🏏 2026-09-11 (金) 19:00 JST
ヴィッセル神戸
vs
鹿島アントラーズ
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 2位と3位の直接対決。神戸は勝ち点13(4勝1分1敗)で得点9・失点4と堅く、鹿島は勝ち点12(4勝0分2敗)ながら得点13・失点11と派手な数字を並べる。首位の町田ゼルビア(勝ち点16)を追う両者にとって、この勝ち点3の行方は上位争いの構図を大きく動かす。守備の安定を武器にする神戸と、撃ち合いも辞さない鹿島という対照的なスタイルの噛み合わせが焦点だ。
- 勢いは神戸にある。直近5試合はD-L-W-W-Wで、第4節にホームでセレッソ大阪を1-0、第5節はアウェイで東京ヴェルディを2-0、第6節はホームでV・ファーレン長崎を3-1と3連勝中。一方の鹿島はW-W-W-L-Lと失速し、第5節にアウェイで水戸ホーリーホックに2-4、第6節はホームで浦和レッズに0-1と連敗している。上昇曲線と下降曲線が交差する一戦だ。
- 古巣対決の主役は大迫勇也(36歳・CF)。鹿島でプロキャリアを歩み、1860ミュンヘンやケルン、ブレーメンで欧州を渡り歩いた日本のエースで、2018年ロシアW杯のコロンビア戦で決勝ゴールを挙げた。厳しいプレッシャーの中でもボールを収めるポストプレーは健在で、古巣の強力なCB陣を背負ってどれだけ時間を作れるかが神戸の攻撃の生命線になる。
- 神戸の左サイドバック永戸勝也(31歳・LB)も鹿島に在籍した経験を持つ。左足の精度が高いクロスとプレースキックに加え、得意のロングスローで攻撃の幅を広げるタイプで、横浜F・マリノスではリーグ優勝と2年連続のJリーグ優秀選手賞を経験した。セットプレーの一本が、186cmの山川哲史と同じく186cmの植田直通が制空権を争う場面を生む。
- 逆側からの古巣対戦もある。鹿島の右サイドバック広瀬陸斗(30歳・RB)は神戸でプレーした経歴を持ち、両サイドをこなすユーティリティ性と背後へのランニング、パス&ムーブのセンスが武器。前線からの守備も厭わないタイプだけに、神戸の左で仕掛ける永戸勝也との一対一は、互いの手の内を知る者同士の攻防になる。
- 中盤は経験と若さの対比が鮮明だ。神戸はセルティックでもプレーし、W杯予選のオーストラリア戦で決勝ゴールを決めた井手口陽介(30歳・CM)と、ブンデスリーガで日本人初のキャプテンを務めた酒井高徳(35歳)が底を組む。鹿島はOHルーヴェンやサンタクララで欧州を経験した三竿健斗(30歳・CDM)の隣に、本職がCBの22歳・津久井佳祐を置く構成を選んだ。
- 最前線の年齢差も面白い。鹿島は鹿島ユース出身で高校生のうちにJ1デビューを飾った19歳の徳田誉(186cm・CF、2028年ロサンゼルス五輪世代)を一列目に立て、その後方から鈴木優磨(30歳、シント=トロイデンでの欧州経験を持つエース)が絡む。対する神戸は大迫と、欧州3大リーグでゴールを記録し2024年のJリーグMVPに輝いた武藤嘉紀(34歳)が前線を担う。
- CBの顔合わせも見応えがある。神戸はフラメンゴのユースでヴィニシウス・ジュニオールらと同時期を過ごしたマテウス・トゥーレル(27歳・186cm)と、2025年にクラブのキャプテンへ就任した山川哲史(28歳・186cm)のコンビ。鹿島は50m6.1秒の俊足を持つ日本代表・植田直通(31歳)と、左利きでビルドアップの起点になれるキム・テヒョン(25歳・韓国)が並ぶ。
- GK対決の格も高い。神戸は2022年カタールW杯に出場した37歳の権田修一が守り、コーチングで最終ラインを統率する。鹿島は2025年にJリーグMVPとベストイレブンを同時受賞した早川友基(27歳)で、至近距離のシュートにも指先一本で反応する反射神経と、ビルドアップに加われる足元の技術を併せ持つ。少ない決定機を消した側が勝ち点を持ち帰る展開になりやすい。
- ベンチの質も互角だ。鹿島には2016年のクラブW杯決勝でレアル・マドリード相手に2ゴールを決め、スペインで7シーズンを過ごした柴崎岳(34歳・CM)と、186cmで鹿島初の欧州出身選手となったアレクサンダル・チャヴリッチ(32歳・スロバキア)が控える。神戸は横浜F・マリノスでの実績を持つブラジル人ウインガーのエリキ(32歳・RW)と、ヘディングに強い左利きCFの小松蓮(28歳)を残している。