🏏 2026-10-09 (金) 19:00 JST
柏レイソル
vs
ヴィッセル神戸
3-4-2-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 首位ヴィッセル神戸(勝ち点19・6勝1分1敗・得失点差+7)が、勝ち点1差で追う2位・柏レイソル(勝ち点18・6勝0分2敗・得失点差+5)の本拠地に乗り込む第9節最大の一戦。柏はここまで8試合で引き分けが一度もなく、勝つか負けるかの極端な戦績で2位につけている。勝った側がこの節を終えて首位に立つ、純粋な直接対決だ。
- 神戸はここ5試合すべて勝利と完全に波に乗っている。第4節にホームでセレッソ大阪を1-0、第5節は敵地で東京ヴェルディに2-0、第6節はホームでV・ファーレン長崎に3-1、第7節は鹿島に2-1、第8節は敵地でガンバ大阪を1-0と退けた。5試合でわずか2失点、8試合でも5失点という堅さが首位の原動力になっている。
- 一方の柏は直近5試合のうち4試合がアウェー。第7節は京都サンガを敵地で3-2、第8節は町田ゼルビアを敵地で4-2と、2試合連続で3点以上を奪って勝ち切った。ただし唯一のホームゲームとなった第6節は横浜F・マリノスに0-2で完敗しており、8試合17得点12失点という打ち合い型のチームが、本拠地でどう首位を迎え撃つかが焦点だ。
- 柏の3-4-2-1は中盤の構成に妙味がある。ダブルボランチは「和製デ・ブライネ」と評される24歳の中川敦瑛(2024年デンソーカップMVP)と、左利きで長短のパスを蹴り分ける28歳の小西雄大。小西はガンバ大阪のアカデミー育ちでリカルド・ロドリゲス監督のサッカーを熟知した加入組だ。2シャドーには両足を使うCAM小泉佳穂(30歳・浦和でACL制覇)と、川崎フロンターレ育ちのLM山内日向汰(25歳)が並ぶ。
- 神戸の前線は日本代表級の経験値が並ぶ。36歳のCF大迫勇也はヴェルダー・ブレーメンや1.FCケルンでプレーし、2018年ロシアW杯のコロンビア戦で決勝ゴールを挙げた稀代のポストプレーヤー。34歳の武藤嘉紀はブンデスリーガ、プレミアリーグ、ラ・リーガの欧州3大リーグすべてで得点した初の日本人で、2024年にはJリーグMVPに輝いた。右にはボタフォゴやパルメイラス出身の32歳RWエリキが構える。
- それを迎え撃つ柏の3バックは、ビルドアップの質で対抗する。中央の古賀太陽(27歳・柏アカデミー育ち)は右利きながら左足の精度も高く、3バックの真ん中から鋭い縦パスで攻撃にリズムを生むCB。左の杉岡大暉(28歳・182cm)は鹿島と湘南を経た左足の推進力が武器で、右の馬場晴也(24歳)は東京ヴェルディ下部組織出身でU-17W杯経験を持つアグレッシブな守備者だ。
- 神戸の先発には古巣対戦となるジエゴが名を連ねる。31歳のブラジル人は左足のキック精度と運動量を武器にするMFで、松本山雅、水戸、徳島、サガン鳥栖とJリーグを渡り歩いた経歴の中に柏レイソルも含まれる。日立台の雰囲気を知る男が中盤でどれだけボールを落ち着かせられるかは、神戸が主導権を握るうえで小さくない要素になる。
- 柏のベンチにも古巣対決の選手がいる。31歳のLW汰木康也は183cmの長身ながら細かいタッチで相手を外すドリブラーで、モンテディオ山形、浦和レッズを経てヴィッセル神戸でプレーした。ゴール左斜め45度の「ユルキゾーン」からの仕掛けが代名詞だけに、終盤に投入されれば古巣の右サイドを担う高橋壱晟との1対1が生まれる。
- 中盤の経験差も見逃せない。神戸の酒井高徳は35歳で、ハンブルガーSVでブンデスリーガ日本人初のキャプテンを務めた国際派。相棒の井手口陽介は30歳で、セルティックでのプレー経験に加え、W杯予選オーストラリア戦の決勝ゴールという大舞台での実績を持つボール奪取役だ。柏の中川・小西コンビが、この経験豊富な2人からセカンドボールを拾えるかが試合の流れを左右する。
- 守護神対決とベンチの切り札にも注目したい。神戸の前川黛也は191cmの32歳で、ハイラインの背後をカバーする守備範囲と足元の技術で2023年のJ1制覇を支えた。控えには2022年カタールW杯に出場した37歳の権田修一も座る。柏の若原智哉は京都サンガの下部組織出身の26歳で、長崎と千葉を経て加入した反射神経型。柏は50mを6秒で走る日本代表FW細谷真大と、30m前後のFKを正確に蹴る33歳の原川力をベンチに残している。