🏏 2026-10-21 (水) 19:00 JST
川崎フロンターレ
vs
ヴィッセル神戸
4-2-3-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 4位の神戸は10試合で7勝1分2敗の勝ち点22を積み、勝ち点23で並ぶ首位サンフレッチェ広島、町田ゼルビア、FC東京をわずか1ポイント差で追う位置にいる。対する川崎は4勝4分2敗の勝ち点16で7位、神戸とは6ポイント差が開いている。上位進出を狙うホームチームにとって、直接対決は差を一気に詰められる絶好の機会となる。
- 数字が示す両チームの性格は対照的だ。川崎は10試合で21得点を奪う一方、失点は16を数え、打ち合いを辞さない戦いぶりが続いている。神戸は17得点と爆発力こそ川崎に劣るものの、失点は10試合でわずか9。1試合平均1失点を切る堅守が4位躍進の土台であり、川崎の攻撃力がこのブロックをこじ開けられるかが最大の焦点になる。
- 直近の流れはどちらも上向きだ。川崎は前節、敵地でセレッソ大阪を4-2と撃ち合いの末に下し、第9節にホームで名古屋に1-2と落とした黒星を払拭した。神戸も前節はファジアーノ岡山の本拠地に乗り込んで3-0の完勝。ただし第9節では柏レイソルに2-4で屈しており、アウェイでの不安定さを見せた直後でもある。
- 中盤の主導権争いが試合を決める。川崎は「和製カンテ」と称される橘田健人と、Jリーグトップクラスの走行距離を誇る河原創という28歳の守備的MFコンビを底に置き、その前にU-20日本代表歴を持つ21歳の大関友翔がゲームメーカーとして入る。神戸はセルティックでプレーした30歳の井手口陽介と、V・ファーレン長崎出身の鍬先祐弥が球際で応戦する構図だ。
- 神戸の前線には日本代表の歴史を背負う2人が並ぶ。2018年ロシアW杯のコロンビア戦で決勝ゴールを挙げた36歳・大迫勇也は、ヴェルダー・ブレーメンや1.FCケルンで培ったポストプレーで起点を作る。相棒の武藤嘉紀はブンデスリーガ、プレミアリーグ、ラ・リーガの欧州3大リーグすべてでゴールを記録した初の日本人であり、2024年にはJリーグMVPにも輝いた34歳だ。
- 川崎の攻撃は191cmのブラジル人FWデリキ・ラセルダを軸に、左ウイングのマルシーニョが背後を突く形。ポンフェラディーナやモレイレンセで欧州を渡り歩いたラセルダの高さと、初速の速いスプリントで裏を取る31歳マルシーニョの速さはまったく質の異なる武器だ。フラメンゴ育ちのマテウス・トゥーレルと186cmの山川哲史が組む神戸CBコンビには、幅広い対応力が求められる。
- ゴールマウスには経験豊かな2人が立つ。川崎は188cmのドイツ人スベンド・ブローダーセンで、FCザンクトパウリ育ちながら横浜FCとファジアーノ岡山でJ1昇格を支えた実績を持ち、両足を使ったビルドアップにも長ける。神戸の権田修一は37歳、2022年カタールW杯に出場した日本代表GKで、ポルティモネンセでの欧州経験とコーチングで最終ラインを統率する。
- サイドの質とセットプレーも見どころだ。神戸の永戸勝也は横浜F・マリノスでリーグ優勝に貢献し、2年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞した左利きのサイドプレーヤーで、精度の高い左足のクロスとプレースキックが直接的な得点源になる。川崎の左サイドバック山原怜音も清水エスパルスで4シーズンを過ごしたキッカーで、無回転のミドルシュートも持ち味にしている。
- ベンチの厚みも勝敗を左右しそうだ。川崎は2017年にJリーグMVPと得点王を同時受賞した39歳の小林悠に加え、2025年のJ1で13ゴールを挙げベストイレブンに選ばれた伊藤達哉、3年連続ベストイレブンの脇坂泰斗、元ガンバ大阪の山本悠樹が控える。神戸はブンデスリーガで日本人初のキャプテンを務めた35歳・酒井高徳と、天皇杯で時速37.8kmを計測したジェアン・パトリッキが流れを変えるカードだ。