🏏 2026-08-15 (土) 18:00 JST
水戸ホーリーホック
vs
ガンバ大阪
4-4-2 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 水戸は開幕節、敵地で柏に1-2と競り負け、勝ち点0・得失点差マイナス1の16位で第2節を迎える。その柏は2試合で勝ち点6を積んで首位に立っており、初戦の相手が強敵だったことがうかがえる。一方のガンバ大阪はホームで浦和と4-3の乱打戦を制して勝ち点3を獲得し、得失点差プラス1の4位につけた。今季初勝利がほしい水戸と、連勝で上位を固めたいG大阪という構図だ。
- G大阪の右サイドバックとして先発する岸本武流にとっては、古巣・水戸との一戦になる。前所属に水戸ホーリーホックを持つ29歳は、清水、徳島、セレッソ大阪も渡り歩いたサイドのスペシャリストで、SB・WB・ウイングを高いレベルでこなす多機能性が売り。爆発的なスピードでの駆け上がりと右足のクロス精度が武器だけに、水戸にとってはこのオーバーラップをどう制限するかが大きな課題になる。
- G大阪の攻撃陣は世代の幅が大きい。前線中央に近い位置に入る宇佐美貴史(34歳・SS)は、高校2年でクラブ史上初の飛び級トップ昇格を果たし、バイエルン・ミュンヘンやホッフェンハイムでプレーした技巧派。1トップの植中朝日は長崎で高卒2年目に二桁得点を挙げ、横浜F・マリノスではACL決勝も経験してパリ五輪にも出場し、2026年にG大阪へ完全移籍した。両翼には全国高校選手権MVPでAFC U-17アジアカップのMVPと得点王も獲得した20歳の名和田我空と、164cmで圧倒的なスプリント力を誇る山下諒也(28歳・RW)が並ぶ。
- 水戸の2トップは体格の対比が鮮やかだ。171cmの渡邉新太(31歳・CF)は大分トリニータでキャプテンを務めた経験を持ち、水戸加入後に2か月連続で月間MVPを受賞したゴールへの嗅覚の持ち主。相棒には186cmの内野航太郎(21歳)が入り、昌平高校時代に全国高校選手権の得点王に輝きU-22日本代表にも選出された大型ストライカーだ。空中戦とポストプレーで前線に基準点をつくれるかが鍵になる。
- 中盤では、水戸の技巧派とG大阪のハードワーカーがぶつかる。水戸は鹿島アカデミーで8年を過ごしキック精度とインターセプトに定評のある舩橋佑(24歳・CM)を軸に、164cmで広島アカデミー出身の仙波大志(26歳・CAM)、甲府時代の2025年にJ2で33試合9得点を記録した鳥海芳樹(28歳)が細かく動いてスペースを突く。G大阪は関西学院大出身で左利きの美藤倫(24歳・CDM)と、ベルギー1部のRWDモレンベークでもプレーした安部柊斗(28歳・CM)の運動量と球際で対抗する。
- 水戸の最終ラインは経験と若さの混成だ。中央にはFC東京、サガン鳥栖、名古屋、セレッソ大阪でJ1を渡り歩いた33歳の木本恭生(183cm)と、山梨学院高校で全国高校サッカー選手権優勝を経験した板倉健太(24歳)が並ぶ。サイドには左足の高精度キックでセットプレーのキッカーも務める大森渚生(26歳・本職CB)と、ベガルタ仙台で公式戦通算181試合7得点18アシストを記録した真瀬拓海(28歳・RB)が入り、攻撃参加の質でも違いを出したい。
- 開幕戦で3失点したG大阪の守備にも修正が求められる。中央は名古屋グランパスと柏レイソルを経て2023年に加入し、初年度からベストイレブンに輝いた中谷進之介(30歳・CB)と、筑波大学で関東大学リーグMVPを受賞しインカレ優勝にも貢献した22歳の池谷銀姿郎という新旧コンビ。左サイドバックには、ヴィッセル神戸でJ1優勝を経験しシェフィールド・ウェンズデイでもプレーした両足使いの初瀬亮(29歳)が構える。
- GK対決も年齢差が際立つ。G大阪のゴールを守るのは下部組織育ちで17歳のうちにプロ契約を結んだ荒木琉偉(18歳)。AFC U-23アジアカップ2026では正GKとして大会連覇に貢献し、最優秀GK賞を受賞した逸材だ。対する水戸は大分トリニータでJ2の正GKとして34試合に出場した西川幸之介(23歳)で、足元の技術とキック精度を活かしてビルドアップの起点にもなれるタイプ。若い両守護神の判断が試合を左右しかねない。
- 水戸のベンチには多彩な仕掛け役が並ぶ。デンマーク、ギリシャ、アルバニアでもプレーしたブラジル人右ウインガーのマテウス・レイリア(31歳)は、カターレ富山でJ3の月間MVPを受賞し甲府ではJ2で31試合に出場したドリブラー。ベガルタ仙台とモンテディオ山形で主力を務めた加藤千尋(27歳・CAM)、左右のサイドをこなす専修大出身の山本隼大(23歳)、地元・日立市出身で立正大4年時に関東2部リーグ得点王となった多田圭佑(23歳)も控える。
- G大阪の交代カードも国際色豊かだ。スウェーデン生まれでトルコ代表歴を持つ189cmのデニス・ヒュメット(29歳・CF)は、マルメFFの下部組織で育ちエルフスボリやチャイクル・リゼスポルでプレーした大型ストライカーで、ポストプレーとヘディングが武器。メルボルン・ヴィクトリーやブリスベン・ロアーを経たオーストラリア出身のイーライ・アダムス(24歳)、鹿島アカデミー出身で左足のロングフィードが持ち味の佐々木翔悟(26歳・CB)も出番を待つ。