🏏 2026-08-22 (土) 19:00 JST
セレッソ大阪
vs
清水エスパルス
3-4-2-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 勝ち点3で並ぶ両者の直接対決。2試合を終えて11位の清水(得失点差0)と13位のセレッソ大阪(得失点差-2)は、いずれも1勝1敗で中位に沈んでおり、3試合を消化して勝ち点9を積み上げた首位・柏レイソルとの差はすでに6ポイント。序盤戦で取りこぼしを重ねたくない両チームにとって、早い段階での連敗回避と上位追走の足がかりを賭けた一戦になる。
- ここまでの2試合の中身は対照的だ。セレッソは開幕節のホームでファジアーノ岡山を2-1で下したものの、第2節はアウェイでアビスパ福岡に0-3と大敗し、2試合で4失点。一方の清水は開幕節に敵地で名古屋グランパスを1-0と完封して勝ち点3を得たが、続くホームの横浜F・マリノス戦は0-1で落とした。2試合で1得点1失点という数字が示すとおり、清水はロースコアの展開に持ち込む試合運びを得意としている。
- セレッソの3-4-2-1と清水の4-3-3、噛み合わせの妙が焦点になる。セレッソの3バックは井上黎生人(29歳・CB、京都でJ1昇格の立役者となった叩き上げ)、両足を使い分けるビルドアップ型の畠中槙之輔(30歳・185cm、横浜F・マリノスの2019年制覇に貢献)、そしてマレーシア代表のディオン・クールズ(30歳・185cm、クラブ・ブルッヘでリーグ優勝経験)で構成される。この3枚が清水の3トップをどう捕まえるかが最初の見どころだ。
- その清水の最前線には193cmのオ・セフンが構える。韓国の各年代代表を経験したCFで、長身を活かした空中戦と懐の深いポストプレーが持ち味。3トップの一角を占める北川航也(30歳)は清水ユース出身で、SKラピード・ウィーンでの海外経験とアジアカップ2019での日本代表歴を持つ背後を突くタイプ。高さの的とスペースを突く動き、性質の異なる2枚の同時対応をセレッソの3バックが強いられる。
- セレッソの2シャドーには37歳の香川真司が入る。ボルシア・ドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドで頂点を経験したトップ下は、狭いスペースでの反転と初速の速いドリブルで清水のアンカー脇を狙う。相棒の横山夢樹は爆発的なスピードと細かいタッチが武器のCAMで、FC今治のJ3からJ2への昇格を支えた仕掛け役。並びの流動性で清水の中盤3枚を揺さぶれるかがポイントになる。
- 清水の中盤3枚は個性の組み合わせが興味深い。アンカー的に振る舞う弓場将輝(24歳・CDM)は大分トリニータのアカデミー育ちの左利きで、エンゴロ・カンテとデ・ブライネを目標に掲げる守備強度とパスセンスの持ち主。19歳の嶋本悠大は大津高校で10番を背負い高校年代の頂点に立った司令塔。そこに磐田で2024年に32試合19ゴールを叩き出したジャーメイン良(31歳・左足のST)が絡み、前線と中盤を行き来する。
- セレッソのボランチは田中駿汰とジャクソン・アーヴァインのコンビ。田中は183cmの高さを持つCDMで、札幌時代にはDFとしても起用された守備の効くタイプ。後方からの配球で攻撃のスイッチを入れる役割を担う。清水が中盤で数的優位を作りに来る4-3-3に対し、このダブルボランチがセカンドボールを回収し切れるかどうかで試合のテンポが決まる。
- GK対決も見応えがある。セレッソの中村航輔(31歳・185cm)は2018年ロシアW杯のメンバーに名を連ね、ポルティモネンセでの海外経験を経てJリーグへ復帰した至近距離のシュートストップに定評のある守護神。対する梅田透吾(26歳・184cm)は清水ユース出身で、ファジアーノ岡山への期限付き移籍中に右膝前十字靭帯を断裂しながら、復帰後はセーブ率90%超という数字を残している。
- 清水のベンチには古巣対戦となるカピシャーバが控える。左利きのブラジル人ウインガーはセレッソでJ1の経験を積んだのち清水へ完全移籍しており、パワフルなドリブル突破で古巣の右サイドを脅かす可能性がある。対するセレッソのベンチも豪華で、2年連続Jリーグアシスト王のルーカス・フェルナンデス、MLSや中国リーグを渡り歩いたチアゴ・アンドラーデ(25歳・LW)、走力自慢の小見洋太(24歳)と、終盤に流れを変えられるカードが揃う。
- 両サイドの攻防も見どころだ。セレッソの左WBには浦和でACL制覇とパリ五輪出場を経験した大畑歩夢(25歳・168cm、左足のクロスが武器)、右WBには横浜FCとFC東京でJ1・J2を経験した中村拓海が入り、幅と推進力を担う。これに対する清水の両SBは、鹿島や甲府で研鑽を積んだ須貝英大(27歳・172cm)と、垂直跳び1mの跳躍力を誇る35歳の本多勇喜。上下動の質でどちらが主導権を握るか注目したい。