🏏 2026-09-05 (土) 19:00 JST
アビスパ福岡
vs
水戸ホーリーホック
3-4-2-1 vs 4-4-2
控え選手
控え選手
見どころ
- アビスパ福岡は1勝4敗の勝ち点3で18位と苦しい位置にいる。得失点差は-1にとどまるものの、第2節を最後に4連敗中で、19位東京ヴェルディ(勝ち点2)と20位ジェフ千葉(同0)に背後から迫られている。対する水戸ホーリーホックは2勝2分1敗の勝ち点8で7位につけ、首位FC町田ゼルビア(同13)を5ポイント差で追う好位置だ。
- 福岡の5試合を振り返ると、唯一の白星は第2節ホームでのセレッソ大阪戦の3-0。その後は敵地で鹿島に2-3、京都サンガに1-2、ホームで浦和に2-3と、いずれも1点差の敗戦が続いている。5試合8得点という攻撃陣の数字は決して悪くないだけに、9失点という守備の綻びをどう塞ぐかが浮上の鍵になる。
- 一方の水戸は直近4試合をD-W-D-Wと無敗で駆け抜けてきた。第3節は敵地で京都サンガを3-1で下し、第5節はホームで現在3位の鹿島(勝ち点12)を4-2で撃破している。5試合10得点という得点力は7位という順位以上のインパクトがあり、アウェイでも引かずに攻め合う姿勢が数字に表れている。
- 福岡の3-4-2-1と水戸の4-4-2の噛み合わせが最初の焦点になる。福岡は左に本来左サイドバックの深澤大輝(28歳)、右に両足を蹴り分けられる橋本悠(24歳)を置き、ウイングバックの上下動でピッチの幅を使う。水戸は谷口海斗(30歳)と鳥海芳樹(28歳)のサイドハーフが素早く自陣に戻って4-4のブロックを保てるかどうかが、外側を突かれないための生命線となる。
- 福岡大学出身者の交錯も見どころだ。水戸の最終ラインを統率する33歳の木本恭生はFC東京、サガン鳥栖、名古屋グランパス、セレッソ大阪でJ1の経験を重ねてきたCBで、福岡大学の出身。対する福岡は同じ福岡大学で育ったボランチ重見柾斗(24歳)と右の橋本悠が中盤から右サイドを担い、橋本は九州大学リーグ21試合16アシストでアシスト王に輝いた実績を持つ。
- 高さの争いは両ゴール前で見どころになる。福岡の1トップ、ウェリック・ポポ(24歳・ブラジル)は190cmの体格とフィジカルを武器にする点取り屋で、コパ・サンパウロ得点王の実績を引っさげファジアーノ岡山を経て加入した。迎え撃つのは184cmの河面旺成と183cmの木本恭生。逆に186cmの内野航太郎には、185cmの田代雅也(33歳)と岡哲平(24歳)が対応することになる。
- 水戸の2トップは対照的な組み合わせだ。21歳の内野航太郎は昌平高校時代に高校選手権得点王となり、筑波大学を経てU-22日本代表にも選出された大型FWで、ポストプレーとエリア内の決定力が持ち味。相棒の渡邉新太(31歳)は大分トリニータで主将を務めたベテランで、水戸加入後に2ヶ月連続で月間MVPを受賞したゴールへの嗅覚が光る。
- 中盤には小柄な技巧派が揃った。水戸の仙波大志(27歳・164cm)はサンフレッチェ広島のアカデミー出身で年代別日本代表歴を持つCAM、鳥海芳樹(28歳・165cm)はヴァンフォーレ甲府で2025年にJ2で33試合9得点を記録したシャドー型のアタッカーだ。福岡は東京ヴェルディで背番号10を託された171cmの見木友哉(28歳)が、2シャドーの位置から違いを作りにいく。
- 福岡のベンチには水戸ゆかりの2人が控える。左サイドバックの前嶋洋太(29歳)は横浜FCの下部組織で育ち、水戸を経て2022年に福岡へ完全移籍した選手。186cmの宮大樹(30歳)もサガン鳥栖やヴィッセル神戸とともに水戸を渡り歩いた経歴の持ち主で、古巣相手の出番があればモチベーションは高いはずだ。加えて鹿島で2024年にJ1通算36試合5得点を挙げた名古新太郎(30歳)、名古屋と柏を経験した椎橋慧也(29歳)と中盤の駒も揃う。
- 守護神対決も注目したい。福岡の藤田和輝(25歳・186cm)はアルビレックス新潟の下部組織で育った足元に強い現代型GKで、各年代の日本代表候補に名を連ねてきた。水戸の西川幸之介(23歳・180cm)は大分トリニータでJ2の正GKとして34試合に出場した経験を持ち、精度の高いキックでビルドアップの起点にもなる。水戸のベンチにはFC東京やベガルタ仙台でプレーした35歳のポーランド人GKヤクブ・スウォビィク(190cm)が控える。