🏏 2026-10-01 (木) 19:10 JST
日本代表
vs
エクアドル代表
3-4-2-1 vs 4-4-1-1
控え選手
控え選手
見どころ
- キリンカップでの一戦は、日本の3-4-2-1とエクアドルの4-4-1-1がかみ合う構図になる。最前線に入るジョン・イェボア(26歳)はハンブルク生まれでガーナ人の父とエクアドル人の母を持ち、ヴォルフスブルクの育成を経て2024年にエクアドル代表を選択、デビュー戦で得点した異色の経歴の持ち主だ。セリエAのヴェネツィアで磨いた170cmの機動力を、日本の3バックがどう捕まえるかが立ち上がりの焦点になる。
- 日本の中盤センターは、アンカー的に振る舞う佐野海舟(25歳・CDM)と左利きのボックス・トゥ・ボックス型である田中碧(28歳・CM)の並び。佐野は鹿島、町田を経てマインツで主力に定着した守備範囲の広さが売りで、田中は2022年カタール大会のスペイン戦で決勝ゴールを挙げた勝負強さを持つ。対するエクアドルは、リーガMXのUNAMに所属するペドロ・ビテ(24歳・代表16試合1得点)とインデペンディエンテ・デル・バジェのヨルディ・アルシバル(27歳・同10試合1得点)が中央を組む。
- 2シャドーには久保建英(25歳・RW)と鈴木唯人(24歳・AM)が並んだ。久保はレアル・マドリード傘下でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのローンを経験した左利きで、カットインシュートとスルーパスの精度が持ち味。鈴木はブレンビー、清水エスパルスを経た万能型アタッカーで、ドリブル突破とミドルシュートで攻撃にアクセントを加える。この2枚が狭いスペースで噛み合えば、エクアドルの4枚並ぶ中盤を割る糸口になる。
- 右ウイングバックに入った堂安律(28歳)は左足のカットインが最大の武器で、2022年カタール大会ではドイツ戦・スペイン戦と連続ゴールを決めた。対面はACミランのペルビス・エストゥピニャン(28歳・代表53試合4得点)。2025年夏にブライトンから加入してクラブ史上初のエクアドル人選手となった攻撃的な左SBで、絶え間ないオーバーラップと精度の高いクロスを持つ。互いに前へ出たがる、主導権の振れ幅が大きいサイドになりそうだ。
- 逆の左ウイングバックは中村敬斗(26歳・LW)。トゥエンテ、ガンバ大阪を経て評価を高めた左利きで、左サイドからのカットインシュートが持ち味だ。対するエクアドルは最終ラインの右に、本職が中盤のアラン・フランコ(28歳・CM、代表57試合1得点)を置いた。アトレチコ・ミネイロで中盤の底を務める選手が最終ラインに入る形だけに、中村のスピードと仕掛けがどこまで通用するかは分かりやすい見どころになる。
- 日本の最終ラインは左から伊藤洋輝(27歳)、板倉滉(29歳)、瀬古歩夢(26歳)の3枚。伊藤はシュトゥットガルトでブンデスリーガ2位に貢献した後バイエルンへ移った186cmの左利きCBで、瀬古もグラスホッパーとセレッソ大阪で育った左足のビルドアップ型。左利きが2枚並ぶ構成で、後方からの展開力は十分だ。中央の板倉はボランチもこなす柔軟性を備え、2022年カタール大会でも守備の中心を担った経験を持つ。
- エクアドルのCBコンビは、2024年夏にアイントラハト・フランクフルトからPSGへ加わり1年目でチャンピオンズリーグ制覇を経験したウィリアン・パチョ(24歳・左利き・代表34試合2得点)と、193cmのジャクソン・ポロソ(26歳・ティフアナ)。高さと対人の強さが際立つペアだ。日本のベンチには上田綺世(28歳・ST)が控え、フェイエノールトでエールディヴィジの日本人最多得点記録を更新したエリア内の嗅覚とポストプレーで、この壁をこじ開けにいく。
- 両ゴールマウスには24歳と39歳が立つ。日本の鈴木彩艶はアメリカ生まれ・浦和レッズの下部組織育ちで、セリエAのパルマで2シーズン59試合に出場。2026年のW杯では日本の全4試合に先発し、同年8月にアストン・ヴィラへ移籍した190cmの守護神だ。エクアドルのエルナン・ガリンデスはアルゼンチン生まれで2019年に帰化したベテランで、代表34キャップ。2022年カタール大会でも3試合を守り、現在は母国アルゼンチンのウラカンでプレーする。
- 日本のベンチには性格の異なる攻撃の駒が並ぶ。鎌田大地(30歳・AM)はフランクフルトでEL優勝を経験し、ラツィオを経てクリスタルパレスでもトップ下やインサイドハーフを務める創造性の持ち主。伊東純也(33歳・RW)は両足を使える爆発的なスピードが健在で、前田大然(28歳・ST)はセルティックで磨いたハイプレスと走力を持ち込む。サウサンプトン出身の塩貝健人(24歳)、FCコペンハーゲンの鈴木淳之介(23歳・CB)ら若手の出番にも注目したい。
- エクアドル側の控えも厚い。フェリクス・トーレス(29歳・インテルナシオナル)は187cmの高さを生かして代表48試合5得点を記録するセットプレーの脅威で、アンヘロ・プレシアド(28歳・アトレチコ・ミネイロ)は代表54キャップを数える上下動型の右SB。前線にはアラン・ミンダ(23歳・代表19試合2得点)とアントワープのアンソニー・バレンシア(23歳)という両サイドを突ける若いアタッカーが並び、終盤の仕掛け合いに備える。