🏏 2026-08-15 (土) 18:00 JST
鹿島アントラーズ
vs
名古屋グランパス
4-4-2 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 鹿島は開幕節、敵地で横浜F・マリノスと4-3の打ち合いを制して勝ち点3を獲得し、得失点差プラス1の5位で第2節を迎える。一方の名古屋はホームで清水に0-1と競り負け、無得点のまま勝ち点0の18位に沈んだ。首位の柏が2試合で勝ち点6を先行させるなか、開幕から4得点を挙げた鹿島の攻撃力と、まだ今季初ゴールのない名古屋という対照的な立場でのぶつかり合いになる。
- 名古屋のウイングバックで先発する和泉竜司にとっては、古巣・鹿島との一戦になる。前所属に鹿島アントラーズを持つ32歳は、ウイングバックからサイドハーフまで複数ポジションを高いレベルでこなすJリーグ屈指のマルチプレーヤーで、市立船橋高時代には全国制覇と得点王を同時に手にした。鹿島にも両サイドバックとウイングをこなす広瀬陸斗(30歳・RB)がおり、ユーティリティ同士の駆け引きが見どころになる。
- 鹿島の4-4-2に対し、名古屋は3-4-2-1で応じる。噛み合わせの焦点は中盤で、鹿島は清水やジル・ヴィセンテでプレーしたブラジル人マテウス・ブエノ(28歳・CM)と、ポルトガルのサンタ・クララとベルギーのOHルーヴェンで研鑽を積んだ三竿健斗(30歳・CDM)が中央を締める。名古屋は毎試合11kmを超える走行距離を誇る稲垣祥(34歳)と、2025年にJ2で10得点を挙げてベストイレブンに選ばれた左足の高嶺朋樹(28歳)のダブルボランチで真っ向から張り合う。
- 鹿島の2トップは重量級だ。レオ・セアラ(31歳・CF)はJリーグで5シーズン連続2桁得点を達成し、2025年には得点王として鹿島のリーグ制覇に貢献したブラジル人ストライカー。相棒には鹿島史上最年少でJ1デビューを果たしたユース育ちの吉田湊海が並ぶ。その後方にはシント=トロイデンから戻った鈴木優磨(30歳・182cm)が本職CFながら中盤の一角に配され、ポストプレーとスペースメイクで前線を支える。
- 名古屋の攻撃は前3枚の連係が生命線になる。1トップの山岸祐也(32歳・183cm)はアビスパ福岡時代にルヴァンカップ優勝に貢献した万能型FWで、中盤に降りて受ける動きにも長ける。シャドーには東京ヴェルディで背番号10を背負い2桁得点を記録した木村勇大(25歳・184cm)と、FC東京アカデミー出身でドリブルでの打開とボール奪取を両立する内田宅哉(28歳・CAM)が入り、開幕戦の無得点から抜け出したい。
- 名古屋の3バックは重い任務を背負う。センターに並ぶのは、広島時代に4-4-2のCBとして定着した35歳のベテラン野上結貴、KVコルトレイクでの欧州経験を経て日本代表にも名を連ねた185cmの藤井陽也(25歳)、そして右SBを本職としながらCBもボランチもこなす原輝綺(28歳)という構成。レオ・セアラと吉田湊海に鈴木優磨が絡む鹿島の前線を、この3枚でどう受け止めるかが焦点だ。
- 開幕戦で3失点した鹿島の最終ラインにも修正が求められる。中央は50m6.1秒の俊足を誇る日本代表CB植田直通(31歳・186cm、セルクル・ブルージュとニーム・オリンピックで欧州を経験)と、激しい競り合いとヘディングに強い関川郁万(25歳)のコンビ。サイドには左足のクロスが武器でヴィトーリアSCとシント=トロイデンを渡り歩いた小川諒也(29歳・LB)が入り、圧倒的なスピードで縦に仕掛ける中山克広(30歳)との攻防が生まれる。
- 両GKの経歴の落差も面白い。鹿島の早川友基(27歳・187cm)は反射神経に優れたシュートストップと足元の技術を武器に、2025年にJリーグMVPとベストイレブンを受賞した実力者。対する名古屋のゴールを守るのは、名古屋U-18育ちで195cmのピサノ アレックス幸冬堀尾(20歳)。カナダ人の父と日本人の母を持ちU-17ワールドカップにも招集された逸材で、高さを活かしたハイボール処理と広い守備範囲が持ち味だ。
- 鹿島のベンチには経験と爆発力が同居する。柴崎岳(34歳・CM)はレガネスやヘタフェなどスペインで7シーズンを過ごした司令塔で、2016年クラブW杯決勝でレアル・マドリード相手に2ゴールを挙げた実績を持つ。鹿島初の欧州出身選手として加入した186cmのスロバキア人アレクサンダル・チャヴリッチ(32歳・RW)、50m5秒8の俊足を持つ松村優太、186cm83kgの19歳・徳田誉と、終盤の圧力を強める駒がそろう。
- 名古屋の交代カードもスピードが売りだ。『悪魔の左足』と称されるマテウス カストロ(31歳・LW)は2015年に大宮で来日し、2020年から名古屋の主軸となってサウジアラビアのアル・タアーウンを経て2025年に古巣復帰した167cmのアタッカー。2012年ロンドン五輪の決勝トーナメントでゴールを記録した37歳の永井謙佑、兄・浅野拓磨に匹敵するスピードを持つ左利きの浅野雄也(29歳・CAM)も控える。