🏏 2026-09-02 (水) 19:00 JST
サンフレッチェ広島
vs
名古屋グランパス
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 広島は2勝2分けの無敗で勝ち点8の4位につけ、4試合わずか2失点という数字が示す通り守備の安定感が際立つ。得失点差+6は首位柏レイソル(勝ち点12)と並ぶ数字だ。対する名古屋は2勝2敗の勝ち点6で8位。両者の差は2ポイントしかなく、勝った側が一気に上位争いの中心に食い込む一戦になる。
- 広島の立ち上がりは鮮烈で、開幕節にホームでジェフ千葉を3-0、第2節はアウェイで浦和を4-1と圧倒した。ただ直近2試合は第3節に川崎と1-1、第4節はガンバ大阪とアウェイで0-0と続けてドロー。4試合8得点2失点という内訳が、堅牢さと得点の停滞という現状を同時に物語っている。
- 名古屋は開幕節にホームで清水に0-1で敗れ、第2節も鹿島に1-2と連敗スタートを切ったが、第3節にホームでガンバ大阪を3-1、第4節も岡山を2-1と下して連勝で立て直した。ただし2勝はいずれも本拠地でのもので、アウェイでの真価が問われるのがこの広島戦という位置づけになる。
- 3-4-2-1同士のミラーマッチで、中盤4枚の主導権争いがそのまま勝敗を左右する。広島はスタンダール・リエージュやウォルバーハンプトンなど欧州4か国を渡り歩いた30歳の川辺駿と、2019年コパ・アメリカで日本代表に選出され浦和から古巣に復帰した松本泰志のダブルボランチ。名古屋は毎試合11kmを超えて走る34歳の稲垣祥と、左足の弾丸ミドルを持つ高嶺朋樹が組む。
- 名古屋のスタメンには古巣・広島を知る3人が並ぶ。ボランチの稲垣祥は広島と甲府を経て名古屋に加わり、29歳で日本代表デビューを果たしたハードワーカー。左利きのアタッカー浅野雄也も広島と札幌、水戸を経験しており、35歳のCB野上結貴は広島で4-4-2の一角として定着した過去を持つ。3人にとって特別な90分になる。
- 広島のボランチ組から前線への推進力を担うのはシャドーの川村拓夢。クラブの育成組織出身で愛媛への期限付き移籍とレッドブル・ザルツブルクへの移籍を経て戻ってきた183cmの中盤は、ゴール前への飛び出しが武器。最前線には湘南から加わった23歳のST鈴木章斗が構え、裏への抜け出しと前線からの守備で名古屋の3バックを揺さぶる。
- 名古屋の攻撃陣も高さと機動力を兼ね備える。1トップの山岸祐也は183cm80kgの体格を活かしたポストプレーと前線からのプレスが持ち味で、福岡時代にはルヴァンカップ優勝を経験した33歳。シャドーの木村勇大は東京Vで背番号10を背負い2桁得点を記録した184cmのCFタイプ。迎え撃つ広島は36歳の主将・佐々木翔(2024年J1ベストイレブン)と186cmの荒木隼人が構える。
- ウイングバックの質も見どころだ。広島は左利きでFK・CKも蹴る東俊希と、加入初年度にハットトリックを決めた新井直人が幅を作る。名古屋は前を向けば止められない縦への加速力を持つ30歳の中山克広と、兄・浅野拓磨に匹敵するスピードを持つ左利きの浅野雄也が両翼に入り、3バックの脇のスペースを突く狙いが見える。
- ベンチの切り札の格が違う。広島はウエストハム、アヤックス、ドルトムントでプレーし、アヤックス時代にCL7試合連続ゴールを記録した190cmの元コートジボワール代表セバスティアン・ハラーを残す。名古屋は37歳になっても衰えないスプリンター永井謙佑(2012年ロンドン五輪で決勝トーナメント得点)が控え、終盤の一発を狙う。
- GKの人選も対照的だ。広島は2024年J1ベストイレブンの大迫敬介をベンチに置き、イタリア出身で松本山雅の正GKとして経験を積んだ25歳の大内一生が先発。名古屋はU-17ワールドカップに招集された195cmの20歳、ピサノ アレックス幸冬堀尾がゴールを守り、名古屋在籍10年以上の39歳・武田洋平が後ろから支える構図になっている。