🏏 2026-08-29 (土) 18:30 JST
V・ファーレン長崎
vs
FC東京
3-4-2-1 vs 4-4-2
控え選手
控え選手
見どころ
- 勝ち点1差で並ぶ足踏み中の両者による一戦。長崎は3試合で1勝2敗の勝ち点3で16位、FC東京は1勝1分1敗の勝ち点4で11位と、そろって得失点差マイナス2という数字が序盤の苦戦を物語る。首位の町田ゼルビアは4試合で勝ち点10を積み上げており、ここで取りこぼせば上位との差はさらに広がる。
- 両チームに共通する課題は失点の多さだ。長崎は3試合で6失点、直近は敵地・柏レイソル戦で2-4と打ち合いに屈した。FC東京も3試合で7失点を喫しており、開幕のホーム町田戦は1-5という大敗。ただし東京は前節ホームでジェフ千葉を2-0と完封しており、その修正が続くかどうかが試合の様相を左右する。
- 最前線では浦和レッズでプレーした者同士が向き合う。長崎の9番チアゴ・サンタナは33歳・184cmの左利きCFで、ポルトガルから清水、浦和と渡り歩いて得点を重ねてきたターゲットマン。対するFC東京のCBアレクサンダー・ショルツは33歳・189cmのデンマーク人で、浦和時代にJリーグベストイレブンに選出された対人の強者。ポストプレーと空中戦の主導権争いが焦点になる。
- 中盤にはハノーファー96でドイツを経験した二人が居る。長崎の山口蛍は35歳のCDMで、日本代表としてW杯にも出場した読みとインターセプトの名手。FC東京の右SB室屋成は32歳、ハノーファーで5年間プレーした後に古巣へ戻り、豊富な運動量のオーバーラップと1対1の強さで長崎の左サイドを押し下げにかかる。
- 長崎の3-4-2-1とFC東京の4-4-2が噛み合う中央の攻防が鍵を握る。長崎は山口蛍と山田陸(28歳・CDM、大宮アカデミー出身でセカンドボール回収に長ける)が底を固め、シャドーの長谷川元希(27歳・CAM、新潟と甲府で実績)が前向きにボールを受ける。東京は高宇洋と、ロストフやエイバルで強度を磨いた33歳・橋本拳人のコンビで中央を締めにいく。
- 長崎のベンチには古巣対戦となるGK波多野豪が控える。198cmのリーチを武器にスケールの大きなセービングを見せる28歳は、FC東京の下部組織で育ち各年代の日本代表に選出された経歴を持つ。この日ゴールを守るのは190cmの後藤雅明で、山形時代に3シーズン連続で全試合出場を果たした安定感と的確なコーチングが持ち味だ。
- FC東京はクラブ育ちと復帰組が主軸を担う布陣。左SBのバングーナガンデ佳史扶(24歳)はU-15深川からU-18を経て育った日本代表歴のあるスピードスターで、爆発的な推進力が武器。橋本拳人と室屋成はいずれも海外を経て古巣に戻った顔ぶれで、ベンチにはJリーグベストイレブン5度の39歳・森重真人も控える。
- 東京の2トップは高さとスピードの組み合わせ。マルセロ・ヒアンは24歳・188cmのSTでJ1通算14ゴールの実績を持ち、長倉幹樹(26歳・CF)は社会人リーグからJ1へ駆け上がりルヴァンカップ得点王に輝いた努力型。迎え撃つ長崎は186cmの新井一耀と、札幌でミシャ式3バックの右を務めた進藤亮佑がクロス対応と空中戦で真価を問われる。
- サイドの1対1も見どころだ。164cmながら緩急のドリブルで違いを生む本間至恩(クラブ・ブルージュ経験)と、ヴェルダー・ブレーメンでプレーしパリ五輪代表に選ばれた25歳のRW佐藤恵允が、長崎のウイングバックを押し込む。左WBの翁長聖(31歳)は左足のクロスが武器で、押し返して攻め上がれるかが長崎の反撃の生命線になる。
- 長崎のベンチには流れを変えられる外国籍の駒が並ぶ。サントスFCで公式戦169試合を戦ったディエゴ・ピトゥカ(34歳・左利きのCM)と、2025年のJ2年間MVPに輝いた186cmのマテウス・ジェズス(CAM)は、ともに中盤からゲームを組み立て直せるタイプ。さらにジャマイカ代表の快速ウインガー、ノーマン・キャンベルも控えている。