🏏 2026-08-29 (土) 19:00 JST
東京ヴェルディ
vs
鹿島アントラーズ
3-4-2-1 vs 4-4-2
控え選手
控え選手
見どころ
- 3試合を終えて17位・勝ち点2の東京ヴェルディが、3連勝で3位・勝ち点9の鹿島アントラーズを迎える一戦。両者の勝ち点差は7と開いており、鹿島は首位町田ゼルビア(勝ち点9・得失点差+10)と2位柏レイソル(同+5)に得失点差だけで先行を許す3位。得失点差+3の鹿島にとっては、勝ち点で並ぶ上位2チームを追う上で内容も問われる一戦になる。
- ヴェルディはここまで3試合で2得点4失点と、攻撃の停滞が数字にはっきり出ている。第1節はホームで川崎フロンターレと1-1、第2節は同じくホームで柏レイソルに1-3、第3節はアウェイでファジアーノ岡山と0-0のスコアレス。2分1敗で未勝利のまま、ホームで今季初勝利を狙う。
- 対する鹿島は3試合すべてを1点差で制する勝負強さを見せている。第1節は横浜F・マリノスとのアウェイ戦を4-3、第2節はホームで名古屋グランパスに2-1、第3節もホームでアビスパ福岡に3-2。3試合9得点はリーグ屈指の攻撃力だが、同時に6失点と守備には課題も残しており、この試合でもオープンな展開になれば失点のリスクはついて回る。
- 最大の因縁は、ヴェルディの9番・染野唯月と鹿島の古巣対決だ。24歳のセンターフォワードは尚志高校時代に全国高校サッカー選手権の得点王に輝き、鹿島アントラーズを経てヴェルディへ。優れたボールキープ力とPK獲得の巧さに加え、前線からの守備も厭わない献身性が持ち味で、古巣相手に唯一の前線として孤軍奮闘することになる。
- 最終ラインでも古巣対戦がある。ヴェルディの3バック中央に入る28歳のCB林尚輝は、鹿島時代に「出世番号」とされる背番号23を背負った知性派。的確なポジショニングとカバーリングに加え、正確なフィードでビルドアップの起点にもなる。鹿島の2トップを封じられるかが、ヴェルディの命運を握る。
- 逆に鹿島の右MFで先発する松村優太は、東京ヴェルディへの期限付き移籍を経験している25歳。50m5秒8の俊足を武器にした高速ドリブルは「和製アザール」とも称され、静岡学園高校時代には全国高校選手権優勝を経験した。ベンチには東京ヴェルディと鹿島の両方に在籍した30歳の三竿健斗も控え、「ヴェルディユースのシャビ・アロンソ」と称された展開力を持つ。
- 中盤の質では鹿島に大きなアドバンテージがある。34歳の柴崎岳はスペインで7シーズンを過ごした司令塔で、2016年のクラブW杯決勝ではレアル・マドリード相手に2ゴールを挙げた実績を持つ。パートナーのマテウス・ブエノ(28歳・ブラジル)は清水エスパルスやポルトガルのジル・ヴィセンテを渡り歩いたCMで、右足の長短のパスとデュエルの強さが武器。対するヴェルディは背番号10のクラブ生え抜きキャプテン森田晃樹(26歳・CDM)と、FC東京アカデミーで「天才」と呼ばれた平川怜(26歳・AM)が主導権を握れるかが鍵になる。
- 鹿島の2トップ対ヴェルディの3バックという構図も見どころ。30歳の鈴木優磨はシント=トロイデンでの欧州経験を持つCFで、屈強なフィジカルを活かしたポストプレーとチームを牽引する闘志が持ち味。相棒のレオ・セアラ(31歳・ブラジル)はJリーグで5シーズン連続2桁得点を記録し、2025年には得点王として鹿島のリーグ制覇に貢献した。迎え撃つヴェルディは186cmの井上竜太、181cmの林尚輝、パリ五輪世代のU-23日本代表に選ばれた鈴木海音(24歳・182cm)の3枚で高さを揃える。
- 両ゴールマウスも見応えがある。鹿島の早川友基は187cmの27歳で、2025年にJリーグMVPとベストイレブンを受賞した実力派。至近距離のシュートにも指先一本で反応するシュートストップと、足元の技術を活かしたビルドアップ参加が売りだ。対するヴェルディの守護神マテウス(33歳・ブラジル・189cm)はコリンチャンス下部組織出身で、2023年にJ2全42試合フル出場して16年ぶりのJ1昇格に貢献した経歴を持つ。