🏏 2026-08-09 (日) 19:00 JST
V・ファーレン長崎
vs
京都サンガ
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 長崎の3-4-2-1と京都の4-2-3-1が噛み合う開幕戦。長崎は両ウイングバックがどこまで高い位置を取れるかが鍵で、左の翁長聖は東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、大宮アルディージャを渡り歩いた31歳の左利き、右の関口正大はヴァンフォーレ甲府で主将を務め天皇杯優勝とACLを経験した28歳だ。対する京都のサイドバックは左が加藤蓮、右が福田心之助といずれも攻撃参加を持ち味とするだけに、サイドの上下動そのものが主導権争いになる。
- 長崎の2シャドーに入る岩崎悠人にとっては古巣対決となる。28歳の左ウインガーは京都サンガFCでプロキャリアを歩み、その後は北海道コンサドーレ札幌、湘南ベルマーレ、アビスパ福岡を経て長崎にたどり着いた。京都橘高時代に「高校No.1ストライカー」と称され日本代表にも選出された快速アタッカーで、ストップ&ダッシュを織り交ぜた仕掛けと背後を突く鋭い動きで古巣の最終ラインを揺さぶりたい。
- 中盤の底は経験と生え抜きの対比になる。長崎は35歳の山口蛍が構え、セレッソ大阪、ハノーファー96、ヴィッセル神戸を渡り歩き日本代表としてW杯にも出場した読みとスプリントでボールを刈り取る。相棒の山田陸はセカンドボール回収に長けた28歳のCDMだ。京都は京都サンガU-18出身でU-17W杯の日本代表主将を務めた背番号10・福岡慎平と、ブラジル1部ECヴィトーリアから加入した185cmのジョアン・ペドロが並ぶ。
- 9番同士の得点力比べも見どころだ。長崎のチアゴ・サンタナは33歳のブラジル人CFで、清水エスパルスと浦和レッズでの実績を持ち、184cmを活かしたポストプレーとヘディング、左足のシュート精度が武器。京都のラファエル・エリアスは加入後10試合10ゴールというJ1最速タイ記録を残したクラブのJリーグ歴代最多得点者で、フットサル出身らしい狭い局面でのターンと左足の一撃が最終ラインを脅かす。
- 司令塔タイプ同士のキック対決にも注目したい。長崎の長谷川元希はアルビレックス新潟とヴァンフォーレ甲府でゴールとアシストを積み上げてきた27歳のCAMで、ラストパスの精度とゴール前への飛び出しが持ち味。京都の平戸太貴は29歳、FC町田ゼルビア時代にリーグ最多の17アシストを記録した鹿島アントラーズアカデミー出身の右足キッカーで、セットプレーの精度はリーグ屈指だ。
- 京都の左で仕掛ける新井晴樹は50m5秒台のスピードを持つ右利きの左ウインガーで、クロアチアのHNKシベニクでの海外経験を経て、2025年にはJ2全38試合に出場して優秀選手に選出された28歳。迎え撃つ長崎の3バックは186cmのブラジル人CBエドゥアルド・ジュスティを軸に、FC東京から加入した21歳の185cmDFらが並ぶ構成で、スピード型のウインガーを背走させずに止められるかが問われる。
- 両ゴールを守るのはともに190cmのGKだ。長崎の後藤雅明は32歳で、モンテディオ山形時代に3シーズン連続の全試合出場を果たした安定感が売り。京都の太田岳志は35歳で、FC岐阜時代に川口能活の離脱をきっかけに正GKの座を掴んだ苦労人。ハイボール処理に定評のある両者だけに、クロスとセットプレーでの飛び出しの判断が試合の分かれ目になりそうだ。
- 長崎のベンチは経験値が濃い。サントスFCで公式戦169試合に出場し鹿島アントラーズでもプレーした33歳のディエゴ・ピトゥカは、左足の配球で流れを変えられるボランチ。J1昇格の立役者でクラブのレジェンドである35歳の澤田崇、札幌でミシャ式3バックの右を務め日本代表歴も持つ進藤亮佑、そして京都在籍歴のある187cmの山﨑凌吾と、後半に切れるカードは多彩だ。
- 京都の切り札は「古都のネイマール」の異名を持つ奥川雅也。京都サンガのアカデミー出身の30歳は、レッドブル・ザルツブルクからアルミニア・ビーレフェルト、アウグスブルク、ハンブルガーSVと欧州で研鑽を積み、9年半ぶりに古巣へ戻ってきた両足使いのアタッカーだ。さらに13年ぶりに京都へ復帰した192cmの37歳・長沢駿、湘南でJ1通算100試合以上を経験した平岡大陽も控え、終盤の圧力のかけ方に幅がある。