🏏 2026-09-19 (土) 18:00 JST
アビスパ福岡
vs
サンフレッチェ広島
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 18位のアビスパ福岡(1勝1分5敗・勝点4)が、4位サンフレッチェ広島(4勝2分1敗・勝点14)を迎える。勝点差は10、数字の差はさらに大きく、広島は7試合で19得点6失点と得失点差+13。対する福岡は9得点11失点で得失点差-2にとどまる。首位町田(勝点17)を追う広島にとっては取りこぼせない一戦であり、福岡にとっては下位脱出の足がかりが欲しい試合だ。
- 直近の流れも対照的だ。福岡は第3節に敵地で鹿島に2-3、第4節も京都に1-2、第5節はホームで浦和に2-3と競り負けが続き、第6節の水戸戦は1-1のドロー、第7節は清水に0-1で敗れて5試合未勝利。広島は第5節のホーム名古屋戦を3-0、第7節のC大阪戦を6-1で制する一方、第6節は敵地で岡山に2-3と落としており、爆発力と取りこぼしが同居する。
- この試合最大の因縁は広島の松本泰志(28歳・CM)だ。福岡でプレーした経験を持つボックス・トゥ・ボックス型で、昌平高校から広島、セレッソ大阪、福岡、浦和を経て1年で古巣広島に戻ってきた。2019年のコパ・アメリカでは日本代表に選出された実績もあり、豊富な運動量とボール奪取で中盤の推進力を担う。古巣のホームでどんなパフォーマンスを見せるかに注目したい。
- 両者とも3-4-2-1のミラーゲームで、シャドーの質が焦点になる。福岡は福岡U-18で育ち東京ヴェルディへの期限付き移籍で経験を積んだ169cmのドリブラー北島祐二と、福岡大学出身でスルーパスに長ける重見柾斗(24歳・CM)。広島は湘南ベルマーレから加入した鈴木章斗(23歳)を配し、高校選手権得点王の実績を持つスピード型が裏抜けと前線からの守備を両立する。
- 広島の1トップは162cmの鮎川峻(25歳)。広島ユース時代にプレミアリーグファイナル優勝を経験し、大分トリニータへの期限付き移籍でJ2の実戦を積んだ嗅覚型のストライカーだ。迎え撃つ福岡の3バックは185cmの田代雅也(33歳)、186cmの上島拓巳(29歳)、左利きの辻岡佑真(24歳)と高さで上回る構成で、機動力と高さのミスマッチをどちらが突けるかが勝負どころになる。
- 広島の守備は7試合6失点とリーグ屈指だ。最終ラインを率いる36歳の佐々木翔は2024年のJ1ベストイレブンに選ばれた主将で、タフさと守備意識が持ち味。中央の荒木隼人(30歳・186cm)は広島ユース育ちで日本代表歴を持ち、中野就斗はCB・WB・ボランチをこなすユーティリティ。GKの大迫敬介も広島ユース生え抜きで、2024年のベストイレブンに名を連ねた実力者だ。
- 対する福岡のゴールを守るのは24歳の小畑裕馬。ベガルタ仙台の下部組織出身で、仙台では正GKとしてシーズンを戦い抜いた経験を持つ185cmの若手だ。7試合19得点の広島の攻撃陣に対し、至近距離のシュートストップと広い守備範囲が試される。ベンチには福岡県出身で191cmの永石拓海が控え、今季前半の徳島ヴォルティスへの期限付き移籍から6月に復帰したばかりだ。
- ウイングバックの攻防も見逃せない。広島の左には広島ユース生え抜きの東俊希(26歳)が入り、左足の高精度キックでFK・CKも任される。右の新井直人(29歳)は新潟、セレッソ大阪、徳島を経た万能型で、広島加入初年度にはDFながらハットトリックを達成した。福岡は横浜FCの下部組織で6年を過ごした前嶋洋太と、北九州で36試合3得点を記録した山脇樺織が上下動で応戦する。
- 福岡のベンチには意外な国際経験が眠る。34歳のオリオル・ロメウはバルセロナ、チェルシー、サウサンプトンで通算256試合に出場し、CLやELのタイトルも手にしたスペイン人のDM。鹿島アントラーズで2024年にJ1で36試合5得点を記録した名古新太郎(30歳・CAM)も控え、187cmの大型FWサニブラウン アブデル ハナン(陸上短距離日本記録保持者を兄に持つ)が高さとスピードで終盤の圧力をかける。
- 広島のベンチワークも厚い。左足の「菅キャノン」で知られ2019年コパ・アメリカの日本代表に選ばれた菅大輝(28歳)、名古屋や横浜F・マリノス、オランダのユトレヒトを経験した前田直輝(31歳・LW)、レッドブル・ザルツブルクから戻った川村拓夢(27歳)が並ぶ。さらに161cmの18歳・小林志紋は広島ユースで10番を背負ったU-17日本代表で、流れを変える一手になりうる。