🏏 2026-09-06 (日) 19:00 JST
ヴィッセル神戸
vs
V・ファーレン長崎
4-3-3 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 5位の神戸と18位の長崎という順位差のある一戦。神戸は5試合で3勝1分1敗の勝ち点10、得点6に対して失点はわずか3と守備の安定が際立つ。長崎は1勝1分3敗の勝ち点4で、得点6・失点11の得失点差マイナス5と最下位に近い位置にいる。6試合消化で勝ち点16の首位・町田ゼルビアを追う神戸は、1試合少ない状態で勝ち点6差。ここは確実に3を狙いたい。
- 直近の流れも対照的だ。神戸はW-D-L-W-Wで、第4節ホームのセレッソ大阪戦を1-0、第5節アウェイの東京ヴェルディ戦を2-0と、いずれも無失点で連勝している。唯一の黒星は第3節アウェイの横浜F・マリノス戦(0-1)だ。長崎はW-L-L-L-Dで、開幕ホームの京都サンガ戦を2-1で制した後に3連敗。第4節はホームでFC東京に0-3と大敗し、第5節にガンバ大阪と2-2で引き分けて連敗を止めた。
- 長崎のボランチに入る山口蛍にとっては古巣・神戸との対戦になる。セレッソ大阪、ハノーファー96を経て神戸でプレーし、日本代表としてW杯の舞台も踏んだ35歳だ。鋭い読みとスプリントでボールを奪って素早く攻撃に転じるトランジションの速さが持ち味で、インターセプト数リーグ最多の記録も持つ。かつての本拠地で、神戸の攻撃をどこで断ち切るかが長崎の生命線になる。
- 神戸の3トップの並びは変則的だ。中央には本職CFの大迫勇也が構える一方、両脇には本職が左サイドバックの永戸勝也と、右サイドバックの飯野七聖が入る。永戸は横浜F・マリノスでリーグ優勝に貢献し2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞した左足のキッカーで、飯野はスピードを生かした縦突破とクロスが武器。サイドを幅広く使う狙いがうかがえる配置だ。
- その中央に立つ大迫勇也は36歳になった今もチームの基準点だ。鹿島アントラーズから1860ミュンヘン、ケルン、ブレーメンとドイツで長くプレーし、2018年ロシアW杯のコロンビア戦では決勝ゴールを挙げた。厳しいプレッシャーの中でもボールを収めるポストプレーに対し、長崎は進藤亮佑、江川湧清、21歳の土肥幹太で組む3バックで応じる。札幌でミシャ式3バックの右を務めた進藤の空中戦が鍵を握る。
- 神戸の中盤3枚は経験と運動量に富む。井手口陽介はセルティックでの欧州経験を持ち、W杯予選のオーストラリア戦で決勝ゴールを決めたボール奪取型の30歳。その隣にはブンデスリーガで日本人初のキャプテンを務めた35歳の酒井高徳が入り、183cmの郷家友太が前後に顔を出す。対する長崎は山口蛍と、セカンドボール回収に長けた28歳の山田陸が中盤の底を固める。
- 長崎の攻撃はチアゴ・サンタナを軸に組み立てられる。184cmの33歳ブラジル人は、ポルトガルのサンタ・クララやヴィトーリアを経て清水と浦和でJリーグに適応した点取り屋で、ポストプレーとヘディングに加えて左足の精度も高い。背後のシャドーには「高校No.1ストライカー」と呼ばれた快速の岩崎悠人と、新潟や甲府でゴールとアシストを積み上げてきた長谷川元希が入る。
- 神戸の3-4-2-1封じの中心は最終ラインだ。186cmの山川哲史は空中戦の強さとビルドアップを両立し、2025年にはクラブのキャプテンに就任してリーグ連覇を支えた不動のCB。相棒のマテウス・トゥーレルはフラメンゴのユース出身で、ヴィニシウス・ジュニオールらと同時期にプレーした27歳。対人の強さとスピード対応力を備えており、サンタナと岩崎の縦の動きにどう蓋をするかが見どころだ。
- 両ゴールマウスにも経験者が立つ。神戸は2022年カタールW杯に出場した37歳の権田修一が守り、反射神経とコーチングで最終ラインを束ねる。長崎は190cmの後藤雅明が構え、モンテディオ山形で3シーズン連続全試合出場を果たした安定感が売り。ベンチには198cmの波多野豪も控えており、高さのある2人でクロス対応に厚みを持たせている。
- 終盤に向けたカードの質も見逃せない。神戸は欧州3大リーグでゴールを記録した初の日本人選手で2024年のJリーグMVPに輝いた武藤嘉紀、J3得点王のヘディングの名手・小松蓮が待機し、長崎で育った鍬先祐弥もベンチに座る。長崎は2025年のJ2年間MVPマテウス・ジェズス、サントスFCで公式戦169試合に出場したディエゴ・ピトゥカ、ジャマイカ代表の快速ウインガー、ノーマン・キャンベルを残している。