🏏 2026-08-17 (月) 21:00 CEST
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
vs
エルチェ
4-2-3-1 vs 5-4-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ラ・リーガ第1節。すでに開幕節を消化した8クラブの中ではアラベスが勝ち点3・得失点差+3で首位に立ち、同じく3ポイントのエスパニョール、セビージャが続いている。デポルティーボは今季からラ・リーガに戻ってきたクラブで、昨季を15位(10勝13分15敗・勝ち点43、49得点57失点)で終えたエルチェとの一戦は、序盤戦の立ち位置を占う開幕ゲームとなる。
- デポルティーボの2トップの一角に、37歳のピエール・エメリク・オーバメヤン(ガボン、187cm)が入る。サンテティエンヌで頭角を現し、ボルシア・ドルトムント、FCバルセロナ、チェルシー、マルセイユ、ACミランを渡り歩き、アル・カディシーヤを経てラ・コルーニャにたどり着いた大ベテランだ。相棒は背番号32のビル・ンソンゴで、経験と若さを組み合わせた前線が5バックのエルチェをどうこじ開けるかが最初の焦点になる。
- システムはデポルティーボの4-4-2に対し、エルチェが5-4-1。エルチェは19歳のブバ・サンガレ(エルチェ生まれ、16歳でレバンテの最年少出場記録を作りASローマに引き抜かれた逸材)を右、左利きのヘルマン・バレラ(24歳、アトレティコ・マドリードの下部組織出身)を左に配する両ウイングバックが生命線。対するデポルティーボはイタリア人ジャコモ・クアリアータ(26歳、元クレモネーゼ)と36歳のホアキン・ナバロが両サイドバックを務め、サイドの数的関係がそのまま主導権に直結する。
- 中盤の構図も対照的だ。エルチェは下部組織出身で古巣に復帰したゴンサロ・ビジャル(28歳、ASローマ、バレンシア、ヘタフェ、サンプドリアを経験)と、サラゴサ育ちのボール奪取型マルク・アグアド(26歳、アンドラ経由でセグンダの実績を携えて昇格)を軸に据える。デポルティーボは172cmのロレンツォ・アマトゥッチ(22歳、フィオレンティーナ、サレルニターナ)と163cmのマリオ・ソリアーノ(24歳、元アトレティコ・マドリード)という小柄なテクニシャン2枚で、球際の強度と技術の噛み合わせが見どころ。
- エルチェの5バックは足元に長けた面々が揃う。中央にはレアル・マドリード・カスティージャ出身でカディスから加入したビクトル・チュスト(26歳)、ザルツブルクとシュトゥルム・グラーツでオーストリア王者を経験したダビド・アッフェングルーバー(25歳)が並び、本職はアンカーの188cm、フェデリコ・レドンド(23歳、元アルゼンチン代表フェルナンド・レドンドの息子でインテル・マイアミから加入)も最終ラインに顔を出す。ビルドアップ能力の高い並びでオーバメヤンの背後を消せるかどうか。
- 守護神対決は13歳差だ。エルチェは39歳のアルゼンチン人マリアノ・ディトゥーロ(191cm)で、2024-25シーズンにセグンダでサモラ賞を受賞して昇格に貢献し、セルタ・デ・ビーゴやアラベス、トルコのファティ・カラギュムリュクでもプレーした国際経験の持ち主。デポルティーボは26歳のレオナルド・ロマン(189cm、レアル・オビエドとマジョルカを経て加入)がゴールを守る。
- デポルティーボのベンチには、古巣対戦を迎えるGKヘルマン・パレーニョ(33歳)が控える。イビサ、ウカム・ムルシア、エスパニョール、ジローナ、ラシン・サンタンデールを渡り歩いたキャリアの中にエルチェ在籍歴があり、勝手を知る相手との一戦だ。控えGKにはブレントフォードやセビージャ、オサスナを経験したアルバロ・フェルナンデス(28歳)も名を連ね、GK陣の層は厚い。
- デポルティーボの最終ラインは若く多国籍だ。19歳で193cmのポーランド人ブライト・エデ(モトル・ルブリンから加入)と、21歳のベルギー人ルーカス・ヌビ(元スタンダール・リエージュ)がセンターバックを組み、ベンチにはFCバルセロナ育ちで191cmのアルナウ・コマス(26歳、バーゼル経由)が控える。エルチェの1トップは191cmのフェルナンド・ニーニョ(25歳、マジョルカ、ビジャレアル、ブルゴス)で、長身同士の空中戦は見応え十分。
- エルチェの4枚の中盤の外には、23歳のポルトガル人マルティン・ネト(ベンフィカの下部組織出身、リオ・アヴェとジル・ヴィセンテを経てラ・リーガ初挑戦)と、下部組織育ちでモロッコにルーツを持つアユーブ・ウアリーが並ぶ。スピードとアジリティで仕掛けるウアリーと、運動量と深い位置からの配球を兼ね備えるネトの働きが、ブロックを固めた後のカウンターの起点になる。
- 終盤の交代カードも勝負を分ける。エルチェにはチリ代表歴があり、コロコロで72試合15得点8アシストを記録した左利きウイングのルイス・セペダ(23歳)、2019-20シーズンの昇格に貢献した36歳の右ウイング、ホサン、左利きの36歳CBビガスと、若さと経験が揃う。デポルティーボもテルスターから来た187cmのザカリア・エッダフチュリ(26歳、オランダ)や169cmの21歳ダビド・メジャを残しており、後半勝負の展開になれば持ち味が出る。