🏏 2026-09-06 (日) 19:00 JST
川崎フロンターレ
vs
清水エスパルス
4-2-3-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 順位は12位と17位だが、勝ち点差はわずか2しかない。川崎は5試合で1勝3分1敗の勝ち点6、得点9・失点8で得失点差プラス1。清水は1勝1分3敗の勝ち点4で、得点2・失点4という極端な数字を並べる。6試合で勝ち点16を積み上げた首位・町田ゼルビアが早くも抜け出しつつあるだけに、下位に沈む両者にとって取りこぼせない一戦だ。
- 直近5試合のフォームは川崎がD-D-D-W-L。開幕から東京ヴェルディと1-1、京都サンガと2-2、サンフレッチェ広島と1-1と3試合連続で引き分けて足踏みし、第4節ホームのジェフ千葉戦を4-2で制して初勝利をつかんだ。しかし第5節はアウェイの町田戦を1-2で落としている。清水はW-L-L-L-Dで、開幕アウェイの名古屋戦を1-0で拾った後に3連敗を喫し、第5節にホームでFC東京と1-1に持ち込んで流れを止めた。
- 清水の数字で際立つのは5試合2得点という得点力不足だ。一方で失点は4に抑えており、3つの敗戦はいずれも0-1という僅差のスコアだった。4-3-3の3トップには木下康介、藤井智也、松崎快が並び、本職ストライカーのジャーメイン良を1列下がった中盤のラインに置く配置で前線に厚みを出そうとしている。ジャーメインは2024年に磐田で32試合19得点を記録した実績の持ち主。
- 中盤の主導権争いは見応え十分だ。川崎は元ガンバ大阪の山本悠樹が意表を突くスルーパスとサイドチェンジでリズムを作り、「和製カンテ」と称される橘田健人が球際の強さと90分走り切るスタミナで補完する。対する清水の底には24歳の弓場将輝。大分トリニータのアカデミー出身の左利きで、カンテとデ・ブライネを目標に掲げる守備強度と配球力を併せ持つ。
- 川崎の2列目には小柄なテクニシャンが並ぶ。166cmの伊藤達哉はハンブルガーSVやシント=トロイデン、マクデブルクと欧州で長くプレーし、2025年のJ1では13得点を挙げてベストイレブンに選出された。161cmの紺野和也は左利きの右ウイングとしてカットインを武器にし、中央には2021年から3年連続でベストイレブンに選ばれた脇坂泰斗。1トップは育成組織から昇格した若手の持山匡佑が務める。
- 川崎の左サイドバック山原怜音にとっては古巣対戦になる。165cmの27歳は清水で4シーズンを過ごしてから川崎に加わった選手で、左右のサイドバックに加えサイドハーフもこなすユーティリティ性が持ち味だ。キック精度が非常に高く、セットプレーやクロス、無回転の強烈なミドルシュートで違いを生み出せる。勝手を知る相手にどこまで攻撃参加を仕掛けるかが見どころになる。
- 清水の守備は経験と若さの混成だ。センターバックの住吉ジェラニレショーンはアメリカ生まれで大学時代にFWから転向した異色の経歴を持ち、2024年のJ2ベストイレブンに選ばれてJ2優勝とJ1昇格を支えた。左には36歳の吉田豊が入り、豊富な運動量と対人守備の強さでサイドを締める。ゴールマウスの梅田透吾は清水ユース育ちで、岡山への期限付き移籍中に負った右膝前十字靭帯断裂から復帰しセーブ率90%超を記録した。
- 川崎の後方は国際色が濃い。GKは188cmのドイツ人スベンド・ブローダーセンで、ザンクトパウリの育成出身。横浜FCとファジアーノ岡山でJ1昇格を経験し、両足の正確なフィードでビルドアップに関与する。CBには、ヘルタ・ベルリンやルビン・カザンなど欧州各国を渡り歩いた闘志あふれるフィリプ・ウレモヴィッチと、FC東京・名古屋で長年主力を務めた37歳の左利き丸山祐市が構える。
- ベンチの顔ぶれも勝敗を左右しそうだ。川崎は初速の速さで裏を取るブラジル人ウイングのマルシーニョ、川崎U-18育ちで福島への武者修行でJ3リーグ32試合8得点を残したU-20日本代表の大関友翔、191cmのデリキ・ラセルダが控える。清水は空中戦に強い長身の韓国人FWオ・セフン、そして川崎フロンターレでのプレー経験を持つ32歳のテクニシャン小塚和季が、古巣相手の出番をうかがう。