🏏 2026-10-11 (日) 15:00 JST
東京ヴェルディ
vs
サンフレッチェ広島
4-4-2 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 19位の東京ヴェルディと5位のサンフレッチェ広島という、勝ち点13差の対戦。ヴェルディは8試合で4分4敗の勝ち点4とまだ勝利がなく、同じ勝ち点4の20位・千葉と最下位圏に並ぶ。対する広島は5勝2分1敗の勝ち点17で、得失点差+14はリーグ最高の数字。9試合で21を積んだ首位・柏レイソルとは1試合未消化で4差につけており、上位進出を狙える位置にいる。
- ヴェルディの課題は8試合4得点12失点という数字に集約される。直近5試合はホームで鹿島に0-2、神戸にも0-2と零敗が続き、セレッソとの0-0、千葉との1-1を挟んで、第8節は敵地で浦和に1-3。前線を背負うのは尚志高校時代に選手権得点王となった25歳の染野唯月で、鹿島アントラーズで磨いたボールキープ力とPKを獲得する巧さで停滞した攻撃に風穴を開けたい。
- 広島は第5節にホームで名古屋を3-0、第7節はセレッソを6-1と粉砕し、第8節も敵地で福岡を1-0と退けて連勝中だ。直近5試合で唯一の黒星は第6節に岡山へ2-3と競り負けた一戦のみ。8試合20得点6失点という攻守のバランスの良さが5位という順位を支えており、未勝利の相手に対してもアウェイで強度を落とさずに入れるかが鍵になる。
- 布陣はヴェルディの4-4-2と広島の3-4-2-1。ヴェルディは浦和と町田で球際の強さを磨いた30歳のアンカー柴戸海と、横浜FCで長年プレーした司令塔・齋藤功佑が中盤を構成する。対する広島のダブルボランチは、スタンダール・リエージュやウォルバーハンプトンなど欧州4か国を渡り歩いた31歳の川辺駿と、17歳でクラブ史上最速のプロ契約を結んだ20歳の中島洋太朗。経験と才能の組み合わせだ。
- 広島のベンチには東京ヴェルディのアカデミー出身、前田直輝が座る。名古屋グランパス、横浜F・マリノス、浦和レッズを渡り歩き、オランダのFCユトレヒトでの海外経験も持つ31歳のレフティーで、スピードに乗ったドリブル突破が最大の武器。古巣のゴール前に投入されれば、ヴェルディ守備陣にとって最も厄介な存在になり得る。
- 広島の交代カードは格が違う。ウエストハム、アヤックス、ドルトムントでプレーした元コートジボワール代表のセバスティアン・ハラー(32歳・190cm)は、アヤックス時代にCL7試合連続ゴールという記録を打ち立てた実力者。もう1枚はアーセナルやボーフム、マジョルカを経た31歳の浅野拓磨で、「ジャガー」と称される爆発的なスピードが武器。終盤の投入だけで試合の構図が変わる。
- 広島の守備は8試合6失点と堅い。最終ラインは関西大学で主将を務め日本代表にも選出された186cmの荒木隼人、FCソウル育ちで左利きのビルドアップが光る韓国代表のキム・ジュソン、CB・WB・ボランチをこなすユーティリティの中野就斗という3枚。その背後には2024年のJリーグベストイレブンに選ばれた27歳の大迫敬介が構える。
- ヴェルディも後方には実績がある。GKマテウスはコリンチャンスの下部組織出身でU-20ブラジル代表歴を持つ189cmの33歳。2023年にはJ2全42試合にフル出場し、16年ぶりのJ1昇格を支えた守護神だ。CBは鹿島で出世番号「23」を背負った28歳の林尚輝と、ジュビロ磐田アカデミー育ちでパリ五輪世代のU-23日本代表に選ばれた24歳の鈴木海音。12失点という数字を改善したい。
- サイドの攻防では「新井」対決が生まれる。ヴェルディは東福岡高校で選手権とインターハイの2冠に貢献した27歳の福田湧矢と、166cmながらキレのある突破で左サイドを打開する新井悠太が仕掛ける。受けて立つ広島の右は、加入初年度にハットトリックを決めた30歳の新井直人。左には2019年のコパ・アメリカで日本代表に選出され、「菅キャノン」で知られる菅大輝が構える。
- ヴェルディのベンチは若さと得点力の両面を備える。FC東京のアカデミーで「天才」と評されU-17W杯も経験した26歳の平川怜、クラブ育ちでU-15からU-18まで日本代表に選ばれ続ける18歳の仲山獅恩が、流れを変えるカードになる。前線には2024年のJ1昇格プレーオフ決勝でゴールを決めた28歳の一美和成も控えており、1点の重みが増す展開での切り札だ。