🏏 2026-10-11 (日) 16:00 JST
川崎フロンターレ
vs
名古屋グランパス
4-2-3-1 vs 3-4-1-2
控え選手
控え選手
見どころ
- 8位・勝ち点13の川崎(3勝4分1敗、得失点差+4)と、17位・勝ち点6の名古屋(2勝6敗、得失点差-7)という順位差のある一戦。首位の柏(9試合・勝ち点21)を追う川崎は1試合未消化のまま上位との差を詰めたいところで、名古屋は18位ガンバ大阪と同じ勝ち点6で並ぶ下位の攻防に身を置く。今季の両者の対戦はこれが初顔合わせとなる。
- 直近の流れは対照的だ。川崎は第6節に清水を3-1で下し、第7節はアウェイで水戸に1-0と競り勝ち、第8節は鹿島と3-3の打ち合いを演じて3試合負けなし。一方の名古屋は第5節に広島へ0-3、第6節にホームで町田に1-3、第7節に長崎へ0-2、第8節にFC東京へ0-1と4連敗中で、この4試合の得点はわずか1点。8試合で7得点という得点力が最大の課題になっている。
- 布陣は川崎の4-2-3-1と名古屋の3-4-1-2。川崎のダブルボランチは「和製カンテ」と称される169cmの橘田健人と、ガンバ大阪出身で意表を突くスルーパスを武器にする司令塔タイプの山本悠樹という組み合わせ。対する名古屋は毎試合11kmを超える走行距離を誇る34歳の稲垣祥と、広島時代から視野の広さで鳴らす森島司が中盤4枚の中央に並ぶ。ここの主導権争いが試合の流れを大きく左右する。
- 川崎の攻撃はトップ下の脇坂泰斗が組み立ての起点。2021年から3年連続でJリーグベストイレブンに選出された31歳は、狭いスペースでも奪われない技術で前を向かせる。両翼には初速の鋭いスプリントで裏を狙う31歳のブラジル人マルシーニョと、ハンブルガーSVやマクデブルクでプレーし2025年のJ1で13得点を挙げた左利きの伊藤達哉。最前線には191cmのデリキ・ラセルダが構える。
- 名古屋の2トップは25歳の木村勇大と37歳の永井謙佑という世代の異なる組み合わせ。木村は東京ヴェルディで背番号10を背負い2桁得点を記録した184cmのCFで、永井は2012年ロンドン五輪の決勝トーナメントでゴールを挙げた日本屈指のスプリンターだ。その背後にはFC東京アカデミー出身で複数ポジションをこなす内田宅哉が入り、前線3人で川崎の最終ラインを揺さぶりたい。
- 川崎のベンチには古巣対戦となる37歳の丸山祐市が控える。左利きのセンターバックで、FC東京と名古屋グランパスの両方で長年主力を務め、日本代表にも選ばれた経験を持つベテラン。正確なフィードとカバーリングでラインを統率できるだけに、終盤に投入されれば守備の締め方と古巣への感情の両面で見どころが生まれる。
- 名古屋の3バックには、ベルギーのKVコルトレイクでプレーした経験を共有する2人が並ぶ。185cmで空中戦の強さとチーム屈指のスピードを併せ持つ25歳の藤井陽也と、左足の強烈なミドルを武器に2025年のJ2で10得点を挙げベストイレブンに輝いた高嶺朋樹だ。そこに広島で4-4-2のCBとして定着した35歳の野上結貴が加わり、経験と機動力を混ぜた3枚で191cmのラセルダを迎え撃つ。
- 川崎の両サイドバックは左利きの2人。三浦颯太(26歳)はヴァンフォーレ甲府で能力を開花させ2024年にA代表へ初招集された攻撃的な左SBで、山原怜音(27歳・165cm)は清水エスパルスで4シーズンを過ごしたキックの名手。セットプレーや無回転のミドルシュートも持ち味で、この2人が供給するクロスの質が名古屋の3バックを押し下げられるかの分かれ目になる。
- GK対決も見応えがある。名古屋は197cmの日本代表GKシュミット・ダニエルで、KAAヘントやシント・トロイデンで4シーズン以上を過ごし足元の技術にも優れる。川崎は188cmのドイツ人スベンド・ブローダーセン。ザンクトパウリ育ちで、横浜FCとファジアーノ岡山ではJ1昇格に貢献した経歴を持ち、両足での正確なビルドアップが持ち味。後方からの組み立て精度が攻防のカギを握る。
- 両ベンチに並ぶベテランも見逃せない。川崎は2018年のJリーグMVPに輝いた40歳の家長昭博が控え、脱力した独特のリズムのキープ力で試合のテンポを変えられる。名古屋は「悪魔の左足」と称される32歳のマテウス・カストロ。2020年から名古屋の主軸となり、サウジアラビアのアル・タアーウンを経て2025年に古巣復帰した切り札で、強烈な左足シュートと縦回転のFKで一発を狙う。