🏏 2026-09-20 (日) 17:00 JST
FC町田ゼルビア
vs
柏レイソル
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 勝点2差の上位対決。FC町田ゼルビアは7試合で5勝2分0敗、19得点6失点の得失点差+13と唯一無敗を貫き、首位サンフレッチェ広島と同じ勝点17ながら1試合消化が少ない状態で2位につける。対する柏レイソルは5勝2敗の勝点15で5位。引き分けのない極端な戦績で、勝てば順位を一気に押し上げられる位置にいる。
- 内容の質は数字に表れている。町田はW-D-W-W-Dで、第6節にアウェイで名古屋を3-1と下し、第7節はホームで横浜F・マリノスと1-1。7試合で6失点はリーグでも屈指の堅さだ。柏はW-W-L-L-Wと起伏が大きく、C大阪にアウェイで0-2、横浜F・マリノスにホームで0-2と連敗した後、第7節は京都にアウェイで3-2と打ち合って勝ち切った。13得点10失点という数字が、そのジェットコースターぶりを物語る。
- 両者ともに3-4-2-1という同型のミラーゲーム。中盤4枚と3バックの噛み合わせがそのまま1対1の連続になるため、局面での強度差がそのままスコアに直結しやすい。ボール保持で押し込む柏と、堅守から一撃を狙う町田という構図になれば、セカンドボールの回収合戦が主導権の分かれ目になる。
- 柏の左CBに入る杉岡大暉(28)にとっては古巣・町田との対戦になる。182cmの体格と鋭い左足のキックを併せ持ち、最終ラインから力強いドリブルで運ぶ推進力が武器。高校時代に「高校No.1DF」と称された対人守備も健在で、湘南ベルマーレ、鹿島アントラーズを経て積み上げた経験を、かつて在籍した相手の本拠地でぶつける。
- 町田のベンチにも柏ゆかりの2人が控える。191cmで「ジャンボ」の愛称を持つ36歳のGK守田達弥は柏、鳥栖、松本、新潟を渡り歩いたベテラン。仙頭啓矢(31)は柏に加えて名古屋、鳥栖、横浜F・マリノス、京都でプレーした万能型MFで、サッカーIQと正確なパスで攻撃の潤滑油になるタイプ。試合終盤の展開次第で、古巣相手の投入が現実味を帯びる。
- 町田の最前線には197cmのテテ・イェンギ(23)が立つ。スコットランド1部リヴィングストンで1部昇格に貢献したオーストラリア出身の大型FWで、ヘディングの打点の高さは脅威そのもの。兄クシニ・イェンギはオーストラリア代表として活躍している。柏は182cmの古賀太陽(27)を3バック中央に置き、181cmの馬場晴也(24)と杉岡が両脇を固めてこの高さに立ち向かう。
- 町田のシャドー2枚が厄介だ。相馬勇紀(29)は166cmと小柄ながら切れ味鋭いドリブルと正確なクロスを持ち、名古屋グランパスからポルトガルのカーザ・ピアを経て鹿島でもプレーした日本代表経験者。小川航基(29)は186cmのCFタイプで、横浜FC時代にJ2で26得点を挙げてMVPに輝き、エールディヴィジでも得点を量産した。高さとスピードを併せ持つ2列目は、柏の3バックにとって難問になる。
- 中盤の質でも見どころは尽きない。町田はアビスパ福岡で5シーズンにわたりキャプテンを務めた前寛之(31)が潰し役、J1通算176試合21得点の白崎凌兵(33)がリズムを作る。柏は「和製デ・ブライネ」と評され2024年デンソーカップMVPに輝いた中川敦瑛(24)と、185cmの熊坂光希(25)のコンビ。熊坂は右膝前十字靭帯断裂から復帰し、2026年8月14日の東京V戦で446日ぶりのフル出場を果たしたばかりだ。
- サイドの攻防も面白い。町田は192cmで50m近く飛ばすロングスローを持ち日本代表にも選ばれた望月ヘンリー海輝(25)と、FC東京出身で1対1に強い中村帆高(29)がウイングバックを務める。柏は横浜F・マリノスでJ1優勝を経験しウニオン・ベルリンでもプレーした左の遠藤渓太(28)と、藤枝MYFCで10得点6アシストを記録して這い上がった167cmの久保藤次郎(27)が対峙する。
- ベンチの厚みも勝負を分ける。町田は横浜F・マリノスでリーグ27試合10得点を記録しCSKAモスクワ経験も持つ西村拓真(29)、187cmのオーストラリア代表ミッチェル・デューク(35)、高校選手権で夏冬連覇に貢献した18歳・徳村楓大が控える。柏は50mを6秒で走る柏アカデミー育ちの日本代表FW細谷真大(25)と、30m前後のFKを枠に収める原川力(33)が終盤の切り札になる。