🏏 2026-08-09 (日) 18:00 JST
東京ヴェルディ
vs
川崎フロンターレ
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 両クラブにとって今季初戦となる開幕節の一戦。他の16クラブはすでに第1節を消化しており、得失点差+4の町田ゼルビアが勝ち点3で暫定首位、サンフレッチェ広島が得失点差+3で2位につけている。ホームの東京ヴェルディは3-4-2-1、アウェイの川崎フロンターレは4-2-3-1と、噛み合わせの異なる布陣でシーズンをスタートさせる。
- 川崎の3番・谷口栄斗にとっては古巣対戦となる。小学生時代から13年間東京ヴェルディに在籍し、J1昇格の立役者として守備の柱を担った26歳のセンターバックが、今度は相手としてヴェルディのホームに戻ってくる。対人守備の強さとビルドアップ能力を高いレベルで兼備し、セットプレーでの得点力も持つだけに、慣れ親しんだ相手の攻撃陣とどう渡り合うかは最大の見どころだ。
- 噛み合わせの鍵を握るのはヴェルディの両ウイングバック。左には本職が左サイドバックで左足のキックが正確な溝口修平(22歳・鹿島アカデミー育ちで各年代別日本代表)、右には青森山田高校で選手権準優勝、明治大学を経てプロ入りした内田陽介(23歳)が入る。この2人が川崎の左ウイング伊藤達哉、右ウイング紺野和也と正面からぶつかり、3バック脇のスペースを突かれるか押し返すかで試合の重心が決まる。
- 中盤の質と経験では川崎に分がある。関西学院大学出身の司令塔・山本悠樹(28歳・CM)が意表を突くスルーパスやサイドチェンジで配球し、「和製カンテ」と称される橘田健人(28歳・CDM)が90分走り続けてボールを刈り取る。対するヴェルディはFC東京アカデミーで「天才」と評され、U-17ワールドカップ出場経験も持つ平川怜(26歳・AM)が、長短のパスと球際の強さでこのダブルボランチに抗えるかが焦点になる。
- 川崎の2列目は破壊力十分だ。ハンブルガーSV、シント=トロイデン、1.FCマクデブルクと長く欧州でキャリアを積んだ伊藤達哉(29歳・LW)は2025年のJ1で13ゴールを挙げてベストイレブンに選出された。中央には2021年から3年連続でベストイレブンに輝いた脇坂泰斗(31歳・CM)、右には161cmの左利きウインガー紺野和也(29歳)が構え、最前線には20番の持山匡佑が起用される。
- ヴェルディは尚志高校時代に全国高校選手権得点王となった染野唯月(24歳・CF)を最前線に据え、その背後に2シャドーを置く。左は東福岡高校でインターハイ・選手権の2冠を経験したスピードスター福田湧矢(27歳)、もう一枚は小学5年からクラブで育った生え抜きの松橋優安(24歳)で、SC相模原とレノファ山口への武者修行で実戦力を磨いた技巧派だ。前線からのプレスを厭わない染野を軸に、ショートカウンターで川崎の最終ラインを突けるか。
- ヴェルディの3バックは、鹿島アントラーズで出世番号「23」を背負った知性派・林尚輝(28歳・CB)を軸に構成される。右には名古屋グランパスとサンフレッチェ広島で経験を積んだ宮原和也(30歳)、左にはパリ五輪世代のU-23日本代表に選ばれた182cmの鈴木海音(23歳)が並ぶ。宮原は170cmと上背こそないが屈強な攻撃陣を封じる対人能力に定評があり、川崎のサイド攻撃を止められるかが試される。
- 両ゴールマウスには経験豊富な外国籍守護神が立つ。ヴェルディは189cmのブラジル人マテウス(33歳)で、コリンチャンス下部組織出身、2023年にはJ2全42試合にフル出場して16年ぶりのJ1昇格に貢献した。川崎はFCザンクトパウリ育ちで188cmのスベンド・ブローダーセン(29歳・ドイツ)。横浜FCとファジアーノ岡山でJ1昇格を経験し、両足での正確なビルドアップで後方から組み立てにも関与する。
- ベンチの攻撃札は対照的な顔ぶれだ。川崎は初速の速い爆発的なスプリントが武器のマルシーニョ(31歳・ブラジル)、元U-19セルビア代表のCFラザル・ロマニッチ(28歳)、下部組織出身の宮城天(25歳)と実績組を並べる。対するヴェルディは166cmのドリブラー新井悠太(23歳)、U-15から各年代の日本代表に選出され続ける18歳の仲山獅恩、水戸ホーリーホックで38試合7得点を記録した寺沼星文(25歳)と、若さと勢いで流れを変えにいく。