🏏 2026-10-21 (水) 19:00 JST
アビスパ福岡
vs
ガンバ大阪
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 勝ち点7で並ぶ17位アビスパ福岡と18位ガンバ大阪という、順位表の下位を抜け出したい者同士の直接対決。10試合を終えて福岡が2勝1分7敗・得失点差-5、ガンバが1勝4分5敗・得失点差-8と、わずかな得失点差だけが両者を隔てている。首位サンフレッチェ広島の勝ち点23は遠く、19位ジェフ千葉の6、20位東京ヴェルディの4が背後に迫る状況だけに、互いに落とせない6ポイントマッチとなる。
- ガンバは直近5試合がL-L-L-L-Dと白星から遠ざかっている。第6節のジェフ千葉戦を0-2、第7節のホームFC東京戦を0-2、第8節のヴィッセル神戸戦を0-1、第9節の鹿島戦を0-2と4試合連続で無得点のまま敗れ、第10節の清水戦でようやく2-2と引き分けて連敗を止めた。10試合で10得点・18失点という数字が示す通り、得点力と守備の両面で立て直しが急務だ。
- 福岡も好調とは言い難い。第9節のホームでファジアーノ岡山を2-1で下したものの、第10節は町田にアウェイで0-3と完敗した。第6節の水戸戦が1-1のドロー、第7節は清水にアウェイで0-1、第8節はホームで首位広島に0-1と、1点差で競り負ける試合が続いている。ホームのベススタで確実に勝ち点3を積めるかが、残留争いの行方を大きく左右する。
- ガンバの左サイドバック初瀬亮にとっては、かつて在籍したアビスパ福岡との古巣対戦となる。ガンバのアカデミー出身で、ヴィッセル神戸ではJ1優勝を経験し、イングランドのシェフィールド・ウェンズデイでもプレーした29歳。元々右利きながら中村俊輔に憧れて左足を鍛え上げた両足の蹴り手で、正確なクロスとセットプレーは停滞するガンバ攻撃の数少ない武器になっている。
- ガンバの攻撃を動かす鍵は34歳の宇佐美貴史だ。高校2年次にクラブ史上初の飛び級でトップ昇格した生え抜きで、バイエルン・ミュンヘン、ホッフェンハイム、アウクスブルク、デュッセルドルフとドイツで4クラブを渡り歩いた経歴を持つ。セカンドトップの位置から両足で放つシュートの精度はJリーグ屈指で、4試合連続無得点に沈んでいたチームを一撃で救う可能性を秘める。
- 中盤の主導権争いは、福岡の重見柾斗・前田快のコンビとガンバの安部柊斗・美藤倫の対決になる。重見は福岡大学出身の25歳で、卓越したキープ力とスルーパスの精度でゲームを落ち着かせるタイプ。対する安部はFC東京の下部組織から明治大を経てプロ入りし、ベルギー1部RWDモレンベークで2シーズンを過ごした運動量型で、球際の激しさとエリアへの進入が持ち味だ。
- 福岡の3バックは186cmの上島拓巳を軸に、左利きの辻岡佑真とFC東京から期限付き移籍中の岡哲平(185cm)が並ぶ高さのある構成。ここに挑むのがガンバのブラジル人LWウェルトン・フェリペで、ブルガリアのPFCレフスキ・ソフィアから加入した両足使いの29歳だ。カットイン一辺倒にならず大外の縦のゾーンも使えるドリブルで、高さに勝る福岡の最終ラインをどう揺さぶるかが焦点になる。
- 福岡のサイドを担うのは33歳の湯澤聖人と29歳の前嶋洋太。湯澤はJ2時代の2020年からクラブの成長を支えてきた古株で、2023年のYBCルヴァンカップ優勝に貢献しJ通算200試合出場も達成した右の職人だ。前嶋は横浜FCの下部組織で6年を過ごし2022年に完全移籍した左の主力で、豊富な上下動とクロスの精度でガンバの両翼を自陣へ押し下げたい。
- ゴールマウスは対照的な2人が守る。福岡はベガルタ仙台の下部組織出身で185cmの24歳・小畑裕馬、ガンバは関西学院大からレノファ山口、ファジアーノ岡山とJ3・J2を経て這い上がった35歳の一森純。ガンバのベンチには2014年の三冠に貢献した40歳の東口順昭、福岡側にも191cmの永石拓海が控えており、守備が不安定な両チームだけにシュートストップの差が勝敗を分けかねない。
- 終盤のジョーカー争いも見どころだ。福岡は190cmのブラジル人CFウェリック・ポポを温存し、ガンバはチュニジア代表歴を持つ34歳イッサム・ジェバリ、167cmのスピードスター小柏剛、そして「浪速のメッシ」食野亮太郎をベンチに置く。食野はガンバの下部組織からマンチェスター・シティへ渡り、スコットランドとポルトガルを経て2022年に復帰した28歳で、膠着した展開を個で破る役割を期待される。