🏏 2026-10-10 (土) 15:00 JST
FC東京
vs
浦和レッズ
4-4-2 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- FC東京は5勝2分1敗の勝ち点17で5位につけ、14得点8失点の得失点差+6はリーグ有数の堅さを示す。直近5試合は敵地で長崎に3-0、清水と1-1、ホームで京都に2-0、敵地でG大阪に2-0、ホームで名古屋に1-0と4勝1分で無敗、しかも第6節からは3連勝中だ。勝ち点17は3位広島・4位町田と並び、得失点差だけで5位。1試合未消化のまま首位柏レイソル(勝ち点21)を4差で追う好位置にいる。
- 浦和は4勝0分4敗の勝ち点12で10位。8試合で引き分けが一度もなく、16得点18失点という白黒はっきりした戦績が特徴だ。第4節にホームで横浜FMを3-2、第5節は敵地で福岡を3-2、第6節も敵地で鹿島を1-0と3連勝したが、第7節はホームで岡山に1-2と足元をすくわれ、第8節に東京Vを3-1で退けて立て直した。5位の相手に勝てば一気に上位が見えてくる。
- 最大の因縁はFC東京のセンターバック、アレクサンダー・ショルツ。33歳のデンマーク代表CBは浦和レッズ時代にJリーグベストイレブンに選出された守備の支柱で、アル・ワクラSCを経て今はFC東京の最終ラインに立つ。189cmの高さと危機察知能力を武器に、マテウス・サヴィオ、南野遥海、金子拓郎という古巣の3トップを封じにかかる。
- 右サイドバックの石原広教もまた浦和出身だ。169cmと小柄ながらCB・SB・WBを高いレベルでこなすユーティリティ性が武器で、浦和から湘南ベルマーレ、アビスパ福岡を経てFC東京にたどり着いた。熱量のある守り方でチームを鼓舞するタイプだけに、古巣を相手にした球際の強度はいつも以上に上がるはずだ。
- FC東京の4-4-2と浦和の4-3-3の噛み合わせでは、中盤の数的関係が主導権を決める。浦和は川崎フロンターレで3シーズンを過ごし、テンポコントロールをピルロに例えられる世瀬龍樹をアンカーに、J1通算100試合の安居海渡と日本大学で主将を務めた左利きの植木颯を並べた3センター。FC東京は明治大出身でハイプレスのスイッチ役を担う常盤亨太と、育成組織出身で藤枝・鳥取へのローンを経験した20歳の永野修都がそこに挑む。
- FC東京の2トップは対照的な個性の組み合わせだ。188cmのブラジル人ストライカー、マルセロ・ヒアンはサガン鳥栖と横浜FCでJ1通算14得点のシーズンを経験したパワーとスピードの持ち主。相方の長倉幹樹は社会人リーグからJ1まで駆け上がった異色の経歴でルヴァンカップ得点王にも輝いた。受けて立つ浦和は左利きの根本健太、宮本優太、山根視来、林幸多郎という4バックで、高さよりも機動力とポジショニングで対抗する形になる。
- サイドの仕掛け合いも見逃せない。浦和の金子拓郎は右ウイングながら利き足は左で、札幌時代にJリーグ屈指のドリブラーと呼ばれ、ディナモ・ザグレブとコルトレイクで欧州も経験した29歳。カットインを受けるのはFC東京の左SBバングーナガンデ佳史扶で、アカデミー育ちの25歳は爆発的なスピードと1対1の強さを武器に日本代表にも選ばれている。逆サイドには「NEXT三笘薫」と評される22歳の俵積田晃太が構える。
- ゴールマウスには国を代表する2人が並ぶ。FC東京は韓国代表で80試合以上のキャップを持つ36歳のキム・スンギュ。J1、Kリーグ、サウジリーグを渡り歩いた187cmの経験値がチームを落ち着かせる。浦和は左足の正確なフィードでビルドアップを担う西川周作で、J1通算600試合超という数字がそのまま信頼の証だ。両者の足元の技術が、後方からの組み立て合戦を左右する。
- ベンチの顔ぶれも豪華だ。FC東京はJリーグベストイレブン5度の39歳・森重真人、2019年にJ1得点王とMVPを同時受賞した160cmの仲川輝人、直接FKの名手で左足のキックが武器の山田楓喜、ヴェルダー・ブレーメンでプレーした佐藤恵允を温存。浦和は187cmのスウェーデン代表サミュエル・グスタフソン(元トリノ、ヴェローナ)、日本代表デビューから3試合連続得点のオナイウ阿道、J2で得点王・MVP・ベストイレブンの3冠を獲った小森飛絢に加え、FC東京出身で複数ポジションをこなす渡邊凌磨が控える。