🏏 2026-08-29 (土) 19:00 JST
川崎フロンターレ
vs
ジェフユナイテッド千葉
4-2-3-1 vs 4-4-2
控え選手
控え選手
見どころ
- 川崎は開幕から3試合連続のドローで13位・勝点3。アウェイで東京ヴェルディと1-1、ホームで京都サンガと2-2、アウェイで広島と1-1と、4得点4失点の完全なイーブンで勝ち切れずにいる。対する千葉は広島に0-3、ホームで町田ゼルビアに0-4、FC東京に0-2と3連敗で勝点0の最下位。3試合無得点で9失点を喫しており、首位町田(勝点9)とはすでに9ポイント差がついている。両者にとって今季初勝利がかかる一戦だ。
- 千葉の9番エリソンは川崎フロンターレに在籍した経歴を持ち、この試合は古巣対戦となる。180cm・84kgの体格を活かしたポストプレーと空中戦の強さが武器の27歳ブラジル人CFで、ボタフォゴ時代にはブラジルのセリエAで1シーズン15ゴールを挙げてチーム得点王に輝いた。3試合無得点の千葉にとって、勝手を知る古巣の守備陣をこじ開けられるかが最大の焦点になる。
- 川崎の4-2-3-1は橘田健人と山本悠樹のダブルボランチが土台。169cmながら鋭い読みとポジショニングでボールを刈り取り「和製カンテ」と称される橘田に対し、ガンバ大阪から加入した山本は意表を突くスルーパスとサイドチェンジで局面を動かす司令塔型のCMだ。トップ下の脇坂泰斗は2021年から3年連続でJリーグベストイレブンに選出された技術者で、狭いスペースでも失わないボールタッチが千葉の4-4-2ブロック攻略の鍵を握る。
- 千葉の中盤を統べるのは35歳の田口泰士。名古屋グランパスで9シーズンを過ごし「日本のシャビ」と評されたゲームメーカー型のCDMで、日本代表に選ばれた経験も持つ。右サイドの田中和樹は京都サンガを経て加入した26歳、2列目の津久井匠海は横浜F・マリノスのユース在籍時にクラブ史上初のプロ契約を結んだ24歳で、セカンドストライカーとしてゴール前への飛び出しからカウンターの起点を作る。
- 両ゴールマウスに立つ外国籍GKの対比も面白い。川崎のスベンド・ブローダーセンは188cmのドイツ人で、ザンクトパウリの育成出身。横浜FCとファジアーノ岡山でJ1昇格に貢献した実績を持ち、ハイボール処理と両足での正確なビルドアップが持ち味だ。千葉のホセ・アウレリオ・スアレスはバルセロナのカンテラ育ちのスペイン人で、徳島ヴォルティスでJ2通算90試合以上を経験。足元に長けた2人の後方からの組み立て合戦にも目を向けたい。
- 左右のサイドの攻防が試合の質を左右する。川崎は31歳のマルシーニョが左ウイングに入り、初速の速い爆発的なスプリントで背後のスペースを狙う。最終ラインに入る山原怜音は165cmながらキック精度が非常に高く、清水エスパルスで4シーズンを過ごしたユーティリティで、セットプレーや無回転のミドルシュートでも違いを作れる。千葉の右SB飯田貴敬は清水・京都・大宮・甲府と渡り歩いた31歳のベテランで、DFリーダーとして最終ラインを統率する。
- 3試合で9失点の千葉にとって、最終ラインの立て直しは急務となる。CBには186cmの高さと対人守備を武器とする河野貴志と、Aリーグのセントラル・コースト・マリナーズなどでプレーしてきたオーストラリア人ダニエル・ホールが並ぶ。左SBの日高大はHonda FCやいわきFCを経て2023年に加入した31歳。彼らが相手にする川崎の1トップ、ラザル・ロマニッチは裏のスペースへの抜け出しとヘディングを武器とするセルビア人CFで、この高さと駆け引きの勝負が見どころだ。
- ベンチの顔ぶれも豊富だ。川崎は161cmの小柄な体格から切れ味鋭いドリブルを繰り出す紺野和也(左利きの右ウイング、元アビスパ福岡・FC東京)、U-20日本代表歴を持つ21歳のゲームメーカー大関友翔、FC東京と名古屋で長く主力を務めた37歳の丸山祐市を控えさせる。千葉は下部組織出身でガンバ大阪時代に国内三冠を経験した38歳の米倉恒貴、200cmのポルトガル人FWレオナルド・ホシャらが待機し、終盤に高さ勝負へ切り替えるカードも用意している。