🏏 2026-08-15 (土) 18:30 JST
清水エスパルス
vs
横浜F・マリノス
4-1-4-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 清水は開幕節を敵地・名古屋で1-0と競り勝ち、勝ち点3・得失点差プラス1の8位で今季をスタートさせた。対する横浜F・マリノスはホームで鹿島と3-4の打ち合いを演じて敗れ、4失点を喫して勝ち点0の14位に沈んでいる。首位の柏が2試合で勝ち点6を積み上げるなか、連勝を狙う清水と今季初勝利が欲しい横浜FMという、立場の異なる両者の対戦となる。
- 清水は4-1-4-1、横浜FMは4-2-3-1でセットしており、中盤の枚数の噛み合わせが焦点になる。清水のアンカーはゴイアスやセアラーでプレーした30歳のブラジル人ディエギーニョで、この1枚を経由させるか、消されるかで清水の前進の質が変わる。迎え撃つ横浜FMのダブルボランチは、元FWからコンバートされてJ1のデュエル王に輝いた知念慶(31歳・CDM)と、法政大在学中に特別指定選手として2025年4月にJ1デビューした22歳の松村晃助という異色の組み合わせだ。
- 清水の前線には、前所属にそろってサンフレッチェ広島を持つ3人が並んだ。1トップの木下康介(31歳・ST)はドイツ、スウェーデン、ベルギー、ノルウェーの4か国を渡り歩いた大型FWで、2024年には柏で11得点を挙げている。左足の強打が武器のジャーメイン良(31歳・ST)は2024年に磐田で32試合19得点を記録した実績の持ち主で、右には鹿島と湘南も経験した藤井智也(27歳)が構える。
- インサイドハーフの2枚も対照的で面白い。北川航也(30歳・CF)は清水ユース出身、SKラピード・ウィーンでの海外経験を経て古巣に戻ったアジアカップ2019を戦った元日本代表で、相手DFの背後を突く動きとデコイランに長ける。相棒の嶋本悠大はまだ19歳、大津高校で10番を背負いチームをプレミアリーグ初の総合優勝に導いた司令塔で、終盤まで落ちない運動量と攻守のバランスが持ち味だ。
- 横浜FMの攻撃を司るのは、トップ下に入った天野純(35歳・CAM)。左足から繰り出す正確なフリーキックとスルーパスでゲームを組み立てるマリノス下部組織出身のプレーメーカーで、全北現代、蔚山現代、ベルギーのスポルティング・ロケンを経て古巣に帰ってきた。両脇には横浜FC・札幌で実戦を積んだ25歳の近藤友喜(RM)と、2026年4月にプロ契約を結んだばかりの16歳・三井寺眞という、世代差の大きい2人が並ぶ。
- 開幕戦で4失点を喫した横浜FMの最終ラインは、本職センターバックが4枚並ぶ異例の構成だ。左利きでカーディフ・シティとKVコルトレイクを経験した角田涼太朗(27歳)、186cmでマリノスのアカデミー育ちの諏訪間幸成(23歳)、アギラス・ドラダスで公式戦34試合8得点を挙げた187cmのコロンビア人ジェイソン・キニョーネス、鳥栖でプロ1年目にJ2全38試合出場を果たした井上太聖(23歳)が、ともに182cmの木下とジャーメインをどう封じるかが問われる。
- 清水の最終ラインも個性的で、左サイドバックを本職とする本多勇喜(35歳)と須貝英大(27歳)が左右に配された。垂直跳び約1mというジャンプ力で空中戦を制する本多と、172cmながら上下動を繰り返しクロスで決定機を演出する須貝が、快速アタッカー近藤友喜との対峙にどう応じるか。中央には浦項スティーラーズ出身で韓国代表歴を持つパク・スンウク(29歳・184cm)が入り、質の高いビルドアップパスで出口の役割も担う。
- 両ゴールマウスの経歴の対比も見どころだ。清水は清水エスパルスユース育ちの梅田透吾(26歳)で、ファジアーノ岡山への期限付き移籍中に右膝前十字靭帯を断裂しながら、復帰後はセーブ率90%超というJ1トップクラスの数字を残した苦労人。横浜FMはセルタの下部組織で育ち同クラブの守護神としてラ・リーガで長く戦い、2022年にマルセイユ、2026年前半はジローナに在籍した188cmのルベン・ブランコ(31歳)が守る。
- 清水のベンチには流れを変えられるアタッカーがそろう。セレッソ大阪から完全移籍した左利きのカピシャーバ(29歳・LW)はパワフルなドリブル突破が武器で、新潟、川崎、水原三星ブルーウィングスと多彩なキャリアを重ねた小塚和季(32歳・CAM)はリズムチェンジで試合の色を変えられる。左利きの快速ドリブラー松崎快(28歳)、清水ユース出身の千葉寛汰(23歳)も控え、後半の投入策は豊富だ。
- 横浜FMの控えも層が厚い。18歳でアーセナルに加入しフェイエノールトやFCザンクトパウリでもプレーした宮市亮(33歳・RW)は、度重なる膝の重傷を乗り越えた爆発的スピードの持ち主。下部組織一筋で2019年から主将を務める喜田拓也(31歳・CDM)が中盤を締める役回りを担い、インスブルックでオーストリア3部得点王に輝いた二田理央(23歳)、アカデミー育ちの山根陸(22歳)も投入のカードとなる。