🏏 2026-10-10 (土) 15:00 JST
アビスパ福岡
vs
ファジアーノ岡山
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 福岡は8試合で1勝1分6敗の勝ち点4、得失点差-3で18位に沈んでいる。同じ勝ち点4の19位東京ヴェルディ(得失点差-8)と20位ジェフ千葉(-11)をかろうじて上回る位置で、直近5試合は京都に1-2、ホームで浦和に2-3、広島に0-1と黒星が続き、唯一の勝ち点は水戸との1-1ドローだけ。勝ち点13で9位の岡山を本拠地で止められるかが、降格圏脱出に向けた分岐点となる。
- 対する岡山は4勝1分3敗の勝ち点13で9位、得失点差+1。第5節に敵地で千葉を2-1、第6節はホームで広島を3-2、第7節にはアウェーで浦和を2-1と破って3連勝を飾ったが、第8節はホームで京都に1-2と足を止められた。首位の柏レイソル(勝ち点21)とは8差で、上位戦線に踏みとどまるには最下位圏の相手から確実に勝ち点を積みたい一戦だ。
- 最大の因縁は福岡の1トップに入るウェリック・ポポ。24歳のブラジル人CFは前所属にファジアーノ岡山を持ち、レッドブル・ブラガンチーノからの期限付き移籍で岡山の前線を務めた経歴を持つ。コパ・サンパウロ得点王の実績と190cmの高さ・フィジカルを熟知する古巣の最終ライン、191cmの立田悠悟と188cmの大森博との空中戦が、この試合最大の見どころになる。
- 両軍とも3-4-2-1を選択したミラーマッチで、ウイングバックの質が幅の取り合いを左右する。福岡は右に本職SBの湯澤聖人(キックオフ当日に33歳の誕生日を迎える2023年ルヴァンカップ優勝メンバー)、左に横浜FC育ちの前嶋洋太。岡山は166cmの白井康介と167cmの山根永遠という小柄ながらスピードと運動量に優れる両翼で、福岡がどこまで押し下げられずに耐えられるかが問われる。
- 中盤の循環役は岡山のオベルダン。浦項スティーラース時代に2023年・2024年と2年連続でKリーグのベストイレブンに選ばれ、2026年に全北現代モータースを経て完全移籍した31歳のブラジル人は、自らを「コネクター」と表現するポジショニングとパス精度で攻守をつなぐ。福岡は球際の強さと縦パスが武器の椎橋慧也(元名古屋・柏・仙台)と、神奈川大から特別指定で加わった前田快のコンビで対抗する。
- 2列目の対決も対照的だ。福岡のシャドーは鹿島から加入した師岡柊生と、福岡大でフィジカルを鍛え直しキープ力と視野の広さが光る重見柾斗。岡山は2018年アジア大会金メダリストで韓国代表30試合超のナ・サンホと、レノファ山口で16歳のJリーグデビューを飾った23歳の河野孝汰を並べる。右利きながら左から中へ切れ込むナ・サンホを、福岡の左WB前嶋がどう受け渡すかが焦点になる。
- 最終ラインの高さ比べも注目される。岡山の3バックは2019年にA代表デビューした191cmの立田悠悟、徳島育ちで福島・栃木のJ3を経て一段飛ばしでJ1に挑む188cmの大森博、そしてJFAアカデミー福島出身でU-20日本代表の19歳・森壮一朗という構成。福岡は185cmの田代雅也、FC東京から期限付き移籍中の岡哲平、左利きの辻岡佑真で受けて立つ。福岡は8試合で9得点、岡山も11得点と爆発力に欠けるだけに、セットプレーの一本が重い意味を持つ。
- ゴールマウスの顔ぶれも個性的だ。岡山はベルリン出身で196cmの左利きGKレナート・モーザー。ウニオン・ベルリンの育成からベルギー、オーストリア、デンマークを渡り歩いた26歳が、欧州仕込みのポジショニングで守る。福岡はベガルタ仙台の下部組織出身で185cmの守備範囲を武器にする24歳の小畑裕馬が先発し、ベンチには福岡県出身で191cmの永石拓海が控える。
- ベンチの経験値も勝負を分ける要素になりそうだ。岡山は元日本代表で両足から決定的なパスを通す江坂任(34歳、柏時代にJリーグベストイレブン選出)と、清水エスパルスで14シーズン・4年連続キャプテンを務めた竹内涼(35歳)、J1通算140試合超の松本昌也を温存。福岡も鹿島で2024年にJ1で36試合5得点の名古新太郎と、V・ファーレン長崎で主将を務めた左利きの秋野央樹を控えに置く。