🏏 2026-10-09 (金) 19:00 JST
鹿島アントラーズ
vs
ガンバ大阪
4-4-2 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 8位の鹿島アントラーズ(4勝1分3敗・勝ち点13・得失点差+1)と、16位のガンバ大阪(1勝3分4敗・勝ち点6・得失点差−6)という勝ち点7差の対戦。鹿島は首位ヴィッセル神戸(勝ち点19)と6差で、上位戦線に残るには落とせない一戦となる。一方のガンバは最下位ジェフ千葉(勝ち点4)との差がわずか2しかなく、早くも下位脱出が至上命題となる苦しい位置にいる。
- 鹿島は第4節に東京ヴェルディを敵地で2-0と下して以降、4試合で勝ち点1しか積めていない。第5節は水戸に2-4、第6節はホームで浦和に0-1、第7節は神戸に1-2と3連敗を喫し、第8節は川崎フロンターレとアウェーで3-3のドロー。直近5試合で10失点という守備の不安定さを、ホームでどう締め直すかが最初の焦点になる。
- ガンバは直近3試合をいずれも無得点のまま落としている。第6節は敵地でジェフ千葉に0-2、第7節はホームでFC東京に0-2、第8節もホームで首位神戸に0-1。8試合で8得点という決定力不足がそのまま得失点差−6と16位という現在地に直結しており、アウェーの鹿島戦でいかに形のある決定機を作れるかが生命線となる。
- 中盤の経験値では鹿島に分がある。34歳の柴崎岳はヘタフェ、デポルティーボ、レガネス、テネリフェとスペインで7シーズンを過ごしたCMで、2016年クラブW杯決勝のレアル・マドリード戦で2ゴールを挙げた経歴の持ち主。相棒のCDM三竿健斗はOHルーヴェンとCDサンタクララで欧州を経験した奪取役だ。対するガンバは左利きのCDM美藤倫(24歳・関西学院大出身)と、RWDモレンベークで2シーズンを戦ったCM安部柊斗の運動量で主導権を押し返したい。
- 鹿島の2トップはレオ・セアラと吉田湊海という年齢差13歳のコンビ。31歳のブラジル人CFレオ・セアラはJリーグで5シーズン連続2桁得点を達成し、2025年には得点王として鹿島のリーグ制覇を牽引した万能型ストライカー。相方の吉田は鹿島史上最年少でJ1デビューを飾った18歳のCFで、U-15クラブユース選手権MVPの実績を持つ逸材だ。中盤の一角に入った鈴木優磨(30歳・元シント=トロイデン)を含めた前線の絡みに注目したい。
- ガンバの2列目は宇佐美貴史、ウェルトン・フェリペ、山下諒也の3枚。34歳の宇佐美はクラブ史上初の飛び級でトップ昇格した生え抜きで、バイエルン・ミュンヘンやホッフェンハイムなどドイツの複数クラブでプレーしたSS。ウェルトンは両足を遜色なく扱えるブラジル人LWで、ブルガリアのレフスキ・ソフィアから加入した大外の仕掛け役。164cmのRW山下諒也は東京ヴェルディ、横浜FCで磨いたスプリント力で右サイドを走り切る。
- 最終ラインの対人勝負も見どころだ。鹿島は186cmの日本代表CB植田直通(セルクル・ブルージュ、ニーム経由)と、左利きの韓国人CBキム・テヒョン(186cm・元蔚山現代、サガン鳥栖)のコンビでガンバの前線を迎え撃つ。対するガンバは柏レイソル育ちで名古屋グランパスから加入した初年度にベストイレブンへ輝いた中谷進之介と、湘南・福島・栃木を渡り歩きJ通算200試合超を誇る福岡将太がセアラを封じにかかる。
- ガンバのベンチには古巣対戦となる佐々木翔悟が控える。26歳の左利きCBは鹿島アントラーズの下部組織出身で、いわてグルージャ盛岡とジェフ千葉でJ2・J3の実戦を積んできた。左足から繰り出す正確なロングフィードでビルドアップの起点となるタイプだけに、出番が訪れればかつて育ったクラブを相手に特別な感情を抱いてピッチに立つことになる。
- ゴールマウスの顔ぶれも対照的だ。鹿島の早川友基は187cmの27歳で、2025年にJリーグMVPとベストイレブンを同時受賞した反射神経の持ち主。至近距離からのシュートにも指先一本で対応する。対するガンバの一森純は35歳で、セレッソ大阪の下部組織からレノファ山口、ファジアーノ岡山と下部リーグを経てJ1の定位置をつかんだ苦労人。鋭い予測とコーチングで最終ラインを統率する。
- ベンチに並ぶ攻撃のカードにも色がある。鹿島は186cmのスロバキア人RWアレクサンダル・チャヴリッチ(元スロヴァン・ブラチスラヴァ、KRCヘンク)と、横浜F・マリノスで2022年のリーグ優勝に貢献した34歳のLWエウベルを温存。ガンバはチュニジア代表歴を持つ34歳CFイッサム・ジェバリ、189cmでトルコ代表歴のあるデニス・ヒュメット、そして「浪速のメッシ」と呼ばれた元マンチェスター・シティの食野亮太郎と、タイプの違う3枚を用意している。