🏏 2026-10-11 (日) 15:00 JST
水戸ホーリーホック
vs
清水エスパルス
4-4-2 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- J1第9節は13位の水戸と12位の清水による勝ち点1差の直接対決。8試合を終えて水戸が2勝3分3敗の勝ち点9、清水が3勝1分4敗の勝ち点10で、15位のV・ファーレン長崎(勝ち点8)までが射程に入る混戦の下位グループから抜け出したい一戦だ。9試合で勝ち点21を積み上げた首位・柏レイソルとの差は二桁に開いており、両者にとって取りこぼせない90分になる。
- 水戸の直近は振れ幅が大きい。第5節はホームで鹿島を4-2と撃破したが、その後は第7節で川崎に0-1、第8節は横浜FMに0-2と2試合連続無得点で連敗中だ。8試合11得点11失点で得失点差0という数字自体は下位の中で悪くないだけに、ロアッソ熊本やアルビレックス新潟を渡り歩いた31歳の谷口海斗と、左右両サイドをこなす加藤千尋の2トップが再び得点源になれるかが問われる。
- 清水は第4節に柏へ0-1、第6節は川崎に1-3と苦戦したが、第7節で福岡を1-0、第8節で千葉を2-1と退けていずれもホームで連勝を収めた。ただし8試合で6得点8失点と試合がロースコアに傾きやすく、アウェイでその白星の流れを継続できるかが試される。得失点差マイナス2を取り返すためにも、前線の仕上げの精度を引き上げたい。
- 清水の右サイドMF松崎快にとっては古巣・水戸との対戦となる。浦和レッズ、ベガルタ仙台、そして水戸を経てきた28歳の左利きは、ボールを失わないゲームコントロール力が最大の強みで、クラブの戦術解説動画を担当するほどの知性派プレーヤー。カットインとパスでリズムを生む彼を、水戸の守備陣がどう封じるかは大きな見どころだ。
- 清水のベンチにも水戸での在籍歴を持つ2人が座る。29歳のCB住吉ジェラニレショーンはアメリカ生まれで大学時代にFWから転向した異色の経歴を持ち、2024年のJ2ベストイレブンとして清水のJ2優勝とJ1昇格に貢献した。32歳のFW木下康介はドイツなど4か国での海外経験を積み、2024年に柏で11得点を記録した実績の持ち主。いずれも古巣相手の投入なら因縁含みの交代になる。
- 布陣は水戸が4-4-2、清水が4-3-3。フラットな中盤4枚で横幅を埋める水戸に対し、清水は中央に3枚を配するため、センターでの数的関係が試合の流れを左右しそうだ。水戸は165cmの鳥海芳樹(甲府時代の2025年にJ2で33試合9得点)と164cmの仙波大志(広島アカデミー出身で年代別日本代表歴)という技巧派コンビ、清水は大分アカデミー育ちで左利きのCDM弓場将輝とブラジル出身のディエギーニョが軸になる。
- 空中戦の構図も明快だ。清水の最前線に立つ193cmのオ・セフンは長身を活かしたヘディングと懐の深いポストプレーが武器で、U-20W杯7試合2得点など韓国の各年代代表を歩んできた左利きのCF。迎え撃つ水戸はいわきFCと札幌で鍛えた185cmの家泉怜依と、山梨学院高校で選手権優勝を経験した181cmの板倉健太というCBコンビで対抗する。
- 清水ユース出身の北川航也は、SKラピード・ウィーンでの欧州経験を経て古巣に戻った30歳。2019年のアジアカップに日本代表として出場した実績を持ち、相手DFの背後を突く動きとデコイランで味方を活かす。横浜F・マリノスと大分トリニータを経た24歳の井上健太も、スピードに乗った仕掛けとクロス精度でサイドから水戸を揺さぶる役割を担う。
- GK対決も見応えがある。水戸の24歳・西川幸之介は大分トリニータでJ2の正GKとして34試合に出場した足元の技術に優れるタイプで、精度の高いキックからビルドアップの起点になる。対する清水の26歳・梅田透吾は清水ユース育ちで、岡山への期限付き移籍中に右膝前十字靭帯を断裂する大怪我を負いながら、復帰後はセーブ率90%超を記録した安定感の持ち主だ。
- 終盤の交代カードも勝負を分ける要素になる。清水は2024年に磐田で32試合19得点を挙げた31歳のジャーメイン良、FC町田ゼルビア時代にリーグ最多17アシストを記録した司令塔・平戸太貴が控える豪華なベンチ。水戸は昌平高校時代に選手権得点王となった186cmの内野航太郎(U-22日本代表)と、立正大で関東大学2部の得点王に輝いた多田圭佑が切り札となる。