセカンドストライカーで、2列目からゴール前に飛び出すセンスとシュートの質が光る。RB大宮アルディージャで頭角を現した攻撃的MFがサイドのタスクを担うなら、広島の3バック脇に走り込む動きが千葉の狙い目になりそうだ。
- 千葉の3バックは鳥海晃司、ダニエル・ホール、飯田貴敬。鳥海は千葉の下部組織で育ち、セレッソ大阪で5シーズンJ1を経験して2025年に古巣復帰したCBで、空中戦とカバーリングに定評がある。右の飯田は清水エスパルスでプロキャリアを始め、京都サンガや甲府でも主力を務めた31歳。中央にはセントラルコースト・マリナーズ出身のオーストラリア人ホールが入る。