🏏 2026-09-12 (土) 18:30 JST
清水エスパルス
vs
アビスパ福岡
4-2-3-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 16位アビスパ福岡と17位清水エスパルスが、ともに6試合を終えて勝ち点4で並んだ状態で激突する。両者ともに1勝1分4敗と戦績まで同一で、順位を分けているのは得失点差だけ(福岡-1、清水-4)。18位のV・ファーレン長崎も勝ち点4で同じ列におり、19位の東京ヴェルディと20位のジェフ千葉が勝ち点3で背後に迫る。序盤としては異例なほど価値の重い直接対決だ。
- 清水の最大の問題は得点力にある。6試合でわずか3得点、7失点で得失点差-4。第2節ホームの横浜F・マリノス戦、第3節アウェイのセレッソ大阪戦、第4節ホームの柏レイソル戦といずれも0-1で3連敗を喫し、3試合連続で無得点に終わった。第5節ホームのFC東京戦を1-1で引き分けてようやく初勝点をつかんだものの、第6節アウェイの川崎フロンターレ戦は1-3で敗れている。
- 福岡はW-L-L-L-Dで、開幕直後の第2節にホームでセレッソ大阪を3-0と粉砕したのが唯一の白星。その後は第3節アウェイの鹿島戦を2-3、第4節アウェイの京都戦を1-2、第5節ホームの浦和戦を2-3と、いずれも1点差で落とす苦しい展開が続いた。第6節ホームの水戸戦は1-1のドロー。9得点10失点という数字は、攻守どちらも紙一重で勝ちを逃してきたことを示している。
- 清水の4-2-3-1と福岡の3-4-2-1という噛み合わせでは、サイドの数的関係が焦点になる。福岡は両ウイングバックに29歳の前嶋洋太(LB、横浜FCの下部組織で6年間を過ごした上下動型)と24歳の橋本悠(RB、両足を使い分け、福岡大時代に九州大学リーグ21試合16アシストでアシスト王に輝いた)を配置。対する清水のサイドバックは、172cmながら運動量で勝負する27歳の須貝英大と、垂直跳び約1mのジャンプ力を持つ35歳の本多勇喜だ。
- 清水の前線には実績のある得点源がそろう。193cmの韓国人CFオ・セフン(27歳、左利き)はFC町田ゼルビアと蔚山現代FCを経た大型ターゲットマンで、空中戦とポストプレーが武器。2列目には2024年にジュビロ磐田で32試合19得点を記録した左利きのジャーメイン良(31歳、ST)が入り、その隣で32歳の小塚和季(CAM、アルビレックス新潟・川崎フロンターレ・水原三星ブルーウィングスを渡り歩いた技巧派)がタクトを振るう。
- 福岡の中盤は29歳の椎橋慧也(CDM、市立船橋高出身で名古屋グランパス・柏レイソル・ベガルタ仙台を経験)と24歳の重見柾斗(CM、福岡大出身)のコンビ。その前には東京ヴェルディで背番号10を託されJ1昇格と躍進に貢献した28歳の見木友哉(CAM)がシャドーに入る。最前線は190cmのブラジル人ウェリック・ポポ(24歳、CF)で、コパ・サンパウロ得点王の実績を持ち、ファジアーノ岡山を経て福岡に加わった。
- 清水のベンチには古巣対戦となる選手がいる。187cmの韓国人MFウォン・ドゥジェ(28歳)は、蔚山現代FCと金泉尚武FCでキャリアを積んだのち、アビスパ福岡を経て清水に加入した経歴の持ち主。前線から最終ラインまでの距離を埋める高さがあり、終盤に投入されれば、かつて共に戦った福岡の中盤との駆け引きが見どころになる。
- ゴールマウスの主役も対照的な背景を持つ。清水の梅田透吾(26歳)は清水ユース育ちで、ファジアーノ岡山への期限付き移籍中に右膝前十字靭帯断裂という大怪我を負いながら、復帰後はセーブ率90%超というJ1トップクラスの数字を記録した。福岡の小畑裕馬(24歳、185cm)はベガルタ仙台の下部組織出身で、仙台で正GKとしてシーズンを戦い抜いた経験を持つ。控えには191cmの永石拓海が待機する。
- 終盤に切れるカードの質では福岡が上回る。バルセロナ、チェルシー、サウサンプトンで通算256試合に出場し、CL・EL・FAカップを制した34歳のオリオル・ロメウ(DM)に加え、鹿島で2024年に36試合5得点を挙げた168cmの名古新太郎(CAM)、陸上短距離日本記録保持者サニブラウン・ハキームを兄に持つ187cmのサニブラウン アブデル ハナンが控える。清水も左利きのブラジル人ウインガー、カピシャーバ(29歳)と、2024年に柏で11得点を挙げた木下康介(31歳、ST)を残している。