🏏 2026-08-22 (土) 18:00 JST
鹿島アントラーズ
vs
アビスパ福岡
4-4-2 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 鹿島は開幕から2連勝で勝ち点6の4位、得失点差は+2。対する福岡は1勝1敗の勝ち点3で8位につけ、得失点差は鹿島とまったく同じ+2で並んでいる。首位の柏レイソルは3試合を消化して勝ち点9とすでに抜け出しており、2試合消化の鹿島としてはホームで取りこぼせない一戦。両者は今季ここまで未対戦で、これが初顔合わせとなる。
- 鹿島の2勝は中身がまるで違う。開幕節はアウェイで横浜F・マリノスと打ち合って4-3、第2節はホームで名古屋グランパスを2-1と競り勝った。2試合で6得点と攻撃は機能している一方、4失点と守備は落ち着いていない。植田直通(31歳・CB・186cm)と関川郁万(25歳・CB)のセンターバックコンビが、3連勝に向けてどこまで安定をもたらせるか。
- 福岡は開幕節にホームでヴィッセル神戸に0-1で競り負けたあと、第2節は同じくホームでセレッソ大阪を3-0と一蹴して初勝利を挙げた。2試合で3得点1失点という数字は、守備の堅さに支えられたチーム像を映している。ここまでの2戦がいずれもホームだったため、カシマスタジアム乗り込みは今季初の遠征となる。
- 噛み合わせは鹿島の4-4-2と福岡の3-4-2-1。福岡は両ワイドに藤本一輝(28歳・LW・FC町田ゼルビアでJ1・36試合3得点)と橋本悠(24歳・RB登録・福岡大時代に九州大学リーグ21試合16アシストでアシスト王)という攻撃的な人材を置く。鹿島の小川諒也(29歳・LB・ヴィトーリアSCとシント=トロイデンで欧州経験)と広瀬陸斗(30歳・RB)が、彼らの上下動にどこまで付き合うかがサイドの主導権を左右する。
- 福岡の先発には鹿島の古巣組が2人並ぶ。CB奈良竜樹(32歳)は鹿島で伝統の背番号3を背負った経歴を持ち、いまは福岡の守備リーダーとして球際の激しさでラインを締める。2列目の師岡柊生(25歳・174cm)も鹿島からの移籍組で、ベンチには鹿島時代の2024年にJ1・36試合5得点を記録した名古新太郎(30歳・CAM)も控える。
- 鹿島の2トップは福岡の3バックにとって最大の難所だ。レオ・セアラ(31歳・CF)は2025年の得点王でJリーグ5シーズン連続2桁得点、相方には鹿島史上最年少J1デビューを飾った吉田湊海が入る。さらにトップ下的な位置から鈴木優磨(30歳・182cm・本職CF、シント=トロイデン帰り)が絡み、ポストプレーとフィニッシュの両方で圧をかけてくる。
- 福岡の3バックは左利きの辻岡佑真(24歳・CB・ギラヴァンツ北九州で36試合先発)、奈良、そして岡哲平(24歳・185cm)という構成。岡はFC東京から2026年1月に期限付き移籍し、6月に契約が2027年6月末まで延長された経緯を持つ。185cmの高さと最終ラインでの読みが、セアラと鈴木の空中戦に対する主要な回答になる。
- 中盤は経験と若さの対比が鮮やか。鹿島は34歳の柴崎岳(CM)がタクトを振るう。スペインで7シーズンを過ごし、2016年クラブW杯決勝でレアル・マドリード相手に2ゴールを決めた男で、脇をマテウス・ブエノ(28歳・ブラジル人CM・清水エスパルスとジル・ヴィセンテ経由)が固める。福岡は重見柾斗(24歳・CM・福岡大出身)と特別指定の前田快(神奈川大出身)という若いダブルボランチで挑む。
- GK対決も見応えがある。鹿島の早川友基(27歳・187cm)は2025年のJリーグMVPとベストイレブンに輝いた守護神で、指先一本のシュートストップとビルドアップ参加を両立する。福岡の永石拓海(30歳・191cm)は福岡県出身の大型GKで、2026年前半を徳島ヴォルティスへの期限付き移籍で過ごし6月に古巣復帰したばかり。長い手足を活かしたハイボール処理が持ち味だ。
- ベンチの質も勝負を分けそうだ。鹿島はエウベル(34歳・LW・横浜F・マリノスで2022年優勝とベストイレブン)、186cmのスロバキア人アレクサンダル・チャヴリッチ(32歳・RW)、ボランチとCBをこなす三竿健斗(30歳・CDM)と切り札が揃う。福岡は椎橋慧也(29歳・CDM・名古屋、柏、仙台を渡り歩いた球際の職人)と、宮崎産業経営大で九州大学リーグ22試合32得点14アシストの二冠を達成した佐藤颯之介(23歳・ST)を残す。