🏏 2026-10-18 (日) 16:00 JST
FC町田ゼルビア
vs
アビスパ福岡
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 町田は9試合を消化して6勝2分1敗の勝ち点20で5位、得失点差は+12。1試合少ないまま首位サンフレッチェ広島(10試合・勝ち点23)と3差につけており、ここで白星を拾えば上位集団に完全に肩を並べる位置にいる。対する福岡は2勝1分6敗の勝ち点7で17位、勝ち点8の16位京都を1差で追う苦しい立ち位置からの挑戦となる。
- 直近5試合の流れは対照的だ。町田はW-W-D-L-Wで、第8節にホームで柏に2-4と打ち合いに屈したものの、第9節は敵地で京都を1-0と完封して立て直してきた。福岡はL-D-L-L-Wと苦戦が続き、第7節の清水戦0-1、第8節ホームの広島戦0-1と無得点で連敗した後、第9節ホームの岡山戦2-1でようやく今季2勝目をつかんでいる。
- 数字が示す両者の差は、守備よりも攻撃にある。町田は9試合で22得点10失点、福岡は11得点13失点。失点はわずか3の開きしかない一方、得点は倍の差がついている。残留圏の攻防にいる福岡にとっては、リーグでも屈指の堅守を敷く町田からいかに1点をもぎ取るかが、勝ち点7からの浮上を懸けた最大のテーマになる。
- 町田のボランチ前寛之にとっては古巣との一戦。福岡で5シーズンにわたりキャプテンを務め、J1で全試合出場を達成した31歳のCDMが、今度は敵として中央に立ちはだかる。ボール奪取力と豊富な運動量で中盤を支配するタイプだけに、かつての仲間たちとの潰し合いがこの試合の温度を決めることになりそうだ。
- 布陣は両者とも3-4-2-1のミラーマッチで、ダブルボランチの質がそのまま主導権に直結する。町田はマッカビ・ハイファでキャプテンを務めイスラエルリーグ3連覇を経験した30歳ネタ・ラヴィが配球を担い、福岡は市立船橋出身で球際に強い椎橋慧也と、福岡大時代にフィジカルを鍛えキープ力と視野に優れる重見柾斗がコンビを組む。
- 空中戦は町田の大きな武器になる。197cmのオーストラリア人CFテテ・イェンギが最前線で起点となり、192cmの望月ヘンリー海輝は50m近く飛ぶロングスローでセットプレー同然の場面を作り出す。迎え撃つ福岡は185cmの田代雅也と岡哲平、左利きの辻岡佑真で3バックを構成しており、この3枚が競り合いで我慢できるかが生命線となる。
- 1トップ脇のシャドーに入る小川航基と相馬勇紀は、タイプの異なる2枚だ。横浜FC時代にJ2で26得点を挙げてMVPに輝き、エールディヴィジでも得点を重ねた186cmの小川はポストプレーとエリア内の速いシュート動作が武器。166cmの相馬はドリブルと正確なクロスでサイドを切り裂く。福岡の守備陣は左右で質の違う対応を迫られる。
- 福岡は25歳のブラジル人CFウェリック・ポポを頂点に、見木友哉と師岡柊生がシャドーを務める布陣。コパ・サンパウロ得点王のポポはファジアーノ岡山とレッドブル・ブラガンチーノを経た高さとパワーが持ち味の点取り屋だ。東京ヴェルディで背番号10を背負った見木、鹿島から加入した師岡の推進力が、昌子源と岡村大八の対人守備に挑む。
- ウイングバックの上下動も見どころ。福岡は2022年に完全移籍して以降サイドの主力を務める左の前嶋洋太と、2023年のルヴァン杯制覇に貢献しJ通算200試合出場を達成した33歳の右・湯澤聖人が走る。町田は前線から最終ラインまでこなす万能型の明本考浩が左、192cmの望月が右に入り、縦の推進力で押し込みにかかる。
- ベンチの顔ぶれも厚い。町田は横浜FMで27試合10得点を記録した西村拓真、J1通算176試合21得点の技巧派・白崎凌兵、オーストラリア代表として長く戦ってきた35歳ミッチェル・デュークを後半のカードに残す。福岡は193cmの三國ケネディエブスと、2020年のJ1昇格に貢献して5年ぶりに復帰した上島拓巳を控えさせ、終盤の守り切りに備える。