🏏 2026-08-29 (土) 19:00 JST
名古屋グランパス
vs
ファジアーノ岡山
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 名古屋は開幕からホームで清水エスパルスに0-1、敵地の鹿島戦で1-2と連敗したものの、前節はホームでガンバ大阪を3-1で下して今季初勝利を挙げた。3試合で4得点4失点、勝点3の14位という位置づけだ。対する岡山は9位・勝点4。アウェイのセレッソ大阪戦で1-2と落とした後、ホームでV・ファーレン長崎に1-0、東京ヴェルディとは0-0と、3試合でわずか2失点に抑える堅さを示している。首位町田ゼルビアの勝点9を追う上でも、上位進出の足がかりが欲しい一戦だ。
- 両者ともに3-4-2-1を採用するミラーマッチとなり、中盤4枚の主導権争いが勝敗を分ける。名古屋は毎試合11kmを超える走行距離を誇り29歳で日本代表デビューを果たした34歳の稲垣祥と、2025年にJ2で10得点を挙げてベストイレブンに選ばれた左利きの高嶺朋樹が中央に並ぶ。岡山は浦項スティーラースで2023年・2024年と2年連続Kリーグベストイレブンに選出された31歳のブラジル人オベルダンが、自ら「コネクター」と呼ぶ位置取りで攻守をつなぐ。
- 名古屋の左サイドを担う徳元悠平にとっては古巣対戦となる。FC琉球でキャリアを始め、ファジアーノ岡山とFC東京を経て名古屋に加入した30歳の左サイドスペシャリストで、高精度のクロスとセットプレーのキックが最大の武器だ。3試合で2失点と締まっている岡山の守備を崩すには、彼のキックが有力な選択肢になる。勝手を知る古巣相手にどんなボールを供給するかが焦点となる。
- 岡山の2シャドーは経験値が高い。江坂任は大宮、柏、浦和を渡り歩き柏時代にJリーグベストイレブンにも選ばれた34歳の元日本代表で、韓国・蔚山HDから復帰して両足から正確なシュートとラストパスを繰り出す。相棒のナ・サンホは2018年アジア大会金メダリストで韓国代表通算30試合の30歳。右利きながら左サイドからカットインするプレーを得意とし、FC東京とFC町田ゼルビアでJリーグへの適応も済ませている。
- 両ゴールマウスには195cm超の長身GKが立つ。名古屋の守護神ピサノ アレックス幸冬堀尾は195cmでまだ20歳、カナダ人の父と日本人の母を持つ名古屋アカデミー育ちで、U-17ワールドカップにも招集された。岡山のレナート・モーザーは196cmの左利きで、ベルリン出身の26歳。ウニオン・ベルリンの育成を経てベルギー、オーストリア、デンマークを渡り歩いた欧州仕込みのポジショニングが持ち味で、対照的な経歴の守護神対決になる。
- 最終ラインの高さ比べも見応えがある。名古屋は185cmでベルギーのKVコルトレイクを経験し日本代表にも選ばれた25歳の藤井陽也が、サンフレッチェ広島で長く4-4-2のCBを務めた35歳の野上結貴とラインを組む。岡山は清水エスパルス育ちで2019年にA代表デビューを果たした191cmの立田悠悟に、徳島の下部組織から福島・栃木でのJ3経験を積んだ188cmの23歳・大森博が並ぶ。3試合2失点の岡山守備陣の完成度が試される。
- 名古屋の前線はスピードとフィジカルの組み合わせだ。1トップの山岸祐也は183cm80kgの体格を活かしたポストプレーと前線からのプレスが持ち味の33歳で、アビスパ福岡時代にルヴァンカップ優勝を経験している。シャドーには東京ヴェルディで背番号10を背負い2桁得点を記録した184cmの木村勇大と、鹿島と名古屋で主力を張ってきた32歳の和泉竜司。ウイングバックの中山克広と、兄・浅野拓磨譲りのスピードを持つ浅野雄也がサイドで加速する。
- 終盤に投入されるカードも両軍そろっている。名古屋は2012年ロンドン五輪でゴールを決めた37歳のスプリンター永井謙佑、160cmの左足職人・菊地泰智、名古屋アカデミー育ちの22歳・甲田英將が控える。岡山は2024年のJ1昇格プレーオフで準決勝と決勝の両方でゴールを決めた本山遥、湘南・柏・清水と韓国の江原FCを経験した神谷優太、慶應義塾大学出身の35歳・藤田息吹が待機し、拮抗した展開なら流れを変える一手になる。